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平成18年4月29日更新
| 第1章 ネチケットについて |
| 第2章 電子掲示板のネチケットについて |
| 第3章 管理人の責任 |
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1.定義
「ネットワーク・エチケット(network etiquette)」を一語にまとめた造語。インターネット等のネットワークを利用する人が守るべき倫理的基準。電子メール、メーリングリスト、WWW上の電子掲示板、チャット、Netnewsなどを利用する際に守るべき最低限のルールをまとめたものである。特定人物の中傷や差別的な用語を用いないなどの一般社会でも通用する常識的なエチケットのほかに、チェーンメールの禁止や大容量メール配信の禁止、文字コードの制限など、ネットワーク特有のものもある。(IT用語辞典より)
2.背景
インターネットは今日、世界規模での爆発的な拡大により、わが国においても社会的インフラとして位置づけられるようになってきている。オープンなネットワークであるインターネットにより、利用者にとってはホームページを介して国内外を問わず他のネットワーク上のコンテンツやサービスを利用することが可能になり、社会生活上の利便性が画期的に向上した。しかし、同時に、プライバシー侵害、誹謗中傷、わいせつなどの有害コンテンツ、薬物などの非合法ショッピングなど、様々な問題がパソコン通信と比べてより広範囲に発生し、大きな社会問題となっている。
これらの問題の中には、ルールやマナーをある程度理解していれば、未然に防ぐことが可能なものも多い。そんな背景の中で重視されるようになってきたのが、このネチケットである。
3.性格
ネチケットの性格は、「エチケット(作法)」であり、「公衆道徳」である。法律や規制ではない。法律や規制は、内容が確定的であり、一定の人が一定の範囲で守る義務がある。
それに対して作法、道徳、倫理は、内容解釈に個人幅があり、守る義務もない。共同体の構成員が互いに快適に暮らせるよう、長い時間を積み重ねてできあがった非公式のルールである。だから守る義務はないが、守らなければ他人から非難され、いずれその共同体から締め出される、そういう代物である。
4.現状
作法、道徳、倫理は、共同体の中で長い時間を積み重ねながら作られていくものであるが、この範疇に属するネチケットが置かれる共同体は、最近できたインターネット社会であり、時間的に見てまだまだ未熟・未完成であり、周知も不十分である。
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1.サイバースペースの種類
サイバースペースの種類としては、電子メールやメーリングリスト、WWW上の電子掲示板、チャット、Netnewsなどがあるが、これらの種類によって、コミュニケーション方法がそれぞれ異なる。
そのためネチケットの内容は、これらの種類に関わらず共通のものと、種類によって固有のものとがある。
よってここからは、電子掲示板のエチケットに限定する。
2.いろいろあるネチケット
前章で触れたとおり、ネチケットはまだまだ未完成かつ周知不足な段階である。
統一的なネチケットとして社会から認められた「統一憲章」たるものは存在していないが、その中でも現在有力または汎用的と思われる(筆者判断)掲示板のネチケットルールを拾い出したのが次のとおりである。
表題 制定者 ネチケット 第3章ネチケットの基礎ルール バージニア・シャー〔ひつじ書房日本語訳書〕 インターネットを利用する方のためのルール&マナー集 電子ネットワーク協議会 ネチケット推進運動ガイドライン 掲示板編 ネチケット推進運動運営委員会 身につけておきたい掲示板のマナー (サイト消滅) 潟Iールアバウト 掲示板を利用する際のマナー (サイト消滅) ソニーコミュニケーションネットワーク梶iSo-net) 掲示板の書込みマナー 猫柳様(個人) 掲示板のマナー入門 影武者様(個人)
3.ネチケットの内容
上記有力ルールを中心にまとめたものが、別途掲示のとおりである。(掲示板の汎用的ルール)
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第3章 管理人の責任 〜ルールを設ける理由〜
今ではネット上に無数の電子掲示板が存在している。
そしてその中のいつもどこかで、罵倒戦争が行われている。
社会にインターネットというコミュニケーション手段が新たに登場し、短期間で爆発的に広まった。
しかし我々は、新しい手段ゆえ、その特徴の認識が不十分であるとともに、それを利用する際の作法もまだ身につけていない。
それが罵倒戦争を生む大きな理由である。
ネット・コミュニケーション参加者の極めて多くの人が「そんなつもりはなかったのに」と思いながら、他人を傷つけている。
私もあなたも、かつてそんな過ちをしてしまったことがある。
極端な例では、ネット・コミュニケーションのもつれから殺人にまで発展してしまった事件もあった。
ネット・コミュニケーションの基本は、対人関係における礼儀(=他人に不快な思いをさせない配慮)であるが、それだけではまったく不十分である。
従来のコミュニケーション手段(直接会話、手紙・はがき、電話等)での礼儀は皆たいてい身につけている上で、これだけ多くの罵倒戦争、誹謗中傷が多発しているのは、ネット・コミュニケーションにおける特徴の認識と作法の習得が、特に必要であることを裏付けている。
ネチケットが法律ではなく、エチケット(作法)であり、そのエチケットについても未完成、周知不足となれば、それぞれのサイバースペースの管理者が、ルールの制定と周知に努めていかなければならない。
これまでは私も、通常の礼儀をわきまえていれば特に問題はないはずだ、と考えて、インターネットに関わってきたが、私も例外なく、バトルに何回か巻き込まれたことがある(多くは他人の掲示板への書込みに関して)。
掲示板を設置する者は、ネットコミュニケーションの現状とネチケットの必要性を十分に理解して、ルールをしっかりと定めて管理する責任があることを認識すべきである。
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