中野駅周辺の公有地は、中野駅周辺まちづくり計画ではどうなるのだろうか?

 中野駅周辺まちづくり計画の区域に該当する、中野区の公有財産リストをみると、土地・建物が全部でそれぞれ5カ所、土地で約2haあります。中野区役所庁舎(中野4丁目)、防災センター・区民斎場(中野4丁目)、中央中学校(中野4丁目)、南部教育相談室(中野2丁目)、中野体育館(中野4丁目)です。

 一方、東京都の2003年度東京都公有財産表(2004年3月31日現在)を見ると、都税事務所など約0.2haある。

 区庁舎と防災センター(土地は合計で9,569u)は、警大等跡地に建てられた建物(民間?それとも中野区?は不明)に移転することになっている。

 都税事務所(下記の中野4丁目西(東)エリアに相当)も、警大跡地内に配置する計画になっている。

 では、移転後のこれらの公有地は、民間に払下げ、高度利用をはかり大手の開発会社がやる大規模開発に役立ててもらうようにするつもりなのか。

たたき台2で示したまちづくり方針から(2004年10月発表)

 区役所・サンプラザエリア

 中野4丁目西(東)エリア

2005年3月30日に発表された「中野駅周辺まちづくり計画案」

 区役所・サンプラザエリア

 中野4丁目西エリア

 警大等跡地利用計画では国の公有地が使われて大規模開発がおこなわれ、警大跡地計画を含めた「中野駅周辺まちづくり計画」で中野駅の近くの公有地にある公共の施設が移転、駅から離れ、その駅近くのおいしい跡地は大手開発会社の利益の源泉となる?

 これらの公有地を使った巨大開発の全貌を知っているのは一体だれなのだ?

 この中野区ばかりでない、都の公有地の処理を含んだ「中野駅周辺まちづくり計画」は、中野区がかってに作成したのではなく、スケジュール表、議会での説明では、確かに都も含めた協議の上で作成されたことになっている。

 スケジュール表は、これまで2転、3転してきた。(2004年4月21日案同年8月4日案同年9月8日案同年11月9日案2005年2月16日案)その中で、東京都との協議は、地区計画(再開発促進区)等事前打ち合わせを進めていることになっている。また、関連自治体東京都、杉並区との3者の協議は、行なわれておらず、3月18日に初めて開催の運びになった。・・・この解明は整理中・・・・・・現段階の関連資料として、こちらを参考にしてください。

<関連資料_時系列で_>

土地利用転換等を含めて、多くの土地計画的な見直しもしていくべき・・・都

2003年9月3日第1回中野駅周辺まちづくり調査検討委員会議事録
東京都都市計画局 私どもは現在、用途地域の見直しなども東京都の方でさせていただいておりまして、まだ中野区さんにつきましては余り大胆な見直し等をやっておりませんが、この中野のこの地域につきましては、今のような土地利用を含めた基盤の見直し、土地利用転換等を含めて、多くの土地計画的な見直しもしていくべきではないかと思っております。そういった点ではぜひ、東京都としてもサポートしていきたいと思っております。

警察大学校の跡地の土地利用転換だけではなくて、中野サンプラザの将来的なまちづくり用地としての活用

2003年9月12日 中野区議会中野駅周辺・警察大学校等跡地整備特別委員会
久保田まちづくり課長
 (略)今回のまちづくりの「調査検討の与条件」と申しますか、前提条件として区が何を考えているかというようなことが前回の本委員会でもございましたので、現段階で考えております条件といったものを列挙させていただきました。大きな一つでございますけれども、警察大学校の跡地の土地利用転換だけではなくて、中野サンプラザの将来的なまちづくり用地としての活用、それから南口の供給公社の住宅の建てかえに合わせた拠点の整備、それからサンモール等既存の商店街、こういったところの連携によって、中野駅を中心とした賑わいの心の育成・整備といったものを目指したいといったことでございます。

サンプラザの立地を将来の中野のまちづくりに生かすため・・・・評価の視点として入れた

→中野区サンプラザの取得・運営等に関する企画調査業務受託者=(株)日建設計

2003年12月3日 中野区議会総務委員会
長沢委員 この選定委員会評価項目、まとめて聞いてしまいます。III番目、まちづくりに関することで、中野駅周辺まちづくりとの関連に配慮しているかというところはもう一つ抽象的なんですが、具体的にどういうことを想定しての設問というか、評価の視点なのかということ。(2点目略)ちょっとその2点を伺いたいんですが。
鈴木政策担当課長 私どももこのサンプラザ取得に関しましては、サンプラザの立地を将来の中野のまちづくりに生かすというふうなコンセプトを明確に打ち出してございますので、そういったあたりについての認識、情報収集が十分にできているのか。また、今回のスキームについてもそういったことを視野に入れた立案を心がけているのかというふうなところを評価の視点としては入れさせていただいております。

駅前開発に中野区が関与できるようにするために中野サンプラザを取得

2004年8月4日 中野区議会中野駅周辺・警察大学校等跡地整備特別委員会
鈴木政策計画担当課長 中野サンプラザの譲渡の話があって以来、なぜ中野区が買うのかという話は、議会を通じて私どもは説明してきたつもりです。一つには、一定の今持っているにぎわいを直ちに消すということは、現在の中野区にとっては損失だろうということが言えると思いますし、国は10年間やればいいよという条件でございますので、将来の中野駅のまちづくり、先ほど来話題になっておりますこの中野駅周辺、警大跡地を含みます大きなまちづくりの課題があるわけでございます。そういった中で、いわば一等地、駅前にあるということから、そこをどういうふうにつくるのかということに関して、全く中野区が関与しない状況ではあり得ないだろう。やはり区民や区がこうしたいというような計画、それをきちっと実現できる枠組みをつくることが重要ではないかということで、何らかの取得に関与、中野区が関与できる方法として、今日まで取得に向けて事業を実施してきているわけでございます。
 したがいまして、建物は堅牢であることは私どもも承知してございますけれども、外側とはまた別に、中は中でのいろいろ衛生感の問題等ございますし、いずれ大規模改修のサイクルが来るというふうにも承知してございます。そのときに全体のまちづくりの中でここが果たすべき役割を考えるならば、どんな姿がいいのかを今後さまざま議論していただくことになりますけれども、当初から将来のまちづくりについて、やはりあそこは重要な立地であるということは、区民にも御理解いただいていると考えてございます。

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