Tragic Manila & Okinawa
〜敵もなく味方もなく・・・海軍陸戦隊〜(予告編)
おそらく、一般の日本人は日本に海軍陸戦隊(≒海兵隊)があったことすら知らないであろう。辛うじて知っていても「上海事変」位であろうか。彼らは海軍にあって数少ない、文字通り「敵と面と向かって戦う」部隊であった。そして「それ故」の悲劇が存在する。
昭和20年初頭、マニラ海軍防衛隊(陸戦隊や後方の各兵科兵士、「現地召集」で臨時編成した)が起こしたマニラ市民虐殺。ほとんど全員戦死のため、資料はほとんどアメリカ側という「闇」である。その4か月後、今度は沖縄戦。海軍陸戦隊司令官が「玉砕」時に打電した有名な「沖縄県民斯ク戦ヘリ。県民ニ対シ、後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」の電文。極限状態での組織の運用、上官の命令という「運命」が「闇」
にもなり「美談」ともなる。そして、イメージとして何故海軍が「クリーン」で陸軍が「ダーティ」なのか・・・海軍陸戦隊という視点で考えると見えてくるのである。
企画展TOP