白色の図鑑
Photo Album of White
秋にお勧め、純白の美しさを楽しんでください。好評富良野の色・北信の色・函館の色・秋色図鑑・青い実
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2009.11.3
白色は色彩の専門家から言わせると、色ではないそうです。しかし青空に浮かぶ白い雲や、真っ白なワイシャツなど、私達に強い色彩のような印象を残します。今日は白の写真を、図鑑にしてみました。気軽にながめてください。

《函館七飯スキー場から見た駒ケ岳写真》

《横浜港に停泊する豪華客船飛鳥の写真》
白い山、白い船、白い城などは爽やかに見えます。私たちが見ている光(可視光線)は、電磁波の一種です。可視光線をプリズムのようなもので分けると七色に分かれます。分かれた色が、私たちには色として感じるわけです。すべての色の光を混ぜると白く見えます。つまり白は、すべての光を反射して見えるわけですね。サファイア号入港もご覧下さい。

《白鷺城と呼ばれる姫路城の写真》
姫路城は世界遺産です。遠くから見ても、近くから見てもその美しい姿に感動させられます。夏の日を反射して白く見えるその華麗な姿を、人々は「白鷺城」と呼んでいます。姫路城の白壁は漆喰と呼ばれる水酸化カルシウムを主成分とするものが塗られています。長い年月を経て徐々に酸化して炭酸カルシウムに変わり、硬い壁となります。長い年月その白さは失われることがなく、有害物質なども吸着するために、近年建築材として見直されています。姫路城好古園の秋もご覧下さい。

《屈斜路湖に浮かぶ白い雲の写真》
屈斜路湖の近くに津別峠があります。ここから屈斜路湖が一望できます。この峠は標高が高いので、雲がちょうど私たちの目の高さに浮かんでいました。雲も白く見えますね。雲は空気中の水蒸気が冷却されて、水滴や氷の粒になって見えるのですね。水蒸気は私たちの目には見えません。白い雲に乗ってみたいですね。道東の火山と植物もご覧下さい。

《有珠山西山火口の白い噴煙の写真》
洞爺湖の近くに活発な活動をしている、活火山の有珠山があります。2000年に大きな噴火がありましたが、そのときにできた西山火口の様子です。ここは火山活動の様子を実感できる必見の場所です。西山火口から白い噴煙が高く上がっていました。これも噴気に含まれる水蒸気が空気中で冷却されて水滴になり、光を乱反射させるために白く見えるのですね。道央の火山と植物もご覧下さい。

《ホノルル沖の船の白い航路の写真》

《竜頭の滝白い泡立ちの写真》
きれいな水は青いです。ホノルル港の海も青く澄んでいました。ホノルル沖に出る船の航跡は白く泡立っていました。これは船のスクリューで海水がかき混ぜられて、小さな気泡(空気の泡)が出きます。その気泡で乱反射された光が白く見えるわけですね。奥日光にある竜頭の滝も白く泡立って見えました。オアフ島旅行記、ロマンチック街道花旅もご覧下さい。

《松本城のハクチョウの親子の写真》

《横浜臨港パークのカモメ写真》
冬の横浜港を散歩していると、カモメが気持ち良さそうに日向ぼっこをしていました。鳥の羽毛は白いものがありますね。鳥は寒さに強い羽毛で覆われています。羽毛は羽枝を広げ空気を多く含むので暖かいのですね。羽毛は細かな構造になっているので、光を散乱させやすいため、真っ白に見えるようです。鳥は繊細で優秀な断熱材を、まとっているようですね。レトロタウン松本散策、横浜冬散歩もご覧下さい。

《モンシロチョウも白いですね》

《ハイビスカスにとまるオオゴマダラ写真》
安曇野のちひろ美術館で休んでいると、ブルーサルビアにモンシロチョウがやって来ました。チョウの翅の表面には、鱗粉と呼ばれる、粉上の物質がありこれが光を反射して色が見えるようです。白の場合は全部の可視光線を散乱しています。モンシロチョウはオスとメスでそれほど模様が変わりませんが、紫外線を当てると模様が浮かび上がるそうです。チョウには紫外線が見えているようですね。安曇野蝶と花旅、沖縄花紀行もご覧下さい。

