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No.1 22-Nov.-1996 大阪赴任中は、3エリア各局には大変お世話になりました。単身赴任を気楽に乗り越えられたことの過半は、アマチュア無線という趣味を持っていたこと、そして、多くのFBなローカル局に恵まれたことに負うものと思っております。各局のご厚誼に、改めて、厚く御礼申しあげる次第です。 大阪を離れるにあたり、多くの方から「今度は、ポータブル1通信を発行して!」というリクエストをいただきました。「ぽーたぶる3通信」の方は、1エリアのローカル局への季節のご挨拶代わりに出せればと思い、何とかシーズン毎に近畿地区の四季折々をレポートすることができました。1エリアのレポートとなると、なかなかそういう訳にもいきそうにもありませんが、「気まぐれレポート」を前提にして、時折、発行させていただこうかと思います。今後とも宜しくお願い致します。 [ホームQTH] 大阪にいる時に、「ホームQTHは?」と聞かれると、「昔、3億円事件のあった」とか「ダービーをやる東京競馬場のある」とかと府中市の紹介をしていました。それ以外というと、多摩墓地と是政競艇場と府中刑務所と‥‥‥どうも良いイメージがありません。我が家のXと2ndは「府中っ子」ですが、小生は隣街の調布市の土着民で由緒正しい多摩川の水飲み百姓の末裔です。それで、あまりホームタウンという自覚は無いのですが、それでも所帯を持ってからもう20年近く住み着いていますから、愛着のようなものはあります。良い街だとは思うのですが、なにかイマイチ印象がマイナーで、困ったものです。 荒井由美の「中央フリーウェイ」という歌があります。冒頭の「♪調布基地を追い越し」はまだ調布市ですが、「♪右に見える競馬場、左はビール工場」は立派に府中市してます。中央道もよく渋滞しているので、「♪二人して流星になったみたい」というワザはなかなか難しいのですが、その辺り、府中国立インターから南東2Km付近に当局のQTHがあります。 府中は、甲州街道の宿場町で、多摩川沿いに発達していますから、南に向かっては多摩丘陵がそびえていますし、北に向かっては武蔵野台地に向かって河岸段丘になっています。一言で「谷間」といっても間違いではないと思いますので、電波は自信を持って飛びません。まして、個人的には、劣悪な住宅事情もあって、高いタワーにビッグアンテナなど、夢のまた夢です。そういう訳で、移動運用に出かけることが多くなってしまうというアマチュア無線的必然に帰結することになってしまう訳です。 [全市全郡コンテスト] 10月の全市全郡コンテストは、引っ越しカムバックの直後だったのですが、家族の白い目を気にしつつ、東京都多摩市移動のポータブル1から6mフォーンで参加しました。初日(9日)の夜に職場の飲み会があったため、翌10日の早朝から、6時間に限って出ることにしたのですが、交信局数・213、市区郡マルチ・142の30246点という結果でした。小生にして見れば、まあまあといって良いところでしょう。 [FARC文化祭] 11月2日〜3日、今年も府中アマチュア無線クラブ(FARC)が府中市芸術文化祭に参加して、京王線府中駅前の公会堂「グリーンプラザ」で公開運用や自作機器展示や講演会を行いました。因みに、今回の講演会は、最近「よみうり1万局」を受賞されたFARCメンバのJA1CKE・星野OMの「ハムを永く楽しむために」でした。この講演は、小生が参加してからだけでも、JA1AA ・庄野OMやミズホ通信の社長さんや、蒼々たるメンバが講師をされている豪華版です。小生の方は、クラブコール・JA1ZGOでせいぜい声を出すこととと、準備を含めた3日間の夜の「勉強会」3連チャン開催に注力したつもりです。 会場では、「HYPER DXコンテストシミュレータ」がバカ受けしていました。パソコンに繋がっている電鍵からCQを出すと、パイルになって呼んでくるソフトです。後の「勉強会」の席で「フォーンであんなのがあったら、もう移動なんかいかないで、パソコンで無線やってるなぁ。」と言った覚えがあるのですが、やはり世の中は広い!、フリーソフトに「パイルアップトレーナ PED」というのがあって、SSBモードの「VPED」というのもあるそうです。なんやかんや言っても、山の上に汗かいて重い無線機やらアンテナやら担いで登っていくのは、パイル浴びたいからというのがファクタのひとつであるのは、恥ずかしながら確かなことですもんネ。 [最近のポータブル1運用] 11月4日、あきる野市刈寄山(入山峠の林道)に6mの移動運用に行ってきました。