ハワイオアフ島の色図鑑
Colors of Oahu Island
ハワイ・オアフ島の、美しい色・空・海・花の色を楽しんでください
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2009.9.19
色は不思議ですね。同じ景色や花も、光の様子によって全く違って見えます。薄暗い中では、人間の目では鮮やかな色を感じることができません。ゴッホは光の少ないオランダから、光あふれる南仏に移住して色彩豊かな画風に変わりました。今日は光があふれる熱帯の楽園ハワイ諸島にある、オアフ島の自然を色図鑑にして写真で紹介いたします。写真を気軽に眺めてください。
青色・Blue

《オアフ島の青い空とヤシの木写真》
貿易風が吹くオアフ島は熱帯にありながら、空気は比較的乾燥しています。これは下降気流による現象です。晴天率が高く青く澄んだ青空を期待できます。冬場雨季もありますが、一日中雨が降るわけではありません、青空を期待しましょう。ハワイや沖縄の空は平地でも、空が青いです。まわりに空気を汚すチリが、少ないので青い空になります。青い空はきれいな空の証拠なのですね。太陽の光はプリズムなどで分光すると7色に分かれます。青は波長が短いために、空気中で散乱されやすいので、青い光が空中に広がって、空が青く見えるわけです。高山に行くとさらに波長の短い、青紫色に見えます。難しい説明はともかく、青い空は美しいですよね。(青色の図鑑より引用)

《ホノルル沖の青い海写真》

《水色に見えるSandy Beachの海水》
ホノルル沖の海は太平洋の真ん中です。汚れのない海が広がります。ダイアモンドヘッドは火山の火口です。沖から見ると目印になりますね。きれいな海の色や湖の色は青いです。空が青いのと同じ原理です。光の中で、青色が散乱されやすいために、青くなります。空の青色を反射して、青く見えることもあります。同じ場所でも光の量によって、水色に見えたり群青色に見えたりします。

《青い海に泳ぐ魚》

《ホノルル港に泳ぐ熱帯の魚》
ハワイ諸島は太平洋の中心部にある孤島列島です。空も海もまだ青く美しいです。いつまでも美しい空と海であって欲しいですね。きれいな海の中をのぞくと、様々な魚が見えます。ホノルル港は、太平洋航路の中継港として発展してきました。横浜港や神戸港にも似た落ち着いた景観を残しています。港の海面を覗くと、Sharpnose pufferの仲間やキイロハギ 、Yellow tangなどが色鮮やかな姿で泳いでいます。小銭で買える、えさの自動販売機があり、買って海にまくとたくさんの魚がやってきます。皆さんもホノルル港で海の中を覗いてみてください。(オアフ島の動植物より引用)
黄色・Yellow

《熱帯の強い日差しに元気なWedelia写真》
オアフ島の公園や道端には、Wedeliaが元気に咲いています。熱帯の強い日差しに負けないエネルギーを持った花です。踏まれても、簡単には負けません。タンポポのような花ですね。タンポポと同じキク科の花です。

《黄色いハイビスカスHibiscus写真》
ハイビスカスはハワイを代表する花です。様々な色がありますが、黄色いハイビスカスも良いですね。ハイビスカスはレイとして、定番ですが、最近ではハイビスカスのドリンクなども流行っているようです。

《Golden Shower Tree写真》
オアフ島の街路樹に多いのがShower Treeです。上の写真はGolden Shower Treeですが、 Pink and White Shower Tree, Rainbow Shower Tree,などがあります。マメ科で、良い香りの花です。

《Hau/Hibiscus tiliaceus 写真》
Hibiscus tiliaceusはハイビスカスの仲間で、ハワイを代表する花です。現地ではHauと呼んでいます。台湾の淡水河で同じ花に出あいました。種が海流で運ばれるようですね。

《Oncidium の写真》
Google map Foster Botanical Garden
ホノルルにある、フォスター植物園では熱帯の植物や、素晴らしい樹木が観察できます。オンシジュームなどのラン科の植物も露地栽培されています。オンシジュームは樹木に着生した状態で観察できます。黄色い花にはカロテノイド系の色素を含みます。カロテノイド系の色素は強すぎる光から細胞を守る働きをします。熱帯の花に黄色い花が多いのも分かりますね。(黄色の図鑑より)
白色・White

《豪華客船Pride of Aloha写真・ホノルル港》

《ホノルル港に停泊する白い船》
ホノルル港はハワイの玄関口です。今では飛行機でホノルル空港からほとんどの観光客が訪れますが、昔は長い船旅を経てホノルル港に入港しました。ホノルル港には豪華客船Pride of Alohaの白い船体が横たわっています。熱帯の強い日差しの中、白い船体は輝いて見えます。

《ホノルル港の白い波しぶきと白い雲》
白は専門家に言わせると、色ではないそうです。白い山、白い船、白い城などは爽やかに見えます。私たちが見ている光(可視光線)は、電磁波の一種です。可視光線をプリズムのようなもので分けると七色に分かれます。分かれた色が、私たちには色として感じるわけです。すべての色の光を混ぜると白く見えます。つまり白は、すべての光を反射して見えるわけですね。(白色の図鑑より)ホノルル港の船の航路が、白く筋になって見えます。これはスクリューでかき混ぜられた細かい気泡が光を散乱しているからです。気泡が消えると、白い航路は見えなくなります。ワイキキの上に見える白い雲も空中の水滴が光を散乱しているからです。

