登山道最大の難関?、雪渓の遠望。
歩いている人との比較で、その大きさが分かります。
積雪時には、「アイゼンが必要か?」との質問が多いが、相手の力量が分からないので、「4本爪で十分だから、持ってきた方が良い」と答える事にしています。
ところが、そう答えると、重い、かさばる(4本爪でソウとは思えないが)本当にアイゼンが必要なほど危ないのか?・・・との思惑から、「無くても何とかならないか?」と返してくる方がほとんどです。
多くの登山者が、顔を引きつらせながらもアイゼン無しで渡り切るので、そういう実例を見れば必ずしも必要は無いのかも知れません。
しかし、滑る事が怖くて、踏み跡を一歩も外さまいと歩く登山者がほとんどである事を見れば、我々としては「アイゼンは必要」と答えるしかありません。

毎年8月になっても、登山道の数ヶ所には雪渓が残っています。
グリーンパトロールによって階段状に道を切るなどされていますが、転ぶ事を畏れておしりで滑り降りる者が多いため滑り台と化しています。
ココで登山者を観察する限り、雪の上の歩き方を身につけている方はほとんどいません。
み〜んな初めてスケートをするかの様に手足をバタつかせて悪戦苦闘しています。

困った事に、「疲れたー」と感じる中間地点から、道はさらに急登になります。
辛い事ですが仕方がありません。
ガンバリましょう!!。

途中の祠、祓い堂と呼ばれています。


無情にも登りは続きます。
歩きましょう。

別山山頂から望遠で・・。
山荘後方に見える山は、知名度ナンバー1、あの山々。

最後に長い直線があります。
これを登り切れば・・。


到着です、ようこそ一の越へ。
目の前がパァーッと開け、心と身体がスッーと楽になるでしょう。
東西が大きく開けた稜線には心地よい風が吹き(時には吹きすぎ)、途中でかいた汗は、たちまち収まります。
「視界が良ければ」の条件付きではありますが、ここからの景色は、ココまでの苦労に十二分に報いてくれるモノと思います。
ぜひ、頑張ってお出でくださいませ。
無粋ではありますが、頂上まで行く方にとってはココは中間点です。
さらなる苦労が待ち受けていますので、気を抜きすぎないように。