台北植物園龍山寺花散歩
Walking at Taipei Botanical Garden and Rongshan Temple
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2009.7.28
台北市中正区にある台北植物園周辺は、博物館や図書館、研究機関などが集まる落ち着いた場所です。今日は台北植物園付近から、台北で最古の寺院として知られる龍山寺付近を写真で紹介しましょう。台北はエネルギッシュな夜市や中華料理、温泉、買い物などの魅力が一般的に紹介されていますが、世界的にも有名な故宮博物院やたくさんの博物館、大安森林公園を始め多くの植物公園など文化施設や市民から大切にされている寺院なども充実しています。それでは今日は台北植物園龍山寺花散歩に出かけましょう。

《台北植物園のヤシ並木の写真》
台北植物園(入園無料)の巨大なヤシの林は見事です。右のヤシは華盛頓棕櫚(ワシントンシュロ・Washingtonia filifera)左のヤシは大王椰子(ダイオウヤシ・Roystonea regia)これほど見事なヤシ林は見たことがありません。台北植物園はヤシ科(棕櫚科)の植物が見事です。亜熱帯地域の植物園もおもしろいです。ここは台北市民の散歩道になっています。

《熱帯スイレンの写真》
台北植物園の最寄り駅は台北捷運(MRT・Metro)小南門站(駅)で徒歩5分ほどです。台北站(駅)からは乗り換えなしで2駅の中正記念堂站(駅)下車徒歩10分も便利です。台北観光にはタクシー(初乗り70元・日本円で約250円)も便利ですが、今回台北市民が良く利用する、台北捷運を利用しました。台北站から20元(日本円で約70円)です。切符はIC内蔵のコイン式(利用方法はこちら)です。手軽で便利で、リサイクル方式なので環境にも良い優れものです。市の中心部では数分おきの運行ですが、終日利用客が多いです。

《夕方の歴史博物館と台北植物園ハス池の写真》

《野薑花Hedychium coronarium Koenigの写真》
中正記念堂站(駅)のすぐ近くには、中正紀念堂があるので、寄って行くのも良いですね。駅から台北植物園までの通りのは、郵政博物館、科学教育館、中央図書館、台湾芸術教育館などの文化施設が並んでいます。台北植物園は歴史博物館(上の写真)の奥にあります。中正記念堂站からの入場は、台湾芸術教育館の横から歴史博物館の裏に入るのが、近道です。歴史博物館を見学(入館料20元)してから植物園に入るのも良いですね。歴史博物館の裏には大きな荷花池があり、真冬でも香睡蓮(Nymphaeaceae)の花が咲いていました。ハスはまだ咲いていませんでしたが、サギやカモをたくさん観察できました。園内の所々に野薑花Hedychium coronarium Koenigが咲いています。清楚な花でショウガの花に似ていますが、良い香りがします。

《カエンカズラとヤシの木の写真》

《圓形温室と珠蕉・ Cordyline fruticosaの写真》

《Ixora coccineaの写真》
園内には圓形温室がありました。温室にはウツボカズラなどの珍しい植物展示もありました。温室の近くに台湾の生垣に多く見られる、珠蕉の葉がきれいに色づいていました。また真冬ですがカエンカズラ(炮仗花Pyrostegia venusta)がきれいに、咲いています。熱帯東南アジア原産のIxora coccineaもきれいに咲いていました。オアフ島にも咲いていました。気候が似ているためか、オアフ島と共通する植物も多いようですね。

《台北のヘゴの写真・見事です》

《タコノキの写真》

《クワズイモの写真・クワズイモは台湾でよく見かけます》
台北植物園には様々な植物が系統的に展示されています。シダ植物区(蕨類植物區)には素晴らしいヘゴを見ることができました。台湾の海岸部でよく見られる、タコノキや沢沿いに見られるクワズイモ(姑婆芋・Alocasia odora)も見事です。
その他中国文化らしく十二支にちなんだ、十二生肖植物區や文学植物区などは工夫された展示になっていますが、中国語を紐解きながら、観察するとおもしろいかもしれません。植物園内の鳥類や昆虫類も必見ですね。

《龍山寺の写真・龍山寺は台北最古の寺院です》

《龍山寺の隅々まで丁寧な彫刻が施されています》
台北植物園を平和西路口から出て、10分ほど北西に進むと三水街や龍山寺があります。ゆっくり見学しながら行くのも良いですね。龍山寺は創建1738年(清乾隆3年)で台北最古の寺院として知られています。本尊は観世音菩薩で地元では「観音媽」と親しまれています。

《龍山寺は絢爛豪華です・三川殿前写真》

《前殿内や正殿前はたくさんの人々で賑わっています》
横浜中華街の関帝廟にも観音媽が祭られています。その他文昌帝などが祭られていますが、後殿にある媽祖が一番人気のようです。ここが清朝の時代に福建省から渡来した、貿易を行う商人たちの心の拠りどころだからでしょう。横浜にも媽祖廟があります。

《正殿には観世音菩薩が祭られています》

《香の煙がたちこめる龍山寺境内写真》
三川殿横の龍門から前殿内に入ると多くの人で賑わっています。私も赤いろうそくを供えました。正殿には本尊の観世音菩薩が祭られています。正殿内は金色に輝いています。

《後殿には文昌帝や媽祖が祭られています》

《ライトアップされた龍山寺写真・夜景もきれいです》
後殿には文昌帝や媽祖が祭られています。真剣にお祈りをする人たちが多いです。また三日月型をした赤い木札を地面に落として、占いをしている人がいました。台北の人たちはお祈りもエネルギッシュです。そのパワーをもらって龍山寺を出ると、夕闇が迫っていました。これから華西街夜市に寄って行くのも良いですね。台北の夜は、おいしい中華料理や市場や夜市の散歩も楽しみです。

《中生記念堂と珠蕉・Cordyline fruticosa写真》
今日の散歩で、台北植物園のヤシ林と龍山寺は特に見事でした。今日の台北植物園龍山寺花散歩はいかがでしたか?台北花旅はまだまだ続きます。
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今回取材に当たり、ユナイテッドツアーズ、台北市星港旅行社股份有限公司の皆様に大変お世話になりました。感謝いたします。謝謝。
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