![]() 転居を機に、自宅の屋上にアンテナをあげることにしました。といっても、VHF&UHFしか運用するつもりが無いので、大きなアンテナをあげる気もありませんでしたから、自分ひとりだけの力であげることにしました。「お友達すくないんですぅ!」でも出来るアンテナ建設のご紹介です。(^^;; ◆アンテナをあげる◆ アマチュア無線をやっている人ならみんな、自宅にアンテナをあげたいと思っている筈です。しかし、住宅事情やら家族や近隣との軋轢やら、いろんな事情があって、なかなかできないでいる人が多いのも事実です。私も、家が狭くて、専用のシャックも確保できませんでしたし、まともなアンテナをあげることもできない状態がずっと続いていました。移動運用に明け暮れていた理由のひとつにこのことがあります。もっとも、移動運用をしていることについては、山の上で風に吹かれているのが好きだからということも、もっと大きな理由としてあります。 今回は、家もちょっとだけ広くなるので、なんとか専用のシャックを確保して、自宅にアンテナをあげたいと考えていました。シャックの方は、残念ながら完全な個室という訳には行きませんでしたが、2階の居室の一角になんとか書斎コーナー風の場所が確保できましたので、3帖程のごく狭いスペースですが、ここを占有してしまうことに成功しました。とりあえず、50MHzと430MHz(&144MHz)・1200MHzが運用できれば良いと考えているので、それ程大掛かりな設備は必要としていません。HFは「老後の楽しみ」にとっておくことにします。 |
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| もともとTVアンテナ用の支持台座とマストが付いていましたので、こちらに144&430MHzのGPをあげました。 | 屋根の上は、ルーフタワーを設営するための下地補強をして貰っていました。 |
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アンテナの方も、以前に移動運用に使用していて最近はほとんど使っていない機材がありますので、これらに日の目を見せてやろうと考え、以下のようなラインアップを計画しました。 ○50MHz 4エレHB9CV ○430MHz GP(430MHz&144MHz) ○1200MHz 18エレ八木 430MHz・1200MHzはラグチューとパケクラ用ですので、リキを入れて頑張る気は全然無いため、もう少し50MHzのアンテナをなんとかしたいと思ったのですが、当面の出費を押さえる(押さえざるを得ない)という理由で、当面はガマンと割り切って、このような構成に決めました。(^^;; 最終的には、X5000と5eleF9FTあたりの構成にできれば良いかなとは思うところです。 タワーは、お誂え向きに屋根がフラットな家ですので、ルーフタワーをあげることにしました。自立タワーなりクランクアップタワーなりを建てたいのはヤマヤマなのですが、現在の狭い庭ではどうやってもアンテナがお隣に領空侵犯してしまいます。 ◆さぁ!あげるぞぉ!◆ 引越しの荷物もまだ段ボール箱が山積み状態でしたが、ともかくも一段落したので、早速、アンテナの建設に着工することにしました。平素からお世話になっている府中クラブのメンバやローカルさん達にお願いすれば、ホイホイとアンテナ建設のお手伝いをしていただけるとは思ったのですが、今回は「自分ひとりでどこまでできるか?」ということを試してみることにしました。 |
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| 屋上仕様の手摺を取り付けるための台座を付けて貰っていたので、これにアイボルトを固定してステーの基台にしました。 | Createの1.8m高のルーフタワーを上げました。大きなアンテナをあげるつもりが無いので、分相応だと思います。(^^;; |
