北アルプス山麓の色図鑑
Color Photo Album at Foot of North Japan Alps
北アルプスに錦織り成す秋がやってきました・北アルプスの秋の色は輝きます
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2009.10.27
北アルプス(飛騨山脈)山麓には素晴らしい地形と豊かな自然が広がっています。この付近は中部山岳国立公園に指定されていて、手付かずの自然も残されています。今日は北アルプス山麓のきれいな自然の色を写真で紹介いたします。気軽に写真を眺めてみてください。
北アルプス山麓の黄色・Yellow

《残雪の五龍岳とナノハナ写真》
北アルプス山麓の春は美しいです。残雪の残る山々と長い冬から開放されたかのように、一斉に咲き出す花がきれいです。白馬村神城地区を散歩していると、残雪の残る五龍岳(2814m)や遠見尾根が良く見えました。白馬塩の道の街道沿いに、ナノハナがきれいに咲いていました。ナノハナと一般的に呼びますが、信州ではカブの仲間の野沢菜の花が多いようです。ナノハナの黄色い花は北アルプス山麓ににあう花です。

《田のあぜのタンポポと残雪の杓子岳白馬岳八方尾根写真》
春は黄色い花が多いそうです。田んぼのあぜ道にも、キク科の黄色いタンポポの花が咲いていました。黄色い花は気持ちを元気にさせてくれます。黄色い花の花弁には、カロチノイド系の色素を持つものが多いです。カロチノイド系の色素はヒトの体内でビタミンAに変化します。ナノハナの浅漬けや食用キクの花などは食べるとおいしいですね。そのことを本能的に感じているのかもしれません。

《安曇野に咲くオミナエシは秋の花写真》
秋に安曇野市アルプス安曇野公園を散歩していると、オミナエシの花がきれいに咲いていました。オミナエシは秋の七草の一つです。漢方薬としても知られていて、万葉の時代から詠われています。

《黒部ダム建設に使われた黄色い巨大なバケット写真》
北アルプスの山中にある黒部ダムの脇に、コンクリートを運ぶための黄色い巨大なバケットが展示されていました。黒部ダム建設時、この巨大なバケットを巧みに操作して工期を間に合わせたそうです。建設作業に携わった方々の苦労を感じさせます。このダムの工事で171名もの方々が殉職したそうです。当時の社会的な要請からか、工期を最優先にした、危険な工事でもあったようです。(黒部ダム安曇野花旅より)
北アルプス山麓の青色・Blue

《八方尾根のミヤマシジミ写真・美しい青色》
冬はスキー客の多い八方尾根ですが、夏も観光客で賑わっています。八方アルペンラインに乗り八方尾根を散策していると、1400mの地点でミヤマシジミの♂に出逢いました。その青く美しい姿に感動しました。北アルプス山麓の散歩の途中でのそんな出会いが嬉しいです。(白馬山麓のチョウと花より)

《青木湖の湖水写真・青く澄んでいます》
大町市の北部、白馬村近くに青木湖があります。この付近は地溝帯として知られるフォッサマグナにあるために、糸魚川や仁科三湖があります。仁科三湖で最も大きな青木湖はその水が青く澄んでいることで知られています。水深が深く58mあります。茂る木々の間から見える水面は、澄んだ青に見えます。

《北アルプス山麓の空写真・青いです》
北アルプス山麓の空は青いです。空気の澄んだ北アルプス山麓の空はきれいです。「青い空、雪の残る山、緑の山と草原」もう言うことはありません。

《上高地のヤマトリカブトの花写真・きれいな青色》
上高地を散策していると、トリカブトの花が咲いていました。トリカブトは青紫色の花がきれいですが、毒草として有名です。コンチュウが蜜を求めて、花にたかっています。コンチュウにとっては、トリカブトは毒ではないようですね。(トリカブトの蜜はヒトにとっては毒ですので気をつけてください)上高地の動植物より
北アルプス山麓の赤色・Red