朝の6時に目覚時計をセットしたのですが、市民文化祭の準備を含めた3日(の後の飲み会3連チャン)でクタビレれてしまい、結局、愛車パルサーで中河原の自宅を出たのは、8時過ぎでした。八王子の市内を抜けて陣馬街道から林道に入ろうと思ったら、林道の途中が工事中で通行止めになっていましたので、しかたなしに、五日市側から入りました。途中までは、ダンプも入ってくるので、舗装されているのですが、後半はダートになり、最後の数Kmは砂利というより瓦礫の道でした。そこらじゅうにボコボコに穴があいているので、最徐行で進みましたが、それでも何回か、車のオナカをぶつけました。幸いにも、「亀の子バタバタ」状態にはなりませんでしたが、やはり、「4駆」じゃないと無謀なようです。居合わせた、オフロード屋のバイクや車のオニイちゃん達も、小型のセダンで登ってきたオジさんにあきれていたようです。 林道を行き着くところまで行って、刈寄山の中腹に着いたら、なんだかめんどくさくなってしまい、もう無線の方はどうでも良いような気分になってしまいました。きっとビールでも持っていっていたら、即座に出来上がっていたいたところだと思われます。6月に「北摂井戸吉」グループに飛び入りで滋賀県全市全郡移動に参加させてもらった時に、「井戸吉」さん達のワザを盗ませて貰って、10mポール購入したのですが、これを「車踏んぶすベース」で立てて、ようやく4エレHB9CVをあげたら、もう13時になっていました。 FHAMのコンテストがあるので、ダメかとも思いましたが、CQを出すと、結構呼んでくれて、ミニパイルになりました。晩秋の山ということもあって、15時前には撤収に入りましたが、2時間弱程の運用で100局弱と交信することができました。ただし、このロケーションでは、呼んでくれるのはほとんど神奈川・東京・千葉・埼玉になってしまいます。西からは山梨が少しあっただけです。結局、南関東への移動サービスに限定されそうです。という訳で、移動のロケーションとしては、当局が第二の常置場所にしている多摩市東公園の方がよっぽど良い位だと言えます。宅地化の進んでいる三多摩地区では、スンナリ車で入れて、10mポールが立てられて、西にも北にも開いているロケーションというのは、至難といって良い範疇のことのようです。 [インターフェア] 今年の夏頃だったと思いますが、FARCの無線BBSのセンタ局が、ご近所にTVIが出てしまい、苦慮したという話を、電子メール(メーリングリスト)で聞いていました。幸いにも、収束したようですが、当時は、集合住宅にポータブル3の身の上でしたから、他人事ではない思いでおりました。 その後、秋になってからは、府中の某OMがHFでヨーロッパを呼んでいる時に、自宅の1階のクローゼットが水浸しになっているとご家族からクレームがあり、調べてみたら、2階のトイレのウォッシュレットが暴走していたとの話もありました。余程のレアカントリーだったのでしょうか、一体どのくらいのパワーでで呼んでいたのか気になりますが、こういうのは、「トイレアイ」というのでしょうか。この話には、思わず笑ってしまいましたが、確かに笑い事では済まないことではあります。 このような事件があったため、「府中ケーブルビジョンに加入しましょう」というアドバイスがありました。実は、当局も2年程前に、自宅から400m程都心寄りにある京王線中河原駅前の再開発ビルができた時に、テレビ(特に6チャンネルだったと記憶しています)の写りが極端に悪くなった事があって、近所の方々と一緒に市や再開発組合や不動産会社やらに掛け合って、CATVに無料で加入させてもらったことがありました。当時、「これでようやく自宅から6mにインターフェアの心配無しで出られる」と喜んだのもつかの間の大阪転勤だったのです。 なお、本稿で紹介したアイの話は、決して他で広めないでくださいネ。さもないと、府中のOM各局の恨みをかって、無線界から抹殺されてしまいます。 [アンテナ製作] 3エリアにいた頃に、JQ3NSU・柞山OMからデルタループアンテナを移動に使っておられるQSLカードをいただき、耳が良いとの評判を聞いていたので、うらやましいなと思っていました。たまたま書店でアンテナ製作の本を見かけたので買おうと思って見ていたら、何とFARCでお世話になっているJN1NDK・内藤OMの名前が出ているではありませんか。という訳で、その本を買うのは取りやめて、市民文化祭でお目にかかった時にお願いをしたら、資料のコピーを頂戴しました。その資料の中にデルタループと一緒に2エレの移動用キュービカルクワッドの記事があり、これも面白そうだと思いました。移動運用もシーズンオフになりつつありますので、アンテナ製作にでも精を出そうかと思っているところです。 お空の上で、3エリア各局とまたお会いできるのを楽しみにしています。 CU AGN |