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これらのアンテナを上げるために、ルーフタワーを新規に購入しました。1.8mのものと3.1mのものがあって、どちらにしようかと迷ったのですが、将来的にもそれ程大きなアンテナを上げるつもりが無かったので、1.8mのルーフタワー(CreativeDesign)にしました。この上に、38mmφの2mパイプを2段継ぎにして、トップから430GP・1200YAGI・6mHB9CVを上げようという計画を立てました。ローテータも移動運用で使っていたアンテナ直下に取り付ける小型のものを持っていたので、ポールの2段継ぎの部分にこの小型ローテータを使えば良いと考えました。このため、ルーフタワーの本来ローテータを取り付ける部分には、ポールを固定する台座を設置し、小型ローテータとアンテナの間のマストにステーベアリングを取り付けて、ルーフタワーのトップからと、このステーベアリングからの2段でステーを張り、ローテータに負担を掛けずに、しっかりと固定できるようにすることにしました。 その後、転居してから、TVアンテナ用にポールと支持台座が設けられていたので、これに430GP を取り付けてしまうことにしました。このため、つい欲が出てしまい、ルーフタワーに430MHzの15eleYAGI×2も付けてしまおうと考えました。この小市民的ケチ根性が間違いだったと、後になってルーフタワーの上で気づくことなります。(^^;; ◆お、重いぞ〜ぉ!◆ 施工方法としては、デスクプランでは、ルーフタワーをステーでしっかり固定して、下側のポールに小型ローテータを取り付けた状態でルーフタワーに固定せずに差し込んでおき、アンテナと同軸ケーブルを取り付けた状態で上段ポールを小型ローテータに固定し、ポールをえぃやっ!と持ち上げて、ルーフタワーの台座に固定してしまおうという方法を考えました。3本のアンテナを合わせての重量は10Kg程度ですので、完璧な計画のように思われました。 |
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| ルーフタワーの本来ローテータの取り付けられるべき個所には、マストを固定するだけの台座が取り付けられています。 | 2本のポールの繋ぎの役割を兼ねて小型ローテータが付いていて、その上に、マストベアリングからステーを取っています。 |
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ところが、実際に上段ポールに1200YAGIと430YAGI×2を取りつけてみたところ、かなり重いことが判明しました。ポールはともかくも、小型ローテータとステーベアリングが結構重くて、これに6mHB9CV を取り付けたら、絶対に片手では持ち上がりそうにも無いことに気がつきました。そこで、1200YAGIと430YAGI×2までの状態で小型ローテータへの取り付けを敢行することにしました。 折りから梅雨の中弛みの良い天気でしたので、炎天下ヘロヘロになって、それでもなんとか取り付けることができました。思えば、アンテナを上げたいという執念だったと言えそうです。さらに、これをポール台座に取り付けようとしたのですが、それまでの作業で体力を消耗していたこともあって、とにかく重かった。倒れそうになるのをなんとかルーフタワーに馬乗りになって支えて、悪戦苦闘の末、ようやく固定できました。残りのあと1cmというのがなんと長い距離なのかと思いました。(^^;; とにかく、ここまでの作業で疲労困憊状態になっていましたので、昼寝でもして一休みしてから、後は夕方涼しくなってからということにしました。 ◆高いところは恐い!◆ 夕方になって少しは涼しくなってきたようので、作業を再開することにしました。残るアンテナは6mHB9CV だけなので、ステーをしっかり固定しておいて、ルーフタワーの上に乗っかって、アンテナを取り付ける方法でいくことにしました。ただし、片手ではアンテナを支えながらクランプのボルトを付けることは不可能ですから、ロープで身体をマストパイプに固定して、両手でクランプを固定する必要があります。夕方になって風も出てきましたので、地面から約6mの高さの屋根の上のさらに約2m上空にロープで括り付けられているのは、本当に恐かったです。 |
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| 本格的に固定から運用している局から見たらオモチャみたいな設備ですが、ようやく念願が叶った「固定局」ですぅ。(^^;; |
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それでもなんとかかんとか、アンテナが上がりました。早速ローテータで回してみたのですが、小型ローテータにとっては負荷が大きすぎるのか、時々、コントローラの表示と実際の向きが変わってしまっているようです。そのうちに大きなローテータと交換する必要がありそうですが、またあの高所作業の恐い思いをしなければならないのかと思うと、ちょっと気が重いです。 |