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吸い込まれた湯船の湯はどこへ
昨年、K邸リフォーム工事のことでした。造り付けの浴室を改修してシステムバスに
入れ替えするため、既存のタイル床及び浴槽を取り払った跡を見て、施主様は
「毎日、湯船に浸りながらタイル壁と浴槽の目地の隙間に吸い込まれていく湯を見て
”一体どこに流れていくのかな?”と思っていたが、こんなになっているとは!」
と、驚いていました。
| 長い年月にわたり、こんな状態が続いた結果元々四角い形の 土台は形をとどめず、隣の洗面室の床の下地(根太)まで朽ち 果てており、内部はいつも湿潤状態です。 でもこれは決して特別なひどい状態ではなく”よくあること” なのです。 |
奈落の底へ
トイレの床が落ちそうでコワイ! との連絡を受けT.K邸に急行。木造文化住宅の1階トイレで
旧型洋式便器が設置されていました。床は玉石タイル仕上げで床排水目皿がありました。
便器前のちょうど足の置く位置には、40センチ角の金網が敷いてあります。
「落ちるとコワイので、その上に乗って使ってます。」との事。よく観ると、中央部で床が2センチ程
V字に下がった事が腰タイルに残った形でわかります。床の張替え及び洋風便器の取替えることに決定。
| 3日後、工事に訪れる。 工事工程 1 既存便器の撤去 2 既存床の撤去 3 床下設備配管 4 木製床下地及びフローリング 5 洋風便器及び衛生機器取付 4,5の工程は午後の予定であったが、午前 10時過ぎより工事着手出来ました。 なぜなら、既存床の撤去工事では電動ハンマーで突いただけでわずか1分で崩れ落ちてしまいました。 床タイルとタイル張付けモルタルの下には、何もなく支えていたはずのコンパネ板や根太は60センチ下の地盤の上で腐朽していました。 |
写真はイメージです(このお話のものではありません) |
以前の建物では、タイル床仕上げとし床排水をとり水洗い清掃していました。
床下の湿気と、永年の水洗い使用により、床下地が腐ってしまったようです。
最悪のケースでは、”トイレ使用中突然、床が落下!便器共々奈落の底へ”
〜 今一度、トイレの点検を〜