横浜夏の花たより
Yokohama summer flower
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2009.7.17
横浜は初夏になりました。爽やかな浜風が気持ちの良い季節です。浜風に誘われて横浜の街に出ると様々な夏の花が咲いています。山下公園や港での夕涼みも最高です。山下公園や港の見える丘公園では、まだバラも咲いています。これから長い期間、夏の花を楽しむことができそうです。そんな夏の横浜の花を写真で紹介しましょう。横浜には湘南新宿ラインやみなとみらい線が便利です。鎌倉散歩と合わせて、横浜散歩も良いですね。気軽に散歩や買い物の途中に寄ってみてください。それでは横浜夏の花を写真と地図で紹介しましょう。

《港の見える丘公園のキバナノコギリソウ写真》

《イギリス館とラベンダー写真》 《アガパンサスとアゲハチョウ写真》
普段は港の見える丘公園までは歩いて登りますが、さすがに真夏は暑いので桜木町駅前から100円で乗れる赤いくつ号に乗りました。車窓から横浜の町を見ながら20分ほどで港の見える丘公園に着きます。公園内にある円柱で囲まれたフォーラムにキバナノコギリソウの花が元気にさいていました。また園内にあるイギリス館の前にはラベンダーが咲いていて、嗅ぐとよい香りがします。富良野のラベンダー畑を思い出させます。

《真夏のノウゼンカズラ写真》

《氷川丸と夏の花写真》
港の見える丘公園から木陰が気持ちの良い、フランス山に向けてくだって行きました。横浜人形の家の脇を抜けるとノウゼンカズラのアーチがあります。ここのノウゼンカズラは真夏に元気に咲きます。ノウゼンカズラのアーチをくぐり、山下公園に出ます。山下公園のバラは素晴らしいです。今年はまだ見ごろです。花壇にはクガイソウに似た青い花が咲いていました。

《夕方のクイーンズスクエアに咲くキンシバイ写真》《パン・パシフィックホテルのハイビスカス写真》

《雨にぬれるアジサイ写真》
雨の日はちょっと憂鬱です。ぬれる靴を気にしながら歩いていると、青く色づき始めたアジサイが咲き出していました。この時期のアジサイが私は好きです。薄緑から青く色づいた後、「どんな色に変わるんだろう?」と楽しみだからです。「アントシアニンがPHの変化で・・・」とか「土中のアルミニウムイオンAl3+が・・・」と化学的な説明も面白いけど、花の遺伝的な個性も大きく関わっているようです。そんなことを考えていると、憂鬱さは吹き飛んでしまいました。梅雨時のアジサイありがとう。
仕事が忙しくて公園に行けないとき、仕事帰りに街の光のなかで咲く花たちも良いものです。クイーンズスクエアの前のキンシバイは疲れた気持ちを元気にしてくれます。横浜パン・パシフィックホテルの玄関には夏の花ハイビスカスが満開、リゾート気分にさせてくれます。

《クイーンズタワーとベニバナトチノキ写真》

《桜木町の夕景の中で咲く花々の写真》
街中の街路樹にも最近は花の咲くものが多く使われるようになってきました。クイーンズタワーの横にはベニバナトチノキの赤い花がきれいに咲いていました。近年「街路樹の枯葉がやっかい」「枝が邪魔」とマイナス面が伝えられますが、夏の日差しを和らげ、潤いを与えてくれる植物はなくてはならない私たちの友人です。夕闇が迫る桜木町の駅前の花壇が、夕景の中で浮かび上がります。ちょっとした花壇が、疲れた心を癒してくれます。

《バラ園のホワイトマジック写真》 《バラ園のサンショウバラ写真》

《イギリス館の庭とイングリットバーグマン写真》

《ベーリックホールのバラ写真》
初夏の頃、横浜はバラがきれいです。今年は本格的な夏になっても、バラが長い間楽しめます。港の見える丘公園まで足を伸ばせば、気軽に見ることが出来るバラ園があります。無料なので市民は助かっています。世界中から観光客もたくさん来て、楽しんでいます。また山手にあるベーリックホールでも赤いバラが見事でした。

