VISUAL REPORT !
室温〜夜の音楽〜
[ TOP ] [ 光GENJI INDEX ]

 青山円形劇場プロデュース/2001年7月5日〜7月21日
(作・演出)ケラリーノ・サンドロヴィッチ(音楽)たま
(出演)佐藤アツヒロ・中嶋朋子・三宅弘城・村岡希美・内田紳一郎・近藤芳正 他
 ミュージカルではないけど音楽がかなり重要な位置を占めたお芝居。
 さて、青山円形劇場。入ってびっくり、中央が舞台でそれを囲む客席、最後列でも前から5列目とか6列目。座席表でそんなことはあらかじめ知っていたけど、実際入ると舞台が近い〜っっ。プレゾン絶賛講演中の隣の青山劇場の半分くらいのお値段でこれだけ近くで役者さんを観られれば文句ナシでしょう。
 で、客席ブロックごとの脇にある通路から役者さんが出入りしますが、ほぼ360度で役者さんの出入りする通路は3つあるので、なかなかどこから出てくるのかわからなくてびっくりしたりします。
 基本的にサブタイトルはこういう意味なのかと納得いった音楽劇。ミュージカルと違うのは、歌うのは役者さんじゃなく、役者もちょっとやる本物ミュージシャンだということです。たまさんのお三方の生演奏&生歌がときどき入るというものでした。最初は曲のあと、会場両サイドのスクリーンにタイトルバックが入るという、それが幕の代わりのような感じでした。
 内容は、暗い(笑)。ホラー系です。昔惨殺された少女の話を中心に、その家族や知り合い・少女を殺して服役を終えた犯人の男女などが織りなすお芝居です。狭い空間、中央の小さな円形の舞台、落とした照明、たまの暗い雰囲気の歌と小道具は完璧、不気味さが厭が応にも盛り上がってくるったら。
 私が一番楽しみにしていたのはテレビドラマでもお馴染の近藤芳正さん>昔テレビ放送で観たこの方出演の舞台がすっごく好きなんですよ、私(^^)。今回も味があり癖もある面白い警官役だなあと思っていたら、ただモノではなかった模様((((;^^)。殺された少女の姉妹役だった中島朋子さん、ちょっとヒステリックな感じが合ってますね>そういえば昔、この方の舞台も観たことがあります。たま各氏も本当にこの芝居の暗い雰囲気にぴったりで、怖い怖い。近いところで生演奏を見られるので、ファンの方にはライヴよりおいしいかも? 私の一番のお薦めは少女殺しの犯人だったうちの一人の女性役だった村岡希美さん。
 そしてアツヒロくん。実は昔少女を殺したうちの一人の青年役。広い劇場の年配の方向けお芝居でいてもいなくても構わない本筋にはあんまり関係ない、主人公の息子とか弟とかそーんな役(>暴言)はもったいないくらい、舞台役者づいてきた彼。動き多用の「犬夜叉」とか台詞多用の「デジャ・ヴュ」とか、そういう方向の芝居とはまた違って、今回は割としっとりした感じの芝居でした。しっとりというには凄い展開の話でしたが。今年になってからも「犬夜叉」再演、「デジャ・ヴュ」とこれでアツヒロくんの芝居を観るのは三本目、実はここには感想アップしてないんですが、どんどん彼の抽斗が増えていっている感じがします。この劇場サイズやこの物語の雰囲気は、また違ったアツヒロくんの魅力が出ていて、こんなものも合っているなあと本当に思えました。花マル。  [ 先頭へ ・2001.8 ]