問21

  1. You must go home.
  2. You have to go home.

正解

  1. 例えば生徒が何か悪いことをしたので先生が怒って、「家に帰りなさい。」と言う場合。先生は生徒に帰りなさいと命令している。
  2. 例えばその生徒の家から電話がかかってきて、お母さんの具合が悪いから「家に帰りなさい。」と先生が言う場合。 先生は実際はその生徒はまだ学校にいてほしいと思っているかもしれない。

解説

must は話をしている人の主観で「帰りなさい」と言っている場合で、話している人が自分の意志として「〜しなければいけない」と思っています。 You must、He must と二人称、三人称に対して must を用いると命令になります。
それに対して have to は話をしている人の意志とは無関係な客観的な事情、客観的な理由により「〜しなければいけない」と言っており、この問題の例では「帰らなければいけない状況です。」と話しています。

あと2つ以下に例を挙げます。

問題 21−2
日本に初めて来たアメリカ人に「日本では車を運転する時は道路の左側を走らないといけません。」と教える時は must を使いますか? それとも have to でしょうか?

正解
どんなに強い言い方をしても have to です。「日本では車は道路の左側を走る」というのは法律で決まっている客観的な事で、話している人が決めたことではないからです。法律、規則から「〜しなければならない。」は常に have to を用います。

問題 21−3
今度は主語が一人称の場合です。次の2文はどう違いますか?

  1. I must study English hard.
  2. I have to study English hard.

正解
1 は「英語を勉強しなきゃいけない、やるぞ。」という本人のやる気がかなりあらわれています。2 は例えば来月アメリカに出張があるから、勉強しなきゃいけないな。という、やらなきゃいけない状況だから仕方なく、というような意味にとれてしまいます。

have to の方が must よりもやわらかい言い方だ、と今まで習った事があると思いますが、もの事は客観的な言い方をした方がやわらかくなるのでそうなっています。しかし、自分の事を言うときなどは must を使った方がいい場合もあります。
なお、特にアメリカ英語ではどちらの意味でも have to を使うべきだ、という人もいます。
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