《山下公園のバラ写真・1年中花を楽しめます》

《カエデの赤い種子写真》
山下公園から海岸通りを歩いていると、カエデのかわいい実ができていました。羽がまだ赤く色づいています。秋になり大きくなると2つに別れ、それぞれがプロペラのように回転して風に飛ばされ遠くに落ちます。松の実も同じように風に飛ばされて仲間を増やします。まったく別種なのに、種子が同じ形態をしているのはおもしろいですね。自然の中での合理性があるからでしょう。

《赤いくつ号とアガパンサス写真》
市内の観光スポットや花を楽しむ足として赤いくつ号が便利です。100円均一で観光スポットや見所を回ってくれます。レトロなデザインで洒落たバスです。日本大通りを走る赤いくつ号とアガパンサスの青色の対比がおもしろくみえます。最近日本大通りには、洒落たオープンカフェがいくつかできました。夏の花を眺めながら、爽やかなハマ風の中で飲むコーヒーは格別です。

《戸塚区のジャガイモの花写真》 《戸塚区のクリの花写真》

《サツキの写真》
横浜でも戸塚区にある、横浜薬科大学あたりまで行くと田園風景が広がります。ジャガイモ畑やクリ畑もあります。初夏の頃ジャガイモがきれいな花をつけます。ジャガイモの花はナスの花に似ています。ジャガイモはナス科で親類なのですね。クリ畑のクリも白くて長い花をつけています。これが毬栗になるのは不思議ですね。

《ザクロの花写真》

《マツヨイグサの写真》 《ホタルブクロの花写真》
道路のアスファルトの隙間からマツヨイグサが咲いていました。マツヨイグサも色々な色があります。写真は黄色ですが、ピンクのものも多いです。日中は元気がありませんが、夕方には生き生きとしています。夜に活動する昆虫を相手にしているためです。植物も夜行性のものもあるのですね。

《スイカズラの花写真》 《宇田川の流れとキンシバイ写真》
戸塚区の宇田川にまさかりが淵という滝があります。わずか4~5mほどの落差しかありませんが、夏には涼風が吹き横浜であることを忘れさせます。岸辺にスイカズラの白い花が咲いています。口が細く伸びているのは、蝶が蜜を吸いやすくしているためです。面白い形ですね。隣にはキンシバイの黄色い花が宇田川の流れに向かって咲いています。ここは素晴らしい散歩道です。

《赤いくつの像とクチナシの白い花写真》

《シルクセンターの桑の実写真》
山下公園に戻り、赤い靴の像の横に行くとクチナシの白い花が咲いていました。とても香りが良く、白い花弁が夏の日差しを浴びて輝いて見えます。八重のものも多いですが、一重のクチナシは清楚に見えます。クチナシの花は白いですが、実からは黄色い色素を採ります。薬草としても使われています。
シルク博物館の横にクワの木が植えてあります。もちろんシルクを作るための、カイコが食べる植物です。木の下から覗くと桑の実がなっていました。食べるととても甘く少年の頃を思い出します。現在の日本や横浜の発展の基礎は、この桑とシルクのおかげなのです。明治時代日本の近代化に必要な外貨が、日本にはあまりありませんでした。そこで外貨を得るための製糸工場が各地に作られました。その一つが富岡製糸場ですが、その所有者は原三渓でした。各地の製糸工場で造られたシルクは横浜港から輸出され、横浜に外貨をもたらしました。その外貨によって日本の近代化が行われたわけです。原三渓は横浜銀行の前身の横浜興信銀行や三渓園を作っています。

《コナシの白い花と朱雀門写真》
中華街朱雀門の隣にコナシの白い花が咲いていました。清楚な白い花にミツバチがとまっています。コナシはズミとも呼ばれ、リンゴの仲間です。とてもきれいですね。横浜中華街ではコナシが街路樹に植えられています。上高地にも咲いていました。横浜の夏の花、これからが本番楽しみですね。夏の横浜を楽しんでください。よろしかったら横浜で夕涼みもご覧下さい。

《観覧車とアジサイ写真》
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