《信州リンゴ写真・きれいな赤色です》
信州はリンゴの産地で有名です。秋になるとリンゴは赤く色づきます。最近では袋かけをしないで、太陽や雨に打たれたリンゴを出荷する農家も多いそうです。自然なリンゴの色もきれいですね。

《草原に咲くクルマユリ写真》
雨上がりの八方尾根にクルマユリが咲いていました。赤くて少し反り返った、花弁がちょっと気取った感じです。クルマユリの花は草原で目立ちます。女王の風格があります。

《安曇野のカキ写真・秋の恵みです》
秋に安曇野市を散歩していると、カキが実っていました。秋が深まるとともに、カキは赤くなります。青いうちは水溶性のタンニンを多く含むために、渋いです。赤く熟すとともに甘くなります。

《樹林帯で美しいゴゼンタチバナの赤い実写真》
上高地の明神近くの樹林帯を歩いていると、ゴゼンタチバナの実が赤く色づいていました。ゴゼンタチバナの花は夏に白い花をつけますが、秋になると真っ赤なきれいな実をつけます。樹林帯の散歩に出逢うと嬉しい実です。

《安曇野市碌山美術館の赤レンガとツタの紅葉写真》
安曇野市にある碌山美術館は彫刻家萩原碌山の作品を中心に展示している、美術館です。赤レンガで造られた、教会風の美術館は小さいですが、居心地の良い場所です。庭のベンチに座っていると、美術館のレンガに絡みついたツタの葉が紅葉していました。もうしばらくすると、北アルプスの峰々は雪化粧しそうです。
北アルプス山麓の緑色・Green

《中綱湖写真・小さな緑に囲まれた湖です》
中綱湖は仁科三湖で最も小さな湖です。JR大糸線簗場駅から下車3分の場所にある静かな湖です。以前は近くに国道がありましたが、バイパスができて駅前とは思えない静かな場所になりました。湖の周りには、のどかな田園風景が広がります。湖を一周しても徒歩30分ほどです。以前に比べ水質も良くなり、釣りなどにも最適です。

《緑の落葉樹の林の中は心が落ち着く》
安曇野市にある烏川の沢沿いに上っていくと、北アルプスの常念岳や蝶ヶ岳に出ます。沢沿いの落葉樹林帯には、シラカンバやダケカンバが茂り、気持ちの良い散策ができます。緑の木々の那賀の散策は心が落ち着きます。

《樹林帯の足元のスギゴケやミズゴケ写真》
奥穂高岳から岳沢を下って行くと、岳沢沿いにスギゴケやミズゴケが見事な場所があります。スギゴケやミズゴケはコケ植物の仲間で光合成を行う植物です。樹林帯に多く見られ、歩くと絨毯の上を歩いているようです。枯れた木の枝や木の葉が土に返り、コケが育ち、新しい木の芽が育っている様子が写真からも分かりますね。
北アルプス山麓の紫色・Purple

《信州のブドウ写真・紫色もきれいです》
信州のブドウも秋の味覚です。紫色に色づいたブドウはおいしそうです。ブドウの紫色はアントシアニンです。酸性で赤色、アルカリ性で青色になります。食べごろは、色が教えてくれます。おいしそうな色になったら、食べれば良いのですね。

《ヤマホタルブクロ写真・きれいな紫色》
上高地の小梨平を散歩していると、ヤマホタルブクロに出逢いました。まだつぼみですが、きれいな紫色です。咲くのが楽しみですね。この紫色の色素も、アントシアニンです。

《コムラサキの翅写真・紫色もきれいです》
上高地の砂礫地にコムラサキがいました。肉食系の動物の糞に止まっています。翅が紫色の金属光沢に見えます。方角を変えると、紫色が消え茶色に見えます。見る方角によって、色が異なります。これはコムラサキの翅にある、鱗粉が、DVD−ROMの様に、光を回折分光して、反射しているためです。(紫色の図鑑より)
北アルプス山麓の黒色・Black

