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【プロフィール】

ROUTE DU CHOCOLAT本郷店最年少スタッフ、20才(学生)です。
読書と映画が趣味で、さらにお菓子は食べるのも見るのも作るのも大好き!
毎日のようにチョコレートに囲まれて幸せな日々を過ごしています。
 



  

2007-10-31(水)

   『人は見た目が9割』(新潮新書)

 たぶん、このタイトルを見てドキッとした人は世の中の9割くらい
いるんじゃないかと思います。…つまらない前置きはさておき、
私も例にもれずドキッとし、さらにレジに持っていってしまった一人です。
全然人のことは言えないですね。
 半年くらい前にベストセラーになったこの本、題名には賛否両論ありますが
中身は納得のいくものばかりでした。“見た目”というのは容姿はもちろん、
仕草や服装、表情、話し方…そういったもので人の印象は決まってしまうそうです。
簡単な例をあげると、早口の人は怒りっぽい、なんていうのはよく言われることですよね。
ショックなのは、こうした要素が9割でたとえ話している内容はどんなに立派でも
あまり考慮されないそうです。
 最終的にはある程度自分を演出することも可能ということでしょうか。なかなか
難しいというか、おそろしいというか…。
 読んで3日くらいはやる気になりました!!たしかに、女性誌でも「モテ」と「おしゃれ」は
別枠で、それって「人から見られる」と「自分がしたい」の区別なのかなぁと思いました。
3日くらいはやる気になったんですけど、だんだんボロってでますよね。あせった時とか。
やはり中身から改善!ということみたいです。見た目も…。

10月31日はハロウィン、ハロウィンと言えばかぼちゃ、ということで
いきなり脈絡もなく今日は【坊ちゃんかぼちゃ】のレシピです。
坊ちゃんかぼちゃはへたを取り、上の部分厚さ1センチほどはカットし(フタにします)、
本体の中身はタネを取り除きます。フタをして、ラップに包んでレンジ強で8分。
その間に、はちみつ大さじ2にシナモンを加えてよく混ぜておきます。
坊ちゃんかぼちゃを取り出して、ラップをはずし、フタを取り、中に先程混ぜ合わせたはちみつを入れ、
またフタをして、200度のオーブンで10分。スプーンを用意して、幸せな時間のはじまり。


2007-10-27(土)

   『モモ』(ミヒャエル・エンデ)

 児童文学の不朽の名作。私も小学生の頃、夢中になって何度も読みました。
 あらすじを簡単に説明すると、主人公の「モモ」という名前の少女が時間泥棒と
戦い、人々から奪われた時間を取り返すといったところでしょうか。やはり
子どもの頃はモモの冒険にハラハラドキドキさせられ、それが一番の魅力でした。
 しかし今になって思い返すと、作者なりの現代人へのメッセージだったのかも
しれません。時間泥棒が人々にさせたことは、生活を合理化すること。のんびり
食べたり、散歩したり、おしゃべりをしたり…。そんな時間はすべてムダだとして
やめさせました。そしてみんなの心はすさんでしまったのです。
 どこか今の私たちに似ていませんか。やっぱりたまにはゆっくりすごす時間も
大切ですよね。そういえばこの「時間泥棒」の男たちのイメージは
ハリー=ポッターにでてくる「吸魂鬼」に似ている気がします。時間と魂、
どちらも童話のイメージですが、たしかに深いつながりがありそうですね。

最近、自筆の手紙、書いていないなぁと思うこの頃。
こちら(↑)はお店の片隅に置かれている机。お客様が宅急便の送り状を書いてくださるところ。


2007-10-23(火)

   『7月24日通りのクリスマス』(映画)

