予想外!新型の豚インフルエンザウイルスが発生、WHOが世界多発感染を重大警戒警告

1)新型インフルエンザ事件の発生経過

 09.4.23、米国疾病対策センター(CDC)が、カリフォルニア、テキサス州で新しい豚インフルエンザに感染した患者が7人出たと報告。症状がいずれも軽く全員が回復していたため、重大な懸念はないという内容のものだったが、翌日4.24、世界保健機関(WHO)メキシコ市周辺で、すでに数週間まえから豚インフルエンザの人への感染がおこり、60名ほどの死者が出ていると報告。この2つの事態は、実は同じウイルスで起きた疾患であり、メキシコから発生した新型の豚インフルエンザが、すでにメキシコだけでなく、米国、へも拡散しているという重大な事態となっていることがようやく判明。4.25には、メキシコの感染者が既に1000人を超えていて、この新型ウイルスで死亡した疑いのあるケースが68人にもなっていると言う大変な事態であることがついに明らかになった。

2)新型の豚インフルエンザウイルスとは、どういう種類のものか 

 発生については、09.3.18ころと推定される。現在のところ、はっきりした詳細は不明であるが、鳥インフルエンザと人のインフルエンザが豚の体内で新型の、人と人の間に感染を起すインフルエンザを産生してしまったという可能性が指摘されている。

3)症状および、治療方法

 メキシコでの死亡率は5%前後という、かなり高い死亡率を示している。とくに、特徴なのは20代から40代くらいの壮健な大人の感染死亡率が高いということで、従来型の季節性インフルエンザとは大きく特徴が異なっている。これは、ここ数年来世界的流行が危惧されていた、新型の鳥インフルエンザの特徴ともいくぶんか似ていて、予想としてはインフルエンザ感染による体内での免疫機能の非常に激越な混乱によって、間質性肺炎等の重大な症状が発生し、呼吸器が機能不全を起したために死亡に至るものという推定がなされている。

 ただし、米国での感染者はかなり死亡率が低く、すばやい発見と治療が施されれば、死亡に至るケースはかなり限定的ということがいえる。現在のところ、タミフル、リレンザの二つの抗インフルエンザウイルス薬は有効であることが確認されている。

4)1918年のスペイン風邪と酷似している点

 1917年、第一次世界大戦でドイツプロシア帝国が無制限区域でのUボート攻撃を開始したために、米国がヨーロッパ戦線へと兵士を派遣開始した最中に発生した、豚インフルエンザ(=後のスペイン風邪)の発生状況と今回の新型豚インフルエンザの発生状況は非常に良く似ている。スペイン風邪のときにも、その前年あたりから豚インフルエンザの拡散があって、何らかの変異が起きていた可能性が指摘され、その後に人と人の間に流行する新型のインフルエンザが発生しているためである。

 また、最初は弱毒性のインフルエンザで発生し、世界中に急速に拡散したこともよく似ている。

5)強毒性ウイルスへの変異の可能性

 ところが、スペイン風邪の場合には、世界的流行開始の半年後に突然、強毒性ウイルスへの変化したために、全世界での死者が2千万人ほども出るとんでもない事態となったことが知られており、今回のウイルスがスペイン風邪と同じような発生の経過と拡散を辿っていることを考えると、早期にこのウイルスの拡散を阻止することが非常に大事であるということが言える。

6)発生の背景

 ただし、不幸中の幸いであるのは、予想された鳥インフルエンザのように、懸命な治療にもかかわらず致死率が50%〜60%にも達するような対応不可能なウイルスの拡散ではないこと。うがい、手洗い、マスクの着用、早めの治療等の、通常のインフルエンザへの対処で十分対応できるということであり、各人の自覚が最も大切である。

 まさに立正安国論正義顕揚750年目の佳節の年に、嵐のように起こったこの新型インフルエンザ感染であるが、このような異常事態は、まさしく大聖人の御金言のとうり、『仏法は体のごとし、世間は影のごとし、体曲がれば影ななめなり。』(大石寺版平成新編御書p1469)で、偽本尊を勝手に造乱し、日本中に大聖人の伝統の正義をねじ曲げた邪法邪義をばらまき散らし、ありとあらゆる謀略を弄して政権乗っ取りを企むなど、悪あがきの極地を行くカルト集団創価学会に対する仏罰であることは明明赫々であり、異論の余地はあるまい。

<参考資料>

速水 融:日本を襲ったスペイン・インフルエンザ、藤原書店2006.2.28初版.¥4200

身近に手に入る、唯一の『スペイン風邪』の総説書。やや高価ですがぜひ一読をお勧めいたします。

(現在のところamazon、セブンアンドワイでも注文可能です。)

<ネット情報>

 4月23日からの全体のおおよその経過を知るためには、yomiuri on line の新インフルエンザの全経過をのせたページが情報が現在のところ豊富で適切。アサヒには以前の情報が出なくなっているが、ときどき、より詳しい情報が出ることがある。サンケイの情報はやや問題あり。事態を甘く見させようと言う、政治的意図がときおり感じられる。

 英文が読める人は、CDC(米国疾病予防管理センター)、やWHO(世界保健機関)のホームページ、pandemic information newsがおすすめです。どちらのページにも日本語の表記が出るので助かる。日本の感染症研究所のホームページは立ち上がるのが遅く、正確確実であるが、専門的すぎで良く分からないことがおおく、しかも、現在の感染が実際にどうなっているのか等の大事な部分はやや情報不足。

<リンク集>

YOMIURI ON LINE 新インフルエンザ特集

国立感染症研究所

WHO

CDC

pandemic infomation news