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内装補強式防音工事 テクニカルノート
1.計画概要 2.理論 3.天井編 4.壁編 5.床編 6.開口部編

3.天井編


図4−1 天井納まり図(吊天井)

天井二重構造
図4−2 二重構造
黒抜き部分をお風呂場構造にする

天井材
天井材(穴あき石膏ボ−ド)


 
 今回の建物の構造的な制約の為、天井の防音が厳しくなりました。 強度的に弱い部分があると、そこに音のエネルギーが集中し、一気に音が漏れてしまうのです。もともと天井は構造体の梁から吊られているので、重くできないですし、強度的にもとても弱いです。そこでその弱い天井をいくらかでも強くできないかとサンドウィッチ状にしてみました。それが図4−1です。
  要するに床の構造を参考にして、通常の天井をダブルに重ねたといえばいいでしょうか。

 今回の工事では図4−1の工事は行いましたが、図4−2までの工事はできませんでした。
 本来なら、ひとつの大きな箱を作ってお風呂場構造とし、そこの中間にこの天井構造を用いたかったのですが、大元のお風呂場構造が不完全の為、それは次回以降へ持ち越しとしています。

  それから、図4−1にあるロックウールですが、吸音材として使用しています。ボード状になっていて施工性も良い上、比重(最低80kg/m3以上必要)が重ければ遮音効果も高める事になるので、防音工事にはかかせません。一方、穴あき石膏ボード方は、性能・価格面は満足ですが、仕上がり面でもう少し検討する余地があるでしょう。