SEKAIwaJr.woMATTEIRU
ガラスの脳

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制作総指揮/中村雅哉 原作/手塚治虫 脚本/小中千昭 監督/中田秀夫
協力/手塚プロダクション 制作/日活株式会社・株式会社毎日放送 配給/日活株式会社
出演/小原裕貴 後藤理沙 林知花 河合美智子 名取裕子 榎木孝明 他
 原作はこの映画が決まったあと読みまして、ずいぶん短い話という印象だったんですね。でも話自体は眠り姫じゃないですか>めちゃめちゃロマンティックなお伽噺だなあと思ったんですよね。
 で、監督は中田秀夫さん…そういや「リング」観に行ったっけ。「らせん」の映画よりは「リング」の方が好みだったなあ〜(原作も「らせん」より「リング」が好きなんだけど)。
 最初は去年の秋公開だったのにずいぶんのびたなあ〜、しかも単館上映とまでは言わないけどずいぶん地味な上映…しかし意外とこのくらいマイナーな方が面白かったりするのかもしれないぞっと。
 ま、ともかく裕貴くん主演なら観るっきゃないでしょ。
.  とまあ、色々〜なことを思いながら、観に行った映画。
 生まれたときから眠りつづけた少女がたった5日間だけ目醒めるという話だけど、主役は眠り姫ではなくて、王子様の方。パンフレットで主題歌を作詞した谷山浩子さんが(>私、この方大ファンなんですよ〜っ(*^^*))、中田監督から「雄一(裕貴くんの役名)の視点で」歌詞を書いてほしいと言われた話をなさってましたが、まさにこれは雄一の物語。
 脇役についてはあまり書くことがないんではしょりますが、ともかくどれだけ裕貴くんが主役、と言いはろうとも、間違いなく彼女も主役、の後藤理沙ちゃんについてはちょっと書きたいと思います。後藤理沙ちゃん、「サイコメ2」のときはそれほど存在感がない役であまり印象にも残っていないんですが、この映画は可愛かったです。目が大きくて、子供の心で生まれてどんどん大人になっていく5日の、ころころと変わる表情が、すごく魅力的でした。初めて由美(後藤理沙ちゃんの役名)が雄一に背負われて外へ出たときと、遊園地の風景、すごく彼女の表情が印象に残っています。この物語って、由美のキャラクターが魅力的じゃないと、映画全体が崩れてしまうんですけど、本当、可愛かったです(*^^*)。
 そして裕貴くん、顔は角度によってちょっとぽっちゃりして見えたりしましたが、それでも、やっぱり綺麗な顔だなあと思った次第。気になっていた滑舌についても全然気にならなかったですし、雄一・由美ともどもキャスティングの勝利でしたね。裕貴くんて、私から見ると、品のある顔なんですよ。だから王子様という役所がよく似合う、まあ、結局雄一は王子様ではなくて雄一だったわけですが、由美を目覚めさせるまで、由美が目覚めている間、由美が眠りについたそのとき――どんなときも、雄一が切ない表情をしているのが印象的でした。話題のキスシーンも「キスなんていや〜、やめて〜っ」てファンの気持もわかりますけど、あれを見ないのは勿体ないと思うほど綺麗に仕上がっていました。由美が目覚めて、その後色々あって、本当にふたりの心が触れあう激しいキスシーンなんて、もう絶品。
 そんなキスシーンや、結婚式、最後のに由美が眠りにつく瞬間、そして子供時代、大人時代も含めて、素敵なお伽噺、だけどお伽噺という言葉で片づけるには切なすぎる物語でした。
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