TOKIO TOKIO-Side:DRAMA DATA
天国に一番近い男

(放送)1999.1〜3 TBS系
(プロデューサー)鈴木早苗・磯山晶(脚本)越智真人
(出演)松岡昌宏・陣内孝則・奥菜恵・袴田吉彦・池内博之・窪塚洋介・北村総一朗 他

 別名「松岡昌宏&陣内孝則コントコーナー」だと、私は思っておりました(笑)。初回からすっごく速いテンポで、ぽんぽんと物語が進んでいくところが楽しくて、毎回けらけらと笑いながら見ていました。

 まず、松岡くん。前髪下ろした松岡くんが私はとっても好きなので、ドラマの髪型はとってもお気に入りでした。なさけなーいヒーローというには、ヒーローでありすぎた感じもしますが、毎回命題をどうやってクリアしていくのかな、と興味津々でした。そうそう、クリアはできるんだろうなって思うんですけど、どうやって、が問題なんですよね。格好悪い部分も格好いい部分も見せてくれて、魅力全開(*^^*)。余談ですが、第4話で、高ピーになってしまう松岡くんが旅行まで当てちゃって「パラダイス銀河」を歌っているところ、嬉しかったですう。ありがとう>松岡くん!
 脇を固めた役者さんたちも、ラインナップがすごすぎました(笑)。
 まず「眠れる森」から一転爆笑モノの天使になった陣内さん、途中ではことこ的にラブラブのシリーズ「名探偵明智小五郎」(裏番組だったぞ。いいのか?)もこなし、さすがでした。うまくドラマをひっぱっていきましたね。あのブラックなお姿で天使ってのもミスマッチだし、博多弁てのも怪しげで、正体はナニモノなんだろうとずっと思っていました。
 松岡くんとのやりとりも面白かったですね。途中で、陣内さんに命題が下った回、いつもの陣内節を松岡くんが、松岡節を陣内さんが、という入れ替わり感覚でうけまくりました。ふたりともうまいうますぎ〜。
 小春ちゃん役の奥菜恵さんは、明るくてきゃーきゃー言ってて、素直に可愛かったですね。鮫島役の袴田吉彦さんは、モノマネがキョーレツで、イロモノがばっちりはまってました。袴田さんは基本的に二枚目系だと思っていたので、あの役にはびっくりしましたわ。歌が本当にあんなに下手だったらどうしよう(失礼(笑))。でも、私的に、袴田さんという役者さんは、イメージ抜群になりました。池内博之さん演じる麻人くんも最初は小春ちゃんが好きなのかな〜と思っていたら、実は思い人は四郎くんだったので、大笑いでした。格好悪い役を素直にこなす芸達者な渡辺いっけいさんとか、笑いのツボがキャラクターそれぞれにありました。あんなに誰もみんな格好悪いドラマがあっていいの〜??

 ドラマですが、まず、タイトルが絶品。興味をそそられるタイトルでした。
 本当にテンポがよくて、いいコメディでした。最終回では、四郎くんが「どうせ俺はタワシだよ」とか「東京フレンドパーク」出演のときのネタを持ちだしたり、どこまでが脚本でどこまでがアドリブかわからないかけあいが多かったですよね。  基本的には、予定調和の話だと思うんですけど、こういう楽しい予定調和だったら大歓迎です。予定調和ってわかっているからよけい安心して楽しめる、コメディの基本のようなドラマでした。
 ドラえもん的キャラクターの作り方というのも、各々の個性がわかりやすくてよかったですね。
 忘れちゃならない、「学校へ行こう!」との連動企画で、初回にV6坂本くんと長野くんが出演したことも話題になりました。妙な宗教の勧誘で、出番は時間的にはすっごく短かったんですが、それにしちゃインパクト強すぎ。あまりにも怪しいキャラクターで大笑いしちゃいました。
 しかもラスト近くに登場する殺し屋は、誰かと思えば、岡本健一くんじゃございませんか〜。おお、びっくりしました。ジャニーズ的にこっそりツボだったドラマですね(*^^*)。
 エンディングのTOKIO「Oh! Heaven」も、私はすっごいお気に入りでした。曲調がドラマの明るさと合っているし、黒いスーツとサングラスで出演者が踊るのが賑やかなんですよね。みんな、ドラマの役からは想像できないほど(笑)格好良かったし。途中一度、この曲がオープニングに来たこともあったり、細かい工夫も感じられました。
 しかも泣かせどころのツボもばっちり押さえていますよね。一話ずつ観ても楽しいし、続けて全部観るとさらに楽しいという感じでした。最後はちょっとほろっとさせて、く〜っ、うまかったです。最終回は、少し急ぎ足な感じもしたので、拡大枠で欲しかった気もしましたが、ホント、楽しいドラマでした。 99.3.19