歴史的景観地域 茶道の道 小川通り寺之内上る
 表 千家
 表千家は千利休(1522〜91)の没後、少庵が千家再興を許された
少庵が不審菴をこの地に移して表千家となりました。
表門は仕官していた紀州家からの拝領で、寛政6年に建てられた祖堂は
四畳半茶室の点雪堂や利休の祀堂などからなり、重要文化財となってい
ます。国指定名勝の庭園は国指定名勝です。春屋宗園の千利休像は重要
文化財になっています。
裏千家
表千家の北隣にある裏千家は、千宗旦が隠居所として今日庵を建てたのが始まりです。一間腕木門の表門は趣があります。 裏千家住宅として重要文化財となっている一群の建物は、一畳台目の今日庵をはじめ4畳半の又隠(ゆういん、棟札に天明8年(1788)とある寒雲亭など歴代宗室家元の好みを反映しております。天明の大火後,天保10年(1839)ごろまでの間に再建されました。

邸内にある名水「梅の井」から午前四時半にくみ上げた水で湯を沸かして利休に茶を捧げることが日課とか。

裏千家の門前にある本法寺へは石橋を渡ります。この橋は今では埋め立てられた小川に架かる橋で、植え込みの奥に見えるわずかな暗渠が名残をとどめています。

今は公園になっている場所は埋め立てるまで川だった所で、ここにあった橋が百々橋で、往時の礎石が残っています。

小川通りは茶道一色で、茶会のあるときは凛とした緊張感が漂います。行きかう人々も和服が多く、いかにも茶道の道という感じがします。
堀川を抜ける、茶道資料館があります。千家さんから会館に通じる道には警備員が立っていますが、横の本法寺の入り口は自由に往来できます。