 友人にタダ券があるからと誘われて観に行ったこの映画。タダということで
はじめは全く期待していませんでした。
 ところがこれがおもしろかったんです!おもしろかったうえにほろりと泣いてしまい、
もう映画として言うことなしですね。舞台は長崎、主人公はマンガオタクで髪もボサボサ、
趣味は空想のさえない図書館司書の女性。…を、中谷美紀さんが演じています。すごい。
こんなにも服装で人は変わるのかと目を疑うくらいでした。もうスペースも
なくなってきたので、一言でまとめてしまうとこの映画は彼女のシンデレラストーリー
なんです。ずっと憧れていた王子様にみそめられるという王道の物語です。
 良いところはたくさんありますが、ありきたりな筋書きなのに
しっかりたのしませてくれること、それから脇役がいい味をだしているのも私は大好きです。  ちなみに原作も買って読んだんですが、全く違うテーマ・ストーリーでちょっと残念でした。
ハッピーになりたいあなたには映画をオススメします。
 ちなにみ“7月24日通り”というのはリスボンにあるそうです。本郷通りも
そういう名前だったらステキだったのに…。
お店の商品の名前なら「モカタンバル」がタンバリンみたいで気に入っています♪

本郷通りはまだ名前があるだけ…。
本郷のお店があるこの(↑)通り、この通りに名前があったらよいのに…。
ここから100mほど行くと神田川が…。


2007-10-19(土)

   <番外編> 学校の授業

 たまには、まったく違うことを話題にしてみます!そういえば私は
学生だった気がするので、おもしろい授業を紹介しようと思います!
 最近はじまった授業で、「湘南」をテーマにしたものがあります。湘南には
なぜおしゃれなイメージがついたのか、独特の雰囲気はどこからきたのか、
そもそも湘南はどこをさすのか…。湘南1つでどんな授業をすれば半年になるのかと
思っていましたが、学問の世界は奥が深いですね。
 まだまだ内容がすすんでいないので↑のテーマに対する解答は書けません。いつか
書ければと思います。今はなんと江戸末期にまでさかのぼって検証しているところです。
 きっとお菓子にも深い起源があるんでしょうね。お菓子について学問的な研究は
あるんでしょうか。『靴に恋して』の回のチョコレートドリンクも知りませんでした。 精進しないといけませんね。
 以上、番外編でした。次回からはまた本や映画を紹介します♪

生まれて初めて見た海は「鎌倉の海」、東京の親戚の家へ遊びに来た
小学校へ上がる前の年のことでした。
「これから東京へ行くんだよ」と言われて電車に乗ったはずなのに、
着いて降りたところは「上野」、でも「東京」と言われ、5歳(?)6歳(?)の
頭の中はぐりんぐりんにこんがらがっていたのでした。


2007-10-16(火)

   『悲しみよこんにちは』(フランソワーズ・サガン)

 −ものうさと甘さとがつきまとって離れないこの見知らぬ感情に、悲しみという
重々しい、りっぱな名をつけようか、私は迷う−
 …18才のサガンが書いた『悲しみよこんにちは』はこんな1節で始まります。
デビュー作、しかも18歳という若さでこの言いまわし、ただものではない!私は
ほとんど暗誦してしまいました。
 でだしもさることながら、中身も何度読んでも新鮮なすばらしいものです。舞台は
南仏、主人公はサガンと同世代の裕福で、しかし豊かな洞察眼を持った少女です。
男やもめで女たらしの父(私のイメージではちょいワルのジローラモさん)、それから
その恋人を中心に様々な人間の側面があぶりだされます。そして、題名にふさわしい、
メランコリックな、ラストへと向かっていきます。
 この作品は私にとって本当に「完璧」で私が読書で味わっているもの、欲していることを
完全に満たしてくれます。
 すぐに読める作品なので、みなさんのお手元にも一冊いかがでしょうか?

