ワンフェス 2002年夏 リポート Ver.1

 

「赤とんぼワークス」卓にディーラー参加された皆様お疲れ様でした。今回も大勢の
方が拙卓にお越し頂きました。皆様は何か収穫は有りましたか。

 ワンダーフェスティバルの会場は、1998年夏に従来の晴海国際見本市会場から現在
の有明国際展示場(東京ビッグサイト)に場所を移してからイベントの規模は拡大の
一途を辿り、2000年夏と2001年夏は同系のイベント「トイフェスティバル」と併せ
東京ビッグサイト東館のホール6箇所全て使用する迄に至りましたが、今年の2月は
ホール5箇所に規模が縮小しました。今夏の会場はビッグサイトの西館だけで、晴海
からビッグサイトに会場を移してから2回目の1998年冬と同規模です。今思えば人気
キャラクターのブームで参加ディーラーが増えた拡大時期はバブルと言うべきで、
この程度の技量でイベントに出て恥ずかしく無いかと問い詰めたくなるディーラーが
数多く見受けられました。
 今日日、キャラクター系で全体を引っ張る人気アイテムが無く好みが分散し、以前
の様な何処へ行っても同じキャラクターの造形物が並ぶ共食い状態になりません。
全てのディーラー卓をチェックした訳では有りませんが、突出した造型物は見受けら
れず、何処の卓にも今までに観た様な造型物だけ並んでいる様にしか見えません。
 参加卓数は減りましたが技量の低いディーラーが淘汰された訳で無く、造型レベル
高低の比率は変わりません。
 只でさえ少ないスケール系ディーラーはガイドブックに新作発表と掲載しても、実際
に新作を出品した所は殆ど無く旧作の再版ばかり、有ったとしても1/144スケール程度
の小物しか見受けられません。ガレージキットに工数や材料費等が掛かるのは重々承知
していますが、本音を言わせて頂けるなら、普通の1/72スケールモデルより高価な
1/144スケールモデルでは購入意欲が起こりません。
 今年2月は再版のみ新作無しでしたが、今夏は1年振りの新作キット1/48スケール
ロッキード・モデル9・オライオンを出品しました。手前味噌になりますが、本格的
な航空機スケールモデル新作を出品したのは私だけ、満を持して出品した新作キットは
一般販売向けを14本持ち込み、身内に回す難有り品を2本持ち込みました。この程度
の本数なら今までは午前中に完売しましたが、今回は今迄と違い午前中は全く売れず、
知り合いに2本売れただけ、午後は事前にwebで見た一般のお客様に3本売れただけで
した。3本売れたと言っても1人で2本購入された方もおられたので、実際に一般の
お客様で購入された方は2人だけでした。それ以外は@niftyの身内が事前に予約した
一般販売向け1本と、難有り品1本、某模型店に卸した計5本だけでした。結局、一般
販売向けは3本売れ残り、難有り品は1本売れ残りましたが、幸い最後の難有り品は
身内の方が引き取って頂けました。
 今回の新作
ロッキード・モデル9・オライオンは発売前からEメールでオーダーを
頂き、先日のアフターバーナー・セールでも前評判が高かったので、ワンフェスでの
売れ行き不振は予想外でした。来場された方にはキットの出来が良く、手が掛かった
事は評価して頂けましたが、\5,000の価格設定は高めだった様です。第一次大戦と
第二次大戦間の20年代30年代の航空機が好きな方は多い筈ですが、ワンフェスの
様なキャラクター中心のイベントでは奇抜なスタイルの試作機、実験機の方が受けが
良く、平凡なスタイルのレシプロ単発機は面白みを欠いたのかも知れません。
 入場者全体が減少した様に見受けられたので、スケール系を目当てに来る人達が
減るのも当然です。
 残念ながらワンフェスの売れ行きは不本意な結果に終わりましたが、イベントで販売
する事が以前から自分の欲しかったアイテムを作るきっかけとなり、大勢の方に作品を
披露出来、モデルグラフィックス誌が取材に来ました。売り上げが全てでは無いので
これだけで良しとします。

 ディーラーとして参加するなら、発奮してもっと凄い物を作る迄です。