奈良公園花散歩
Walking at Nara Park with flowers
奈良公園は秋の花がきれいで散歩に最適な季節です・好評平城京遷都1300年・お堂で見る阿修羅展
平城遷都1300年祭・奈良公園MAP好評長谷寺散歩・若狭街道花散歩・京都の色図鑑・花旅の四季・明日香散歩・法隆寺花散歩
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2009.10.27
奈良公園はとても広い公園です。500ヘクタール以上の面積があるといわれています。実に東京ドームの敷地面積の100倍以上もあるわけですから、隅から隅まで歩くのは大変です。無理せずに、ゆっくり歩きたい奈良公園を写真と地図で紹介いたします。奈良公園はゆっくり歩くと、1300年あまり変わっていない「いにしえの奈良の都」を楽しむことができます。それでは奈良公園花散歩に出かけましょう。

《興福寺五重塔と東金堂写真》

《阿修羅展や平城遷都1300年祭が描かれた車両写真》
Kintetsu Line come from Kyoto
奈良公園へは、京都市営地下鉄からそのまま乗り換えずに行ける直通列車に乗りました。座ったままで近鉄奈良駅に着けるのが嬉しいです。車両には平城遷都1300年祭の案内や今年日本中で話題の阿修羅像が描かれています。近鉄奈良駅から東向商店街を通り、東に向かうとすぐ興福寺の境内に入ります。境内には五重塔(国宝)と東金堂(国宝)が見えます。

《阿修羅展開催予定の興福寺仮金堂とシカの写真》

《奈良公園のナンキンハゼの花写真・夏》
Flower of Chinese tallow

《秋は紅葉もきれいです・秋》
奈良興福寺境内にはたくさんのシカがいます。若いシカの向こうに新しくできた仮金堂が見えます。今年10月17日から11月23日まで、この仮金堂でお堂で見る阿修羅展が開催されます。日本中で話題となった、阿修羅像が興福寺のお堂で見られるのは楽しみですね。境内にはナンキンハゼの花が咲いていました。ナンキンハゼは、紅葉の時期に葉が赤く色づきます。秋に実ができますが、白い種子には蝋成分があり、昔はこれから、ろうそくを作っていました。奈良公園で観察される植物にも、奈良の長い歴史を感じます。

《奈良公園雄シカのお昼寝写真》

《奈良公園雌シカの散歩写真》
Deer in Nara Park

《奈良公園飛火野・仔シカの群れ写真》
Child deer are walking
奈良公園周辺にはたくさんのシカが生活しています。昔から奈良公園のシカは春日神鹿として保護されてきました。長い時間をかけた、人間との関わりから、人を恐れません。お辞儀をして、鹿せんべいをねだる鹿の姿もかわいいですね。飛火野まで来ると観光客は少なくなります。飛火野に仔シカの群れがいました。まだ人になれていないようで、人が近づくと警戒の声をあげます。

《奈良公園丸窓亭写真・洒落た建築です》
House made Kamakura Period

《奈良公園アセビの花写真》

《春日大社フジの花写真・5月》
Flower of Wisteria
奈良公園をゆっくり歩くと、丸窓亭が見えました。鎌倉時代の建築物のようですがそのデザインが洒落ています。奈良公園は広大な面積の割には花が少ないことに気がつきます。これはシカたちが背の低い植物を食べてしまうためです。アセビの森にはアセビが元気に育っています。その花は可憐です。アセビ(馬酔木)には有毒成分(アセボトキシン)が含まれます。さすがのシカたちもアセビを食べないために、アセビだけが育ち、アセビの森になっているようです。万葉植物園(神苑)はシカたちが入らないのでフジの花をはじめ、万葉由来の植物を見学することができます。

