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はじめに
ここではルーン文字を使った占いを紹介します。
最近、「ルーン占い」という占いを少しずつ耳にするようになりました。
ルーンのペンダントをコンビニ等で見かけることもあります。
でも、まだまだルーン占いは普通の人には知られていないと思います。
ここではルーン文字の歴史やルーン占いのポイントなどを簡単に説明していきます。
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ルーン文字
ルーン文字はもしかすると占いの文字や魔術文字だと思われているかもしれません。
ですが、アルファベットの原型になったとも言われている実在した文字です。
一般的には2世紀までにヨーロッパのゲルマン民族が使っていたとする説が有力です。
ルーンの発祥はまだ分かっていませんが、古代のルーン文字がデンマークで見つかっていることからデンマーク発祥と言う説もあります。
ルーン文字はやがてアルファベットに取って代われるのですが、それまでの間はヨーロッパ全土で広く使われていたのです。
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ルーンと占い
ルーン文字が普通の文字だとして、なぜ占いが出来るのでしょう?
それはルーン文字が表意文字だからです。つまり一つ一つに意味があります。占いでは文字の意味からインスピレーションを得て占いを行います。
では、表意文字なら全ての文字で占いが出来るのか?
おそらく可能でしょう。特にヒエログリフあたりはビジュアル的にも占いがやりやすいかもしれません。アルファベットや日本の平仮名でもできそうです。
ただ、ルーンは昔から神秘なものとして扱われ、ルーンによる占いや護符作りの歴史もあります。今でもルーン占いが行われているのは歴史的な背景もあると思います。
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ルーンと神話
北欧神話の『エッダ』では、ルーン文字は北欧神話の最高神オーディンが作ったものとされています。
オーディンは9日9夜、自分をユグドラシルの木に吊り下げ、さらに自分自身を犠牲にしてルーン文字を産み出したと言われています。
オーディンはまた全てを見通す予知の力を得た神としても有名です。全知の力を持つユミルの泉の水を飲むことでその力を得るのですが、その代償としてオーディンは片目も失ったと言われています。
ギリシャ神話では予知の力は万能の神ゼウスではなくアポロンやプロメテウスが持っているのに対し、北欧神話ではオーディンが全知全能を備える神として描かれている点が興味深いです。
古来より、一つ目やオッドアイ(左右の目の色が違う)は不思議な力を持つと言われています。一つ目のオーディンが発明した文字だからこそ、世界を見通す力があると考えられているのかもしれません。
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ルーンの特徴
ルーンには基本的に曲線がありません。これはルーンをナイフなどで木に刻んで使っていたからだと言われています。そのためかルーンは形も単純です。正直、ちょっと単純すぎるぞと思ったりもします。
もしかすると原型はもっと複雑だったのかも、とも思ったり。
またルーンの形にも疑問はあります。
例えば水を表すラグズを縦棒で鏡対象にするとテイワズに、斜め線を1本足すとアンサズになります。
ということは、ラグズを元にテイワズ、アンサズが出来てもよさそうなものですが、それにしては意味が違いすぎます。
もしかすると発明当時は曲線もある複雑なもので、それが使っているうちに単純な形に変化したのかも・・・。
と、期待していたりもするんですが、本当のところはどうなんでしょう。真相は全く分かりません。
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ルーン占いの特徴
ルーン占いは基本的にはタロットや易占と同じ種類の卜占と言われる占いです。
特にタロット占いの経験のある人なら、違和感無く扱うことが出来るでしょう。ルーンは25文字(24文字+空白)で占うので、感覚的にはタロットのメジャーアルカナのみの占いに近いと思います。
但し、私が大きく違うと思っている点が2つあります。
1つ目は、占い方。「ルーン占いの実践」で詳しく述べますが、カードを使うタロットに対してルーンは木片や小石を使うので占い方が変わります。特にルーンにはドローイングやキャスティングという技法があり、占いとして独特な発達を遂げています。
簡単に説明すると、ドローイングは袋にルーンを書いた小石を入れて、それを取り出す占い。キャスティングは小枝や紙に書いたルーンを上空に投げて、落ちた場所で占う方法です。
私が使っているのはドローイングですが、石を引くときに石が応える感じがします。パワーストーンに凝っている人には分かって貰えると思うのですが、石を引くときに引くべき石がなんとなく分かるのです。
この行為に比べると、タロットのシャッフルはやや機械的な気がします。
また、キャスティングは屋外で行えば風の影響が出てきます。その分、より神秘的な力が働きかける可能性が強まります。
2つ目は、象意が少ないことです。タロットには絵と数字があり、シンボルや色・数字の象意を使って占うことが出来ます。だから、初心者が占っても絵柄の雰囲気でなんとなく分かるのです。
それに対し、ルーンは対応する数字も色もありません。(一部の本には色や数字の対応が書かれていますが、あてにならないものです)従って、ルーンで占う場合は文字の象意を最大限に拡げ、インスピレーションを使って占うことが必要になります。
そのため、ルーンは失せ物探し等の些末な事を占うのには向きません。また、対応する数字も無いので時期特定も苦手です。
しかし、解釈がシンプルであるため方針を決める(やる、やらない、待つ等)等の占いには効果を発揮します。迷っている問題に答えを出すには、単純なワンオラクルが最適です。