(P.S.)
すごくくだらないんですけど、サガンは“フランソワーズ”。お店に女の人のシールが
あって、それは“フランソワさんのシール”…もしかして!?(←もちろん、そんなことは
ないです♪きっと)

内輪のことなのですけれど、私がこのお店に入ったときから、マダムとバラが描かれたこのシール、
“フランソワさんのシール”と呼ばれていたのです。因みにバラは白ばらだそうです。

しばらく遠ざかっていたサガン、このレビューに記憶を呼び起こされて久々に『絹の瞳』を
手に取ってみました。初めて読んだのは大学生の頃、当時なぜあんなに傾倒したのか、
今思い起こすと少し不思議な気持ちで読み返したのでした。


2007-10-13(土)

   『少年H』(妹尾河童)

 いつも文庫本派の私が珍しく、ハードカバーで持っているこの本。だからというわけでも
ないのですが、なかなか思い入れのある本です。
妹尾河童さんご自身の少年時代がユーモラスに書かれたこの作品は舞台が戦前から
戦後の日本でありながら、どこか明るさを感じさせます。洋服の仕立てを営んでいた
父親の職業柄、外国人を接することの多かった妹尾家だからこそかもしれませんね。
(かといって、完全に洋風だったというわけではなく、おみそ汁をなんとスープ皿に
スプーンで頂いていた、なんていうエピソードも…)
 この作品の良い所は、妹尾少年を通して当時の社会や世相が身近に感じられる
ところでしょう。原爆投下など、深刻な話題も、良い意味で、ムダな脚色を
していないないので、よりリアルに伝わってくるものがあります。
 自叙伝として読んでも、1つの物語としてとっても楽しめると思います。どうして
「少年H」なのかは読んでからのお楽しみということで。今私のまわりには、どっさり
チョコレートがありますが、これを書いていたら「舶来物」が特別だった妹尾少年の
気分になってきました。今日は何か買って帰ろうかなぁ…。

「舶来」の「舶」は海を渡る大ぶねのこと、ふねに積んで運んで来た外国の品物、舶来品。
この言葉が使われるようになったのは、明治・大正の頃からだとか…。

こちら(↑)は、海を渡ってきたニューヨーク、セントラルパークのどんぐり。
画家の土井さん(本郷のお店に展示してある絵の制作者です。10月28日〜11月25日まで
目白のスペイン料理文化アカデミーで個展を開催。)からもらったもの。
拾われて飛行機に乗って、こんなところまで来ることになろうとは…思わなかっただろうな。


2007-10-09(火)

   『あさきゆめみし』

 すっかり秋らしくなり、しとしと降る雨を眺めていたら(「秋の長雨」という
掛詞もありますね)源氏物語を思い出しました。といっても、原典は高校生の時に
ほんの少し読んだくらいで、あとはこの漫画にお世話になりました。同じような方も
きっと多いのではないでしょうか?
 日本が誇る長大作のあらすじを私が説明しても、きっと力が及ばないので、軽く
感想だけ。稀に見る美男子でプレイボーイの光源氏と美女が繰り広げる恋愛の数々…
なんですが、どうも私が受ける印象は「じめじめ」です。(好きな方はごめんなさい)
例えば、六条の御息所など、恐ろしいですね。生きている人の恨みほど恐いものは
ないとはよく言ったものです。
 そうはいっても、千年も読みつがれるこれだけ読み応えのある作品を書き上げた
紫式部はやはりすごい人なのだと思います。個人的にはさっぱりしていそうな
清少納言に好感を持っているのですが、どんな女性だったのか、興味がわきますね。
 それはそうと実は、私と千年前の彼女には共通点があるんです!毎回、このコーナーの
原稿はお店の包装紙のはしきれを小さく切ったものに書いています。もとの長い紙を
みると、なんだか巻物になりそう…といつも思います。紫式部もきっと長い紙に
書いていたんでしょうね。裏紙ではないとは思いますが。

そうなのですよね。メーカーさんがご丁寧に包装紙の切り落としを梱包して
送ってくれるのですが、メモ用紙にするだけでは使い切れないほどで…。
だから…遠慮しないでたくさん書いてね♪