《松本城写真・黒いのが特徴です》
松本市にある松本城は黒いのが特徴です。市民からは、烏城と呼ばれています。天守は国宝で400年その姿を変えていません。北アルプスを望む黒い天守は見事です。

《蔵の会館内部写真・黒い柱が空間を演出します》
松本城近くの中町通りには古い蔵作りの建物が残されています。その中の一つ蔵の会館を見学させてもらいました。町の集会所のようになっていて、自由に見学することができました。展示スペースもあり、展覧会なども開けるようになっています。元々は蚕棚に使われたものでしょうか?屋根裏の黒く見える古い柱と棚の格子が、しゃれた空間を演出しています。(レトロタウン松本散策より)
北アルプス山麓の白色・White

《白馬乗鞍に見える雪形写真・雪形は春を告げます》
白馬岳山麓では、春の農作業を始める時期を知るために雪形を見るそうです。昔から北アルプス山麓の農家では雪形を見てきました。年によって、積雪や気温が変化しても、種まきの適時を雪形は教えてくれるそうです。

《松本市女鳥羽川沿いの白い倉造りの喫茶店写真》
松本市には古い蔵造りの建物が多く残されています。女鳥羽川沿いに白い漆喰で塗られた、倉造りの喫茶店がありました。白色の漆喰は水酸化カルシウムを主成分としたもので、長い年月の間に酸化されて硬い炭酸カルシウムに変化します。時間をかけながら、白く硬く変化するわけです。(白色の図鑑より)

《厳しい冬の白い霧氷写真》
北アルプス山麓の冬の気候は厳しいです。八方尾根では冬には−20℃近くまで下がることもあります。そんな寒い日には、シラカンバの木の枝に霧氷の白い結晶がつきます。これは空気中の水蒸気が過冷却状態で漂い、枝に付着した瞬間に氷の結晶に変化するためです。寒い冬の美しい自然現象です。
北アルプス山麓の茶色・Brown

《紅葉の時期の上高地写真》

《上高地田代湿原のカラマツの茶色写真》
紅葉の時期の北アルプス山麓は素晴らしいです。山々の木々が紅葉する様は見事です。秋の上高地田代湿原を歩いていると、茶色く色づいたカラマツの針葉がパラパラと落ちます。そんな枯野を散策するのは、至福のひと時です。

《安曇野の稲ワラのロール写真・秋の色》
秋に安曇野市穂高近くを散歩していると、水田の稲刈りも終わり茶色い稲藁のロールが置かれていました。茶色い稲藁ロールに秋を感じました。農作業をしている方に「1年間ご苦労様でした」と声をかけたくなりました。
北アルプス山麓の銀色・Silver

《黒部関電トンネルのトロリーバス写真・銀色の車体》
大町市扇沢と黒部ダムは関電トンネルで結ばれています。6.1kmの道のりを銀色の車体のトロリーバスが16分で結んでいます。トロリーバスは電気で走るバスです。以前は東京や横浜でも走っていました。

《銀色に輝くカラマツの針葉に付いた水滴写真》
北アルプス山麓の高原の朝は冷え込みます。冷える朝上高地には朝霧が発生します。過飽和状態の水蒸気はカラマツの針葉に水滴を付けます。水滴が朝日に輝く様子は見事です。この日は水滴が銀色に輝いて見えました。金色に輝いて見える日もあります。
白馬山麓のコラージュ・Collage

《安曇野市大王ワサビ畑写真》

《松本秋の味覚写真》

《八方尾根アサギマダラ蝶写真》

《ツバメオモトの実写真》

《リンゴの色写真》

《秋の実写真》

《ブルーベリー写真》

《信州牛写真》
北アルプス山麓の色を図鑑して見ました。北アルプス山麓の色を楽しんでもらえたでしょうか。よろしかったら志賀高原の色、秋色図鑑も眺めてみてください。
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