《青カエデと春日大社写真・初夏》

《春日大社青丹の廻廊写真》 《春日大社の石灯籠写真》

《春日大社釣り灯篭写真・洒落ています》
Lanterns of Kasuga Shrine
アセビの森から、ささやきの小道をぬけると、春日大社が見えてきます。私は春日大社の廻廊(重要文化財)が好きです。遠近感を感じさせる朱色の柱と緑青色がコントラストを成しています。廻廊をゆっくり歩くと、古の貴人になった気分になります。釣り灯篭も洒落ています。

《二月堂の舞台建築写真》
春日大社を見学して、春日山を見ながら、若草山に入ります。若草山(地図)は緑の山で、眺めていると若菜を摘む古の乙女が目に浮かびます。古梅園で奈良墨を購入し、三月堂(東大寺法華堂)に入ります。法華堂の不空羂索観音(奈良国立博物館蔵のものはこちら)は見事で何度見てみても、息を呑む素晴らしさです。また日光・月光菩薩の素晴らしさは言葉に表せないほどです。法華堂はゆっくり見学したい場所です。二月堂は舞台建築として有名ですが、お水取りの時期にはたくさんの人で、にぎわいます。ここからの眺めは素晴らしいです。

《二月堂付近から見た東大寺大仏殿写真》
Great Buddha Hall of Todai-ji Temple

《正面から見た東大寺大仏殿写真》

《大仏池付近から見た大仏殿写真》
東大寺は奈良公園のハイライトでしょう。東大寺は古都奈良の文化財に一部として、世界遺産にも登録されています。そのなかでも、東大寺大仏殿は世界最大の木造建築として堂々とした建築物です。見る方向によって違った姿を見せてくれます。私は戒壇院裏の大仏池付近から見た大仏殿が好きです。

《東大寺南大門写真・鎌倉時代の傑作》
Nandaimon made by Kamakura Period
東大寺の建築物の多くは再建されたものです。大仏殿も江戸時代に再建されたものです。南大門も鎌倉時代に再建されたものですが、鎌倉時代の建築様式を残す見事なものです。鎌倉彫刻の傑作、金剛力士像は見逃せないですね。

《国宝転害門写真・天平時代の建造物です》
Tengai Gate made at Nara period
法華寺から佐保路を正倉院に向けて、真直ぐ進むと転害門(天蓋門)があります。この転害門は天平文化の時代から残っているものです。天平文化をしのぶことができる、貴重な文化遺産です。

《正倉院入り口写真》
Gate of Shoso-in
正倉院は高床式の倉庫として有名ですが、天平文化をはじめ古代の貴重な美術工芸品が収蔵されています。元々は東大寺の収蔵庫としてできたものですが、現在は宮内庁が管理するものとなっています。毎年秋に奈良国立博物館で、正倉院展として、収蔵品の一部が公開されます。素晴らしい展示品を、ゆっくり見てみたいですね。

《奈良国立博物館写真》

《奈良国立博物館内の茶室写真》
Japanese Tea ceremony house
奈良国立博物館は、明治時代にできた洋風建築の洒落た建物です。写真の本館の建物も重要文化財に指定されています。館内には仏教美術品を中心に、たくさんの文化財が展示されています。ここも見逃せない場所です。

《奈良漬などをお土産に買うのも楽しみ》
Nara Pickles are Nara’s specialties

《猿沢の池から見た興福寺五重塔》
奈良公園をゆっくり回ると、1日では回りきれません。今年日本中の人々の心を捕らえた阿修羅像が興福寺のお堂で見ることができます。(お堂で見る阿修羅展開催10月17日から)その他たくさんのイベントが開催予定です。奈良公園は、何度も足を運びたい場所ですね。また奈良には魅力的なお土産も多いので、買い物も楽しみです。私たちも奈良漬を買って帰りました。
奈良国立博物館で今年も第61回正倉院展が開催されます。正倉院展を見ると、いにしえの奈良の都が、国際都市であったことを実感できます。またお水取りについては、若狭街道花散歩をご覧下さい。よろしかったらならまち花散歩もご覧下さい。
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