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前作「ひぐらしのなく頃に」の解答編ともいえる今回。ぜひ多くの人にやってほしい推理ゲーム。Amazonとかでも販売していないようなので、その手の専門店でどうぞ。 そもそも「ひぐらしのなく頃に」とはどういうゲームなのか。そして「ひぐらしのなく頃に解」はどういうゲームなのか。二つのゲームは対になっているのではなく、幾つかある「昭和58年6月の雛見沢」のピースというわけだったというわけですか…。いつの間にかファンタジー要素が含まれています。 ↓以下ネタバレにつき反転。
今回のお話は登場人物に満遍なく出番が割り当てられ、中でも今まで「汚名」を被っていた人たちに光が当たっていたように思えます。
序盤は鷹野三四の物語。彼女の生い立ちと雛見沢にやってくるまでが描かれる。そのあまりに悲惨な過去。その幸せからの急転直下はレナや梨花以上といえる。
これを見ているかぎりで、どんな悪役にでもドラマ性を持たせることの重要性を改めて感じた。やはり最後は惨めに朽ちていくかもしれない悪役にしても、そこに至る動機だとか心情やキャラ立ちに深みがないと面白くないのであるし、同情心も浮かんでこないものだ。
「ひぐらしのなく頃に」の世界はとどのつまり、梨花と三四の運命のぶつかり合いであった。でもそれではけして全員が幸せになれないのは明白である。
誰もが、みんなが幸せになるエンディングを。最後くらい幸せな夢を、というサブタイトルが物語るように最後は大団円でなくてはならない。それは本編で悪役とされる鷹野三四にもだ。そしてそれは富竹という彼女が他のシナリオで真っ先に殺す男の愛によって一縷の救いを得、成就されたと見ていいだろう。そして裏のエンディングで彼女に贈られるささやかな幸せ。祭囃し編はやはり、鷹野三四の物語だったのだろう…。
さて、それ以外にも本作は見所がある。部活メンバーや赤坂の獅子奮迅の奮戦ぶりは、その演出効果も相まって体が震えたくらいでした。特に赤坂カッコヨス(σ´∀`)σ・ω・)σ ゚Д゚)σ・∀・)σ ̄ー ̄)σ´_ゝ`)σ`Д´)σ
前作皆殺し編では、使えない扱いされてましたから、その汚名返上ですね。なにげに葛西の凄みも素晴らしかったですw
でも一番の笑いどころは、イリーの固有結界「メイドインヘヴン」ではないでしょうかwwww イリー、悪乗りし過ぎwwwwwww だがそれがいい(・∀・)ニヤニヤ
久しぶりに腹抱えて爆笑したなwwwwwww
祭囃し編のタイトルから何となく予想はついていました。この物語の終わりは祭囃しが鳴り始める時間帯にエンディングを迎えると。だから綿流し前に片が着くんだろうなぁ…と。実際ついてしまったわけですが。
こうしてみると最初から8編のタイトルがおぼろげではあるにしろ、前もって発表されているところを見ると、作者の竜騎士07氏はこの作品の全貌を鬼隠し編の時からしっかりと立てていたのでしょうね。でも、鬼隠し編から4年半。あまりにも作風が違いすぎるwwwwwww
ホラーだったはずが、ミステリー、サスペンス、さらにはミリタリーアクションへと。祟殺し編辺りから何やら雲行きが怪しかったし。さらにはファンタジー要素まで加わって…。リアリティの殺人事件解決ゲームを想像していた人にとっては、予想を180度どころか540度くらい裏切られたかんじでしょう。
それを良し、とするかどうかは個々人の判断に委ねるにしても、自分は読了できて大満足しています。この作品に出会えてよかったな、と。と同時にこの作者の才能はスゴいな、と感心させられます。
最初は一人で始め、多くのファンに支えられて今に至っている。そんな感じでしょうけれど。でもそれはこの作品が面白いからこそ、多くの人が支持するのでしょうね。
この作品は、仲間とか生きる死ぬとかそういった事を題材にしているので、是非うちのTRPGのパーティーにやってほしいですね(・∀・)ニヤニヤ
自分はこの作品に4番目の暇潰し編がリリースされた後くらいに知りました。ブームが始まるちょっと前程度です。あれからもう2年経つのですね…。何はともあれ終わりを知ることができてよかったです。 |