《白いシャクナゲ写真・透明感があります》

《白いカサブランカ写真・日本のヤマユリから品種改良です》
初夏の頃、鎌倉長谷寺を散歩していると、透明感のある白いシャクナゲに出逢いました。意外なことに、すべての花の中で白い花が一番多いそうです。白は意外に目立つようですね。白い花には色素がないように見えますが、フラボンやポリフェノールのような色素を含んでいます。これらの色素が紫外線を吸収して、植物の細胞を守っています。おしゃれな白い花も紫外線から身を守るための日焼け止めを持っているのは、驚きですね。富良野市のピクニックガーデンを散歩していると、白いカサブランカがたくさん咲いていました。とても良い香りがします。カサブランカはヨーロッパから輸入された花ですが、日本のヤマユリが原種になっています。よく見ると表面の凹凸も似ていますね。鎌倉夏の花、富良野美瑛写真集もご覧下さい。

《会津御薬園のミズバショウ写真》

《白いノリウツギ写真・爽やかです》
会津若松市にある御薬園でミズバショウに出会いました。ミズバショウの白く見える部分は花ではありません。苞といって葉の変形と考えられます。葉は緑色ですが、葉に含まれる葉緑素(クロロフィル)がなくなり、花のような役割をしているのですね。ノリウツギもミズバショウと同じように、白く見える部分は花ではありません。会津鉄道で行く会津喜多方、ニセコ神仙沼花旅もご覧下さい。

《鎌倉東慶寺のチャの花写真》
鎌倉東慶寺を散歩していると、チャの花に出逢いました。チャの花は派手ではありませんが、清楚で気品のある花です。チャの花に気がつく人は少ないですが、忘れてならない花です。この近くの寿福寺で茶道の祖といわれる、栄西禅師も没しています。鎌倉の紅葉もご覧下さい。

《シラカンバの幹写真・白いですね》

《シラタマノキの実写真シラタマノキの実は白い》
北国や亜高山帯に多くみられれる、シラカンバの幹は白いです。最近ではシラカンバの樹液に含まれるキシリトールや樹皮から採取されるカバノキタールの消炎作用の効能(引用注意)など興味深い報告がされています。北海道ニセコにあるイワオヌプリにシラタマノキの群落がありました。シラタマノキの実をつぶすとサリチル酸メチルの爽やかな香りがします。この実にも消炎作用があります。カバノキ科の植物にもサリチル酸メチルが多く含まれることは偶然ではなさそうです。実や幹の白さとサリチル酸メチルとのかかわりは不明ですが、興味深いですね。

《木々についた霧氷写真・白く凛としています》

《函館駒ケ岳写真・雪山の白さも良いですね》
函館に近い七飯町にある横津岳は、冬には−10℃以下になります。山頂近くの木々に霧氷がついていました。青空を背景に白く輝いて見えました。霧氷は雪の結晶に似ていますが、過冷却の水滴が木々についた瞬間に水が結晶化してできます。氷の花のようですね。結晶面で光が乱反射するために白く見えるのですね。雪が白いのと同じです。函館大沼七飯スキー旅行もご覧下さい。

《白い皿に盛られたデザートも良いですね》
白い皿や器に盛られた料理やデザートも良いですね。ヨーロッパでは有田焼や伊万里焼などの東洋の白く透明感のある磁器にあこがれをもち、日本や中国から磁器を輸入しました。良質の磁器を作る技術は現代にもセラミクス技術として、様々な産業に受け継がれています。
自然の中にある白を楽しんでいただけたでしょうか?白は地味なようで、時に強い主張をします。白はすべてのものを、乱反射ではね返し、輝くおしゃれな色?ですね。
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