TOKIO TOKIO-Side:DRAMA DATA
サイコメトラーEIJI

1997.1〜放送 全10話
原作・安童夕馬・朝基まさよし(講談社「週刊少年マガジン」連載)
明日真映児・松岡昌宏/田宮章吉・井ノ原快彦/葛西裕介・小原裕貴/大塚寧々/田辺誠一/永澤俊矢 他

vol.1 殺人鬼メビウス(前後編) 脚本・小原信治 演出・堤幸彦
vol.2 時計じかけのリンゴ(前後編) 脚本・田子明弘 演出・佐藤東弥
vol.3 ボクを殺さないで 脚本・小原信治 演出・堤幸彦
vol.4 狙われたアイドル(前後編) 脚本・田子明弘 演出・大谷太郎
vol.5 24HOURS・顔のない殺人者 脚本・大石哲也 演出・佐藤東弥
vol.6 THE LAST SEVEN DAYS(前後編) 脚本・小原信治 演出・堤幸彦

 テレビの本放送で見ていたときは、私は松岡くんのファンでした…ので、どちらかと言えば松岡くんメインで見ておりました。いのっちと裕貴との3人のやりとりも楽しくてね〜。基本的に殺人事件を扱うミステリドラマなんだけど、3人の絡みは可愛かったなあ。エンディング、TOKIOの「フラれて元気」がかかる中、散らかった部屋でダンスを踊る彼らの姿が笑えました。裕貴くん、めっちゃ踊りが色っぽい…。特に最終回の、エンディングに至る場面はうまかったです。
 さて、主人公映児、まぼちゃん。額出しヘアスタイルが馴染んでいるけれど、当時は茶髪で額に前髪を下ろしていました。これが若々しくて(今だって若いけど(笑))少年らしくて好きです。サイコメトリーをするときの額にタテ皺を寄せた顔は、くっ苦しい〜けど、それもまた一興。不良というよりは、ふらふら〜っとしているお気楽少年という感じがよかったです。シリアスな顔をきっちり使い分けているし。
 章吉役、いのっち。こちらも、のほほ〜んとした雰囲気を出してました。そんなところはどちらかというと、地のイメージに近いです。それがドラマでは逆に珍しかったりして。第二話で「MADE IN JAPAN」の替え歌を口ずさんでいたのには噴きだしました。でも、最終話とか、いいところではきっちり第二の地位を確立していましたね。いのっちがシリアスな顔になると、洒落にならない気がして緊迫感が増します(なんだそりゃ)。最終話の、試験中の場面で自分がテスト問題を盗んだと告白したあとの笑顔はとってもよかったです。なかなか彼は、役者としては味のある人だと思いますね。 裕介
 それから裕介役の裕貴くん。学校に行かない(だって…(^^;)優等生役。背の高い、まぼ&いのっちと並ぶとちまっとした感じで可愛かったです。ひとりだけ、制服のタイをしっかり締めていたのがいいし、なんかどこかトロそうだったのも好感が持てました。やっぱり、まぼちゃん、いのっちに続く第三の地位なのは仕方ないけれど、3人並んだときのちまちましたところと、1人アップになったときの目の大きな顔の凛々しさが、ときどきすごくアンバランスで目を惹きました〜(*^^*)。でもね、制服のボタンを全部とめてきちんとしているのに、その裾から下のワイシャツがはみ出ているのは…流行だったの!!?? おねーさんには判りません(笑)。
 うーん、こんな3人のおにーちゃんが欲しいなあ。恵美ちゃん(映児の妹)が羨ましかったです、はい。

 ドラマ自体は、超能力をひっぱってきていますが、基本的にミステリドラマ仕立てで面白かったです。画面が少し暗いのが気になったんですけど…このコーナーのカットを描くんで、主役トリオの髪型とか色々とチェックしながら最初見ていたんですが、画面が暗いのですごく見づらかったんです…と思ったら、たまたま見ていたビデオデッキが悪かっただけらしいです(爆)。背景処理とかは、のちの「ぼくらの勇気〜未満都市〜」にも共通するところがありますね〜。
 でもね、内容は凄いっす。原作を読んでいないので、あくまでドラマオンリーの話ですが、警察とか設定が苦しいですね〜。あんな警察あってたまるかってな感じですわ。そういう細かいところでは、かな〜り非常識なところがあります。主役たちに焦点を置きすぎているせいか、犯人像が結構浅いし。そういうところでは、とてもツッコミがいのあるドラマなんですが…まあ、それはおいておきましょう。
 ただ、そういった基本設定に目をつぶれば、話の作り自体はなかなかよかったです。結構盛りあがりもきちんとしているので、90分近くになる前後編の回を一気に見ても飽きません。ミステリとしての謎とき、SFとしての超能力、サスペンス的な山場の作り方…毎回、本当にはらはらとさせられたんですよね。犯人像に、いくらか似通ったところもあったのが気になったんですが、この辺は他のミステリドラマでもありえるし。当時流行していたと思われる「プロファイリング」を無理に出すことはないような感じもしたけど、原作どおりなのでしょうか、だったら別にいいかな、と。サイコメトラーとか、多重人格とか、そういうネタとしての非現実的なところは、脇役の永澤俊矢さんと田辺誠一さん、おふたりのまったく正反対と言ってもよさそうな存在感に圧倒されて消え去りました。
 毎回のゲストもなかなか楽しい顔ぶれでした。当時は知らなかったけど今でこそメジャーな田辺さんとか、他のJr.の子とか。一話完結(二話完結もあるけど)型ドラマは、こういうゲストも楽しめるので好きです。  映児の超能力、主役3人の友情、女刑事の関わる事件の数々が、それぞれ毎回よくまとまったり、うまく次回に繋がったりして、楽しませてくれました。

 最後に、続編を望む! スペシャルでもいいや!
 絶対いいと思うのですよ。まぼ&いのっちに、もう制服が似合わないなら、浪人生という設定でもいいわ(笑)。で、裕貴くんひとり大学生役なの、当然。
 映児「なあ、裕介、俺たちの代わりに受験してくれないか?」
 章吉「あ、それのった。裕介、頼むよ、俺たち友達だろ」
 裕介「え〜、駄目だよ、そんなの」
 映児「よし分かった、合格したらラーメン一杯おごるからさ」
 …なんてね。裕貴演じる裕介くんの厭そうなトロい「え〜」がポイントなのです(笑)。
 やるなら今のうちという感じもするので、早くお願いしますうううう>NTV様。

トリオ