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女の一生
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2000年11・12月公演 東京・芸術座
(出演)佐久間良子・野川由美子・寺泉憲・内海光司・綿引勝彦 他
 いや〜、「晶子曼陀羅」という舞台がありまして。
 主演は佐久間良子さんで。
 その舞台に光司くんも出てまして。
 ここでも感想をアップしてますが、たいそうボロクソに書いてた…ような気がします。舞台の途中で寝てたし(笑)。

 というわけで、今回も最初から寝そうだな〜と思いながらチケットを取った次第。で、実際に観ると、やっぱり寝ました(爆)。

 今年は、敦啓くんは「犬夜叉」が大好評で再演が決まったくらいだし、晃くんは「big」でミュージカル主演を見事やってくれたし、なのになんで光司くんはやっぱりこれなんだろう…。
 今回は怒濤の一生を送るヒロインの息子役。これが放蕩息子なんですね。母親にお金をせびりながら暮らして、でも無理矢理結婚した奥さんが死にそうになるとまた親に頼って、というどーしよーもない役でした。
 で…去年の「渡る世間は鬼ばかり」で観た好青年・内海光司は、すっごくよかったんですよ。舞台映えもして、声もよく出ていて。
 でも、今回は…褒めるところがない…。光司くん、容姿が変わってなくてよかったな〜、くらいで…。実は、結構前の方の席で観ていたんですが、光司くんてこんな背が高かったっけとか、そんな感覚さえ忘れていた自分にちょっとショックを受けていました。そして演技も、あれ、こんなヘタクソだったか?って感じ。
 役のせいもあるのか、マザコンで、なにかっていえば「おかぁさまぁ〜」なわけですよ。しかもそこでなぜ語尾が伸びる? ちょっと聞いていて苛々するような台詞まわしでした。「渡る世間」のときの発声がよかったばっかりに、今回はかなり残念です。
 なんか、役のせいなのかな、案外いかにもフィクションばりの設定でありえない役とかやらせてみたい、と思うくらい、つまらない役でした。

 大体、あれで『モーパッサン作「女の一生」より』なんてふれ込みをしたら、モーパッサンに悪いっつーの。それに「晶子」のときも思ったけど、佐久間さんの娘役は最悪。あの人は若作りはできません。浜木綿子さんとか森光子さんとか、その辺の方って、実年齢がどうであれ、娘役ができるんですよ。ちゃきちゃきした感じとか若さもちゃんと出せるのです。なのに、佐久間さんは本当にダメ、おおよそ娘らしくない体型のせいか、どうもまったりとした仕草のせいか、本当にこの人は女優なのかっていうヘタさ加減。
 話もなんだかな〜で、二幕の伯爵夫妻なんて伏線になってるのかなってないのか、そこだけぽっと出た人たちって気がするし、脚本やる気ないでしょって思うぞ。あったら大笑い。

 それでも「晶子」のときは、光司くんに関してはそれなりに袴姿だけで評価していたわけですが、今回はそんな甘いことは言わないです。学生服姿は結構イケてましたが(笑)、今年頭のTALKで、今年の光司くんに対する私は容赦ないと書いたとおり、容赦なしです。年末でやっと容赦なくできるネタができたってのもサビシイもんですが(^^;。
 今回の光司くんは「渡る世間」比マイナス100くらいのできの悪さです。
 唯一舞台上で片脚を高く上げて脚を組み、煙草を咥える場面だけがツボでしたが、このために1万いくら出したかと思うとちょっと辛いです。
 私は内海光司ファンだけど、いつまでも甘いことは言ってやらないぞと思います。そのくらい、つまらない舞台でした。他のメンバーがちゃんと成長しているのに、なんで光司くんだけそれが見えないんだろう…それが、結構ショックでした。はたして21世紀の光司くんは、どんなふうになっているのかな?  [ 先頭へ ・2000.12 ]