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君といた未来のために

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(放送)1999.1〜3放送 NTV系(プロデューサー)井上健・鈴木聡(脚本)大石哲也(主題歌)『やめないで、PURE』KinKiKids
(出演)(出演)堂本剛・遠藤久美子・仲間由紀恵・佐野史郎・内藤剛志 他
 父との確執、母の生死、人生をやり直したいと思っていた青年の、リプレイドラマ。ケン・グリムウッドの傑作SF小説「リプレイ」をベースにしてはあるものの、後半はそんなことも忘れるくらいオリジナルカラーが出てきましたね。
 基本的にわたし、時間跳躍話って大好きなんですよ。「時をかける少女」(筒井康隆)、「タイム・リープ」(高畑京一郎)、「スキップ」(北村薫)とか映画の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」とか涙が出るほど好き〜〜。だから、このドラマもすっごく期待して見ました。
 で、期待は裏切られなかったです。大筋において。
 何度も繰り返す人生、同じ繰り返しを経験する他の二人、未来を欲しがっていた主人公と、未来を望まなかった男。同じ時間の中で、どんどん変化していく父親との関係、明るみに出てくる母親の真実。そして最終回の、映画館でのクライマックス。綺麗に決まりましたね。
 ただ、後半は主人公の家族中心の話になってしまったのが残念でした。実は最初の頃の、親友の自殺をなんとしても食いとめなければ、みたいな必死さも好きだったんです。エピソードとしては、そのネタを最後までひっぱってもらいたかった気もするんですよねー。どんどん仲間ネタが薄れてしまったようで、これだけが惜しいなあと思いました。喫茶店仲間って、結構いい味を出している役者さんがいただけに。

 さて、剛くん。後半何話かのことなんですが、彼の左頬にできた大きな吹き出物がすっごく気になりました(笑)。
 あと、このドラマって、関西弁である必然性はまったくないんですよね。剛くんのインタビューで、関西弁の方が感情移入しやすいからって読みましたが、早く標準語でお芝居のできる役者さんになってね>剛くん。
 しかし、彼の親子の確執って演技うまいんですよね。繰り返す時間の輪から抜けだせたあと最後までの彼の表情が明るくて、脚本もよかったんですが、喫茶店で競馬の予想で結果がわからないと笑うところがホント、よかったです。20数年ぶりに結果のわからない競馬の予想をしたっていいなー。

 ドラマの作りは、この時間帯のドラマによくある特殊効果がいいときもあり悪いときもありって感じでした。
 でも、人の脚が逆回しになったりする画面の使い方はとてもいいですね。すごく単純なやり方なんですが、画面処理のきつすぎる場面よりよっぽどよかったな、と。
 主題歌「やめないで、PURE」も、ドラマに合ってましたね。こういうのって、ドラマが先にあって主題歌を合わせるのかなあ。そのときの映像も素敵でした。季節が戻っていくのが切なげでね〜。