《ワイキキの青い空とPlumeriaの白い花写真》

《Hibiscus amottianusの白い花》

《Pandorea jasminoides/Bower vine写真》
熱帯地方には白い花も多いです。ワイキキの街路樹にはWhite Plumeriaが多いです。Pandorea jasminoidesはつる性の植物で、軒先から下がっているときれいです。Hibiscus amottianusはオアフ固有の品種の珍しいハイビスカスです。スマートな可憐な花弁が特長ですが、強い日差しにも元気で育ちます。大事にしたい品種です。白い花は地味な用で、以外に目立ちます。特に昆虫の目には、反射する紫外線が良く見えるようです。白い花には色素がないように見えますが、フラボンやポリフェノールのような色素を含んでいます。これらの色素が紫外線を吸収して、植物の細胞を守っています。おしゃれな白い花も紫外線から身を守るための日焼け止めを持っているのは、驚きですね。(白色の図鑑より引用)
赤色・Red

《Alpinia purpurata写真・ショウガの仲間です》

《Ixora coccineaの花写真》

《Royal Poinciana》
オアフ島には赤い花も多いです。赤い花も良いですね。Royal Poincianaは沖縄県でも街路樹としてよく見られます。日本ではホウオウボクと呼ばれています。赤い花にはフラボノイド系のアントシアニンの色素を持っています。コンチュウや鳥の目を引くだけでなく、強い紫外線から細胞を守っています。

《Red-crested Cardinal写真》

《赤いヤシ科の実写真》
カピオラニパーク(Kapiolani Park)を散歩しているとRed-crested Cardinalが威張った顔でこちらをにらみます。真っ赤な鶏冠がツッパリ少年のようです。かわいいですね。日立のCMの木(Monkey Pod/Albizia saman)で遊んでいる鳥は、このRed-crested Cardinalです。この赤い鶏冠は目立つためのようですね。
フォスター植物園の庭に赤いヤシの実が落ちていました。とてもきれいな赤い実です。ヤシの実には多くの糖分や栄養分が含まれています。おいしそうですね。(赤色の図鑑もどうぞ)
緑色・Green

《Nu’uanu Paliから見たKaneohe方面》
オアフ島はあまり大きな島ではありませんが、場所により気象が異なります。地球規模の大気循環によってハワイ諸島に吹く北東貿易風はKaneohe方面から吹いてきます。海を越えてくるために、多少湿度が高いです。湿度の高い空気がPu’ukahuauliやNu’uanu Paliなどの山間部を越える時に雨を降らせたり、霧を発生させます。従ってNu’uanu Paliなどの山間部は雨量が多いために、熱帯雨林に育つ植物(ポトス)など多くの緑が多く見られます。雨を降らせ、山を越えた乾燥した風がホノルルやワイキキに吹きます。従ってホノルルやワイキキは乾燥気候になり、あまり緑は多くありません。特にダイヤモンドヘッドクレーター付近では砂漠のように乾燥しています。オアフ島は数時間で一周できる島ですが、多くの気象現象を実感できる貴重な島です。

《ヤシの木を登るGreen Anole写真》
ワイキキのヤシの木にGreen Anole(Carolina anole)が散歩していました。鮮やかな緑色できれいです。この緑色は身を隠すための保護色のようですね。日本では特定外来生物として持込が規制されています。

《インコのきれいな青緑の背中の羽根写真》
インコの羽根はきれいな青緑色をしています。この色は金属的な輝きを持ちますが、色素による発色ではなく、羽根の微細構造によって、光を分光することによって生じる色です。DVDやCDの分光のようですね。インコのきれいな羽毛はおしゃれな色のようです。

《Crescentia alataの緑色の実》
フォスター植物園にCrescentia alataの緑色の実がありました。幹から直接できている珍しい実です。緑色のボールのような実が印象的です。変わった植物もあるのですね。(緑色の図鑑もどうぞ)
赤褐色・Copper

《Cannonball treeの花と実の写真》

《カピオラニパークの少女の銅像》

《Waikiki海岸のサーフィン銅像写真》
フォスター植物園にCannonball treeの花と実がありました。赤褐色の花と実がきれいです。カピオラニパークの少女の銅像も素晴らしいです。オアフ島に褐色は似合います。(茶色の図鑑もどうぞ)
黒色・Black

《Makapuu Beach Park周辺の溶岩》
Makapuu Beach Park付近には溶岩流の跡が見えます。ハワイの溶岩は玄武岩質で黒いのが特徴です。キラウエア火山の溶岩と溶岩の質がほとんど同じようです。ハワイ列島の火山はプレートの動きで、活動の中心が長い年月の間に変化します。オアフ島もかつてはハワイ島のように活発な火山活動がありました。

《ダイアモンドヘッドは噴火口の跡です》

《Hanauma Bay Beach も噴火口の一部です》
ダイアモンドヘッド(Diamond Head)は噴火口の跡です。上空から見ると噴火口がはっきりと分かります。ハワイの溶岩の特徴である黒色ではなく、赤茶色に見えます。これは長い年月空気中にあったために、溶岩に含まれる鉄分が酸化して赤茶色に変化したようです。Hanauma Bayも噴火口の跡です。やはり上空から見るとToilet Bowlのように噴火口が見えます。波によって浸食された部分に黒い玄武岩質の溶岩を観察することができます。
紫色・Violet

《紫色のランも良いですね》
桃色・Pink

《ピンクのハイビスカスも珍しいです》
青色・Blue

《フォスター植物園の青い花》
金色・Gold

《King St.にあるカメハメハ大王像写真》
オアフ島の色を図鑑にしてみましたが、楽しんでもらえたでしょうか。オアフ島で見る自然の色は鮮やかできれいです。これは光の成せる技でしょう。明るい光が作るきれいな色を楽しみたいですね。よろしかったら、台北の色図鑑も眺めていってください。
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