日本航空の「MAGIC-II装着機材」搭乗レポート
MAGIC-ll装着機材の内部
●JALの新世代ジャンボ機に搭乗する。
シンガポールへの往復は
日本航空
を利用しました。
出発便は9/27(木)のJL711便(機材はMD-11・JA8588)を利用、帰国便は10/1(月)のJL710便(機材はB747-400・JA8910)で日本に戻ってきました。
帰りの便のJL710便の機材は、
エコノミークラスのシートにもパーソナルテレビ(シートに液晶テレビが埋め込まれている)が搭載されている、
「MAGIC-ll装着機材」
でありました。
仕様やエンターテイメントプログラムの内容については
日本航空のWebページ
をご覧にいただくとして、実際にどんな感じだったか?についてリポートします。
●モバイルマニアに嬉しい装備
「MAGIC-ll」の大きな特徴として
「飛行機の中から電話がかけられる!」
ことがあげられます。
コントローラーの前面は、機内エンターテイメント(オーディオ・ビデオプログラム)の操作パネルとなっていますが、裏側には電話機のダイヤル・操作スイッチがついております。
おおまかな操作方法は、
コントローラについてるクレジットカード読みとり機にクレジットカードを通し、「00+<国番号>+<0を抜かした市街局番>+<電話番号>+#」(日本なら、00−81−3−1234−5678#のように)をダイヤルすると、衛星電話を使って電話ができる!
仕組みとなっております。
コントローラ前面
コントローラ後面
ということで、実際に私も使ってみることに(^o^)。
というのも、専門学校時代の知人が「日本航空が販売している2002年版の手帳が欲しい」という話を出発前にしていた所、機内免税品の販売と通信販売の案内が書かれた「JAL SHOP」に手帳を発見。報告だけしておこうかと思い、日本時間の午前0時20分頃、電話をしてみました。
ダイヤルしてから呼び出し音が鳴るまで少々時間がかかるのですが、音質の方は国内の某携帯電話事業者N社の従来型携帯電話サービスよりも音が良く、一般加入・PHSレベルとまではいかないものの、問題なく通話することができ
ました(^o^)。若干、相手と自分の声にエコーがかかりますが、そんなに問題なレベルではありません。
「空の上から電話」というのはまだ珍しいようで、その知人も非常に喜んでおりました(^o^)。
感想としては「海外なんだけど、宇宙から電話が掛かってきたような感覚」らしいのです。
課金の方は、
1分あたり$7.9(通話先までの距離は関係ないようです)
となっております。
1分30秒ぐらい話していたので、ちょっと課金が恐ろしいのでありますが(^-^;)。でも、パリからコレクトコール約3分よりも安いですね(94年3月で3,500円した)。
さて、音声通話をしてから気が付いたのですが、このシステム、
データ通信にも対応
しているようです(^o^)。
コントローラの液晶画面の設定項目には「データ」と「ファックス」のモード切り替えが存在
しており、コントローラが収納されているボックス(下記画像参照)内に
モジュラージャックを発見
しました!。
コントローラBOX後のモジュラー
電話機の操作説明書
今回は音声通話だけの実験にとどまりましたが、機会があったらデータ通信もやってみたいものです。
余談ではありますが、コントロールパネルでメニューを選択する時に、どこかで見たことのあるような「砂時計アイコン」(Windows 3.1時代のデザインをした、ちょっと大きめなアイコン)が表示される事があります。
もしかすると、
Windows系のOS(CEとかPoket PC)で動いている
のでしょうか。ゲームの中に「ソリティア」があるので非常に気になったのですが(^-^;)(わかる人がいたら教えてください)。
●飛行機マニアに嬉しい装備!
飛行機マニアにとって嬉しいのが、メニューのトップから選択できる
「ナビゲーションマップ」の存在と、「機外カメラ」で前方と飛行機の下部分がモニターできる
事ではないでしょうか。
ナビゲーションマップ画面
MagicIIのメイン画面
「ナビゲーションマップ」は、B747-400やMD-11の機内モニターに映し出される、現在位置の表示や飛行機の高度・時速・気温、到着予定時刻などが表示
される、カーナビの機能のような画面です。
今回搭乗した便は座席に余裕があったので、窓際から3席を独り占め状態となり、自分の座っているシートでは音楽プログラムを、隣ではナビゲーション画面を表示させておきました。
「機外カメラ」ですが、前方側カメラの映像は、離着陸時は非常に迫力があります。
着陸時は滑走路の誘導灯が徐々に近づくのがわかり、コックピットから見ているような雰囲気
を楽しめます。
下方カメラの画像も、陸地が見えてくるとその威力を発揮。本当に成田空港近辺は田舎であることが実感できます。
●普通の人に嬉しい装備!
「うたろうほーむぺーじ」が、非常にマニアックなホームページであると自負しているので、「普通の人」に関する項目が最後となっております(^-^;)。
映画チャンネルが10、音楽が9、ゲームが7種類もあるので、長時間のフライトでも飽きないと思います。
しかし、今回は深夜便(シンガポールを22:45発、成田到着6:25)なので、映画や音楽を聞かずに寝ている時間の方が多かったのですが(^-^;)。
それでも音楽チャンネルで、”お気に入りのチャイニーズポップス”の曲(シンガポール出身・台湾デビューした、ステラ・ホアン(広末涼子に似ている)の「等」という曲)が流れた時には機嫌で(笑)、
音質に関しても従来のシステムより音がハッキリ出ている感じです。
ウォークマンからディスクマンになった位の違いはあると思います
(あんまりオーディオに詳しいという人間ではないのですが)。
基本的な事なのですが、
シートも前より良くなっている感じ=形が良くなったような気がします。
色もグレー系になった(MD-11や今までの-400は紫色系のシートだったので)雰囲気的も落ち着いたというか。
以上、日本航空の「MAGIC-ll装着機材」搭乗レポートについてお伝えいたしました。
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