ワンフェス 2004年夏 レポート Part1

 

「赤とんぼワークス」2004年夏のワンダーフェスティバルは、ディーラー参加された皆様の
協力で無事終了しました。8月中、世間一般がオリンピックで盛り上がっている間、私は
ワンフェスの準備に追われていましたが、ワンフェス当日は奇しくもアテネ・オリンピックの
最終日、同日に私の暑い夏はようやく終わりました。

 今回の新作キット、ベルYFM-1エアラクーダは翼関係の原型が仕上がったのは7月下旬、
出来あがった部品から量産に掛かりました。残りの胴体は8月上旬に仕上がり全部品の注型
に掛かったのが盆休みでした。キットがどんな形でもシリコン型さえ出来れば後は単純作業
の繰り返しですが、今回のクリアーパーツは深絞りなので、ようやく加熱成形に取り掛かれ
た盆休み明け頃は歩留まりが悪く不良品が多く出ました。果たしてワンフェス迄に間に合う
か心配でしたが、回数を重ねる内に深絞り成形のコツが掴めたので、ワンフェス直前に歩留
まりが向上しました。
 キットの量産と並行してデカール版下作成、インスト執筆、図版作成、インスト執筆等、
やるべき事は山程有りました。原型師、量産、ディーラー等全てを1人でこなさなくてはな
りません。作例は1週間前に飛行機の形になり全面に銀を吹きましたが、作例製作に掛かる
頃は既に力尽きました。小学生の工作レベルの作例が仕上がったのがワンフェス前日でした。

 昨今のワンフェスでスケールモデルは小さな1/144スケールが主流なので、如何にキット
の出来が良くても販売価格が¥5,000以上になると売れないので、価格は¥4,800
に押さえました。隣のディーラー「フェアリー企画」では1/144スケールのAFVモデルを
数多く出品し、開場直後は行列が出来ていました。
 私の新作キット、ベルYFM-1エアラクーダは16本持ち込み、昼頃迄には半数以上売れ、
午後2時過ぎ頃に完売しました。

 委託された同人誌「動画な傑作機」は前回の30部より減らし、今回は20部ランチャー
関連の情報等を補足した「動画な傑作機・追補」は40部でした。前回は好評で昼過ぎに売り
切れても、今回は再版なので果たして売れるか心配でしたが、「動画な傑作機」は1時過ぎ
には完売、「動画な傑作機・追補」の売れ残りは2部だけ、売れ切れ後も問い合せが来ました。

 ワンフェス開場前に知り合いのディーラー卓を挨拶回りしただけで、開場後は会場内を見て
回る余裕は無く、お客様の応対や、私を尋ねて来る人達の応対に追われました。見る事が出来
たのは近くのAブロック位で、上のフロアまで観て回る余裕は有りませんでした。
 会場内を歩き回ったとしても誰かに会えるとは限らず、むしろ自分のブースに張り付いた
方が遭える確立が高くなります。何時頃に誰が来るか分らず私はブースに張り付いたままで
したが、お陰でモデルグラフィックス誌が取材に来た時に対応できました。毎回、ワンフェス
前にモデルグラフィックス誌宛てに原型の写真を投稿していますが、残念ながら今回は誌面に
掲載されませんでしたが、取材に来て頂けたのは事前に写真を送り、webでも告知した為かも
知れません。
 久し振りに軍事評論家の「岡部いさく」氏が来られ、久し振りにダイナベクターの「富成太郎」
氏とお会い出来、今回は初めてライターの「聖 咲奇」氏とお会い出来ました。色々な人達と
お会い出来るのもワンフェスの楽しみの一つです。

各ディーラーが出品していたアイテムは次ページです。


タイトル:動画な傑作機
サイズ:B5・148P
頒価:¥1,000−
内容:TVアニメ「ストラトス・フォー」に登場する飛行機の考察、及び元ネタに
   なった実在の飛行機の解説を中心とした同人誌


タイトル:動画な傑作機・追補
サイズ:B5・26P
頒価:¥150−
内容:新規に入手した資料を元にランチャー関連の情報等を補足しました。


タイトル:サイレント・コア
サイズ:A5・112P(表紙込み)
頒価:¥1,000−
内容:軍事小説家「大石英司」ファンによる、作品中の人名や用語解説を中心とした同人誌