京都嵯峨野花散歩
Walking at Kyoto Sagano with flowers
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2009.10.16
京都市右京区にある嵯峨野付近での散歩は春夏秋冬、一年を通して楽しいものです。道端の花を眺めながらの散歩も楽しいですが、土産物屋さんやちょっとした食べ物屋さんなどを冷やかしながらの散歩も良いですね。それでは今、秋の花が見ごろの、嵯峨野花散歩に出かけましょう。秋の嵯峨野は、ハギ、嵯峨菊、竹林、紅葉などがきれいです。写真と地図で嵯峨野散歩をご案内します。

《天龍寺塔頭宝厳院の紅葉写真》
天龍寺の門前にはたくさんの塔頭(たっちゅう)が立ち並びます。塔頭を拝見させてもらうと、カルミアの花が咲いていました。獅子に乗った菩薩が見えます。文殊菩薩様でしょうか?慈済院の門は唐風のしゃれた門でした。中には弁財天をまつる弁天堂がありました。宝厳院は京都紅葉の名所として有名です。嵐山へは京都駅からJR嵯峨野線で約18分、烏丸駅から阪急電鉄桂駅、乗り換えで嵐山まで約20分、京福電鉄四条大宮駅から嵐山線で約18分です。京都市営バスの京都駅前からの時刻表はこちら(バスは鉄道より時間がかかります)

《嵯峨菊写真・嵯峨菊は大覚寺発祥の品種です》

《嵯峨菊は繊細な花です》

《嵯峨菊写真・素晴らしいですね》
秋に嵯峨野花散歩をしていると、嵯峨菊を見かけることがあります。その繊細な姿に心をうたれます。大覚寺で嵯峨天皇の時代から野菊が品種改良され現在のような品種となったそうです。嵯峨野発祥の個性的な品種として必見です。

《紅葉の時期の嵯峨野は素晴らしいです》

《初秋の萩の花写真》
初秋の嵯峨野はハギの花やキキョウがきれいです。二尊院でハギの花が秋風に揺れていました。ハギの花はマメ科で、夏の時期から咲きます。秋になると、一層風情がまします。秋風に萩の花は似合います。秋風が吹く頃の嵯峨野散歩は快適です。暑かった夏の日が、思い出されます。

《嵯峨野の紅葉写真・秋が楽しみです》

《ナンテンの実写真・初冬がきれいです》
秋の紅葉の時期の嵯峨野散歩は最高です。嵯峨野にはカエデが多いです。真っ赤に染まったカエデが、コケの緑色と補色となり、目に鮮烈な印象を残します。嵐山近くの散歩道に、ナンテンの赤い実ができていました。初冬の寒さのなかで暖かく見える実で

《嵯峨野の竹林散策写真・春夏秋冬お勧めです》

《青カエデとカエデの小さな実写真》
嵯峨野観光鉄道のトロッコ嵐山駅近くには竹林があります。竹林の散歩も気持ちが良いです。特に初夏のころは涼風とともに、竹のほのかな香りがします。初夏の頃、青カエデもきれいです。赤みを帯びたカエデの実がかわいいです。カエデの小さな赤い実は一見の価値があります。

《大河内山荘写真・お茶を一服しましょう》

《嵐山公園から眺める保津峡の写真》

《嵐山周辺地名入り写真》
大河内山荘は映画俳優の大河内傳次郎が別荘として造営したものです。嵯峨野散歩の途中に立ち寄って一服するのも良いかもしれません。また嵐山公園は小高い山の上にありますが、ここからの保津川(保津峡)の眺めは見事です。元気な人は登ってみると良いですね。

《紅葉の野宮神社写真・立ち寄りスポットに最適》
野宮神社は縁結びの神様として知られている神社です。若い人も嵯峨野散歩の途中に、よく立ち寄っています。ここのコケは冬でも青々としています。(若い方の初詣に人気があります)また源氏物語千年紀で話題の、賢木−野宮神社は注目の神社です。

《常寂光寺の多宝塔と紅葉写真》

《常寂光寺の紅葉写真・秋は見事です》
常寂光寺は小倉山にある静かな寺です。この地で小倉百人一首が選集されました。秋の紅葉の時期に多宝塔を背景に見るカエデの紅葉は見事です。

