★ 我が家のIT戦略 ★

◆ブロードバンド対応◆
引っ越してしばらくの間、我が家のインターネット環境は、旧宅の頃と同様に、PIAFS(PHS・64Kbps)とFAXモデム(電話回線・56Kbps)だったのですが、常時接続という時代の潮流には抗しがたく、ブロードバンドの導入に踏み切ることにしました。といっても、今更、ISDNでも無いでしょうし、光は普及にもう少し時間が掛かりそうですから、ADSLに加入することにしました。本当はもう少し早く開通する筈だったんですが、回線業者の処理の遅れやこれに起因して業者選択の変更をしたりしていたので、開通したのは12月上旬になってしまいました。某回線業者の怠慢がなければ、2ヶ月以上早く、ブロードバンド導入ができていた筈です。
ADSLには、1.5Mbpsと8Mbpsの契約がありましたが、8Mbpsを選択しました。ただし、回線速度が早いということが選択の理由ではなく、1.5MbpsはADSLモデムが実質買い取り(レンタル料一括払い)となっていたのに対して、8Mbpsの方は月額レンタルだったという点が大きな理由です。「ADSLは光が普及するまでの過渡期的存在」というのが私の意見で、2〜3年(と予想していますが)には光に乗り換えることになる筈なので、その時に無駄になる設備投資をできるだけ避けておきたかったという訳です。
拙宅の場合、電話局から3.5Km程離れているので、回線速度はあまり期待していなかったのですが、回線が開通して、早速使いはじめてみたら1.5Mbpsくらい出ているようでした。いままでに比べれば20倍以上ということになりますし、インターネットといってもメールとホームページ(静止画)の閲覧くらいしかしないので、これでも充分に快適な常時接続環境だと思います。


◆ネットワークを有線?無線?◆
拙宅にもすでに数台のパソコンがあり、このうち、インターネットに接続して現用中のものだけでも、私のと娘のとの2台がありますので、常時接続ということになれば、家庭内ネットワークを考えなければなりません。家庭内乱(家庭内LAN)またはホームランという訳です。(^^;;
ネットワークとして、現在考えられる選択肢は、Category5ケーブルか無線LAN(現状では11Mbps)ということになるかと思います。当初、ノートパソコンもあるので、ケーブルの引き回しの必要が無い無線LANにしようと考えたのですが、以下のような理由で断念しました。その理由のひとつは、無線LANで使用している2400MHzという電波帯域が、私がこれから始めたいと考えているアマチュア無線と競合していることです。アマチュア無線で免許される空中線電力(電波の送信パワー)はたかだか2ワットですが、混信などの相互の干渉は避けられそうもありません。また、理由のもうひとつは、拙宅の建材に使用されているALC(発泡軽量コンクリート板)が、UHF帯の電波を通し難い素材であるということです。無線LANの機器メーカのホームページ等をあちこち参照して見ましたが、充分に使用に耐えると判断できるような記事はありませんでした。このあたりは、ブロードバンド時代への対応として、住宅メーカにも検証をしていただきたいと思うところです。
(注)‥‥‥と思っていたら、大和ハウス社との協同で の検証結果がメルコ社のホームページに公開されていました。どうやら、ALCでもベストエフォートの11Mbpsは出ない可能性がありますが、そこそこのスピードで繋がるような感じですね。
  http://www.airstation.com/products/jointest/daiwa/menu.html



◆ネットワーク配線の前提条件◆
というような訳で、オーソドックスに、Category5ケーブルの配線ということにしたのですが、折角、ネットワークを張るのですから、この機会に、あとあとになっても改修の必要の無いようにしておこうと考えました。このため、100Mbps対応(実際は1000Mbps対応)のケーブルやコネクタを使用しておくことにしました。とはいっても、値段もほとんど変わりりません。それと、配線が家の中の部屋や廊下の見えるところを這い回るのは困りモノですので、壁面内の電話・TV用の配管チューブを通すようにしました。これには、コンセントに内蔵できるソケットが市販されていますので、すっきりとした仕上がりになって重宝しました。
ネットワークの概略構成は、下図のようになります。

      [ネットワーク構成図]


2階の和室の押入れの中に「情報分電盤」があり、TVと電話関係の配線がここに集中しています。TVは、屋上のアンテナからの系統とCATV(未接続)から系統の2つの入力があり、分電盤の中の分配器を経由して、各部屋のTVコンセントに配線されています。電話は、分電盤の中では、1階の居間の親機コンセントに単に中継されています。電話については、今後、各部屋にネットワーク等の敷設をする予定でしたので、家を建てる時に、各部屋のコンセントの中まで配管だけ引いておくように設計して貰ってあり、コンセントにISDN対応のソケットが配線されないままの状態で付いています。また、各部屋への配管は分電盤に集まっています。
とりあえず、我が家のネットワーク敷設の第1段階として、1階の居間に置いてあるADSLモデムから2階の書斎(無線室)までを開通させることにしました。1階居間のコンセントにネットワーク用ソケットを設置し、ここから、2階和室押入れ内の情報分電盤まで引き込み、さらに、ここから、2階書斎のコンセントに設置するネットワーク用ソケットまで引き込もうということです。ただし、今後のネットワークの拡張を考慮して、分電盤内では、1階和室と2階書斎からの引き込みは、それぞれRJ-45コネクタとして、中継コネクタで接続するようにしました。こうしておけば、分電盤内にはお誂え向きに電源コンセントもあるので、ハブを設置すれば、他の部屋へのネットワークも簡単に拡張できると思われます。

実際の配線工事については、次のページをご覧ください。

   ◆ネットワーク配線工事の様子◆


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