健康な体が身長を伸ばす
- 赤ちゃんを「大きく産んで大きく育てる」。そのために注意することは、出生前の母親の栄養不良、飲酒、運動制限などです。特に栄養に注意が必要で、栄養不良状態になっていると胎児の発育に悪影響がでる可能性があります。また、出産後の母乳の質の低下にもつながってしまうので栄養状態には十分気をつけましょう。
- 身長の伸びに関係ある病気
1)アトピー性皮膚炎・・・かゆみのため睡眠が妨げられ、成長ホルモンの分泌が低下したり、昼間眠くて食欲も低下するなどが考えられる。治療の基本は皮膚を清潔に保つことと、身の周りのホコリやダニを減らすことです。後