ところで私も読みましたよ、『あさきゆめみし』、それから田辺さん版や瀬戸内さん版の
現代語訳も。『枕草子』は橋本治さんのものがとにかく面白くて、わかりやすくて、
もっと早く読みたかったと思ったほど。

こちら(↑)は【花あずき】ブランドで扱っている商品の箱、式部の歌も書き散らしてあって…


2007-10-05(金)

   『靴に恋して』(映画)

 邦題のセンスが光るこの映画は、タイトルにふさわしい、センスの光る映画です。
 私自身、靴が好きなこともあってこの映画を見たのですが、物語は靴に関する特徴で
キャラクター付けがされた8人の女性を軸にすすみます。例えば「偏平足の女」、
「小さいサイズの靴をはく女」「盗んだ靴をはく女」などなど。オムニバスのようで、
でも少しだけそれぞれのストーリーは交差します。
ここに出てくる女性たちはみんな何かしら問題を抱えています。例えば、前述した
「小さいサイズの靴」の女性は、ムリをして上流階級で窮屈な暮らしを送っています。そんな
彼女たちが泥臭くも、でも必死に今の状況を打開しようとします。
 そして最後には皆、それぞれの新しい一歩をふみだします。決してハッピーエンドとは
いいきれないけれど、でも“サイズのあった”生活を。8人のうち1人靴を盗んでいた
ローラという女性が最後にはだしになるのが印象的です。
 あぁ、ちょっと疲れちゃったなぁ、という時に見るとすごく勇気がわきます。自分への
ごほうびを買った日はこんな映画はいかがでしょう?
(P.S. ちなみに私は「靴をすりへらす」タイプです。なんと2ヶ月もちません…)

原題は『PIEDRAS』、英題は『STONES』だとか、スペイン映画なのですね。
スペインと言えば、16世紀、アステカを征服したコルテスが持ち帰ったカカオを初めて口にしたのが
スペイン王カルロス一世、かなりドロドロしたスパイシーな飲み物だったようです。
こんなふう(↑)に飲みやすくなるのはもっともっとずっとあとのこと。


2007-10-02(火)

   『女性の品格』(坂東眞理子)

 つい最近ブームになったこの本、ミーハーな私もちゃっかり購入してしまいました。
 目次を見ると、それだけでもう勉強になりそうな内容がずらりと並んでいます。
「お礼状はきちんとだす」などなど。女性の品格という題名になっていますが、
女性だけでなくどの人にも通じる内容ではないかなぁと思いました。(実際に
全社員に感想文を課した企業もあるそうですよ!)
買って手元においてみてわかったのが、勉強になる以上に便利だということ。
例えば、就職活動の面接に行く前に読んでみたり。もちろんお店の仕事にも通じる
ところもあります。(接客は奥が深いです…)
 聞くところによると、坂東さんが娘さんに伝えたいことを記したそうです。だから
実際に役に立つシーンも多いのかもしれませんね。一語一句が身にしみる、そんな1冊です。
 ちなみに「贈物は得意の店の、普段は買わないような品が良い」とありました。
…チョコレートなんて、いかがですか?(←ちゃっかり営業)

坂東さんのお母様は著者が旅行の際におみやげに、お財布を買って帰ると
「旅先で自分のことを思い出してわざわざ買ってくれたことがうれしい」と
おっしゃっていらしたそうですが、つい先日、私も知人が旅行先からその土地ならではのものを
送ってくれました。品物もさることながら、旅の空で自分のことを思い出してくれたことが
やはりしみじみ嬉しく感じたのでした。贈り物上手になりたいものですね。

普段、自分用にはなかなか買わないこんなボトル型のチョコレートも贈り物にどうかな?と思います。
ちなみに2007年のボージョレ・ヌーヴォー解禁日は11月15日(木)だそうです。
一緒に贈っても面白いかもしれませんね?