《祇王寺のコケの生えた庭園写真・冬もお勧め》

《サザンカを浮かべた灯篭もかわいい》
祇王寺は平清盛と祇王の話で有名な尼寺です。小さな庵内には清盛の像や祇王の像が安置されています。物語を思い浮かべながら静かに散策したい寺です。祇王寺のすぐ近くには滝口寺があります。ここにも滝口入道と横笛の悲話が残っています。(京都早春の花旅をご覧下さい)

《化野念仏寺の石塔写真》
鳥居本に近い化野念仏寺のあたりは昔、寂しい場所でした。いまでも境内に入ると、無縁仏の石塔が立ち並び、おどろおどろしい風景に心をうたれます。お参りをした後、寺の外に出ると楽しそうなお土産さんがたくさん立ち並んでいます。お土産を買って帰るのも良いですね。

《大覚寺の宸殿写真・宸殿は御所形式です》

《大覚寺御影堂写真》
嵯峨野花散歩には大覚寺を欠かすことができません。嵯峨野駅から少し離れているために、ここまで散歩の足を伸ばす人も少ないですが、旧嵯峨御所門跡として歴史上重要な寺です。開基は嵯峨天皇です。境内には宸殿などの御所としての形式が残っています。大覚寺へは市バス28系統・91系統が便利です。

《大覚寺の襖絵写真》

《大覚寺障子の野兎図写真》
境内にはたくさんの文化財が残されています。襖絵や障子の杉戸絵も素晴らしいです。私はかわいいウサギが描かれた障子の杉戸絵が気に入りました。この野兎図は何気なく見ることができますが、重要文化財に指定されています。

《大沢の池と紅葉写真》

《大覚寺大沢の池の紅葉は見事です》
紅葉の時期、大沢の池は錦に染まります。北嵯峨の山並みと大沢の池が錦に染まります。紅葉の時期の嵯峨野も良いですね。京都の紅葉は見事もご覧下さい。

《道端の野仏様とアジサイ写真》

《初夏はアジサイがきれい・嵯峨野散歩道写真》
初夏の嵯峨野はアジサイがきれいです。アジサイは日本固有の品種で、江戸時代シーボルトが海外に紹介しました。シーボルトが日本で収集した標本などを元に出版された日本植物誌の中にもHydrangea Otaksa が描かれ紹介されています。Otaksa はもちろんシーボルトの日本における妻、楠木滝(お滝さん)を示しています。アジサイに妻の名をつけて紹介したのは、このアジサイに「特別な想い」があったのだと思います。シーボルトはシーボルト事件で日本から追放されますが、シーボルトは日本が開国後に来日して妻滝と娘イネと再会しています。そんな話をしながらアジサイを眺めるのも良いですね。(アジサイ咲く鎌倉より)

《青カエデと赤い実の写真》
初夏から夏の頃の嵯峨野散歩は気持ちが良いです。アジサイや青カエデを楽しみながらゆっくり歩きたいですね。夏の強い日差しも、竹林を歩けば苦になりません。また嵐山の桂川沿いを歩けば川面を渡る涼風に癒されます。青カエデが秋に色づく様子を想像しながら歩くのも良いですね。

《カルミアの花と文殊菩薩の写真》

《天龍寺塔頭慈済院来福門写真》

《天龍寺のハス写真・夏に見ごろです》

《天龍寺の古い土塀とムクゲの花写真・夏に見ごろ》
嵯峨野を代表する寺は京都五山一位の天龍寺です。暑い夏の日差しの中、天龍寺の境内を散歩していると紅白のきれいなハスの花が咲いていました。その美しさに心が洗われます。境内の洒落た、古い土塀の脇にムクゲの花が咲いていました。夏の強い日差しにムクゲの花は似合います。ハイビスカスの仲間だからでしょう。天龍寺の古い土塀も良く見るとしゃれていますね。 す。

《嵯峨野の竹細工もお土産に良いですね》
嵯峨野花散歩を楽しんでもらえたでしょうか。どの季節にも楽しい嵯峨野散歩ですが、ゆっくりと巡るのがお勧めです。お土産を買ったり、眺めながらの散歩も楽しいですね。もちろんおいしいものも、たくさんあります。よろしかったら大覚寺花散歩、京都の紅葉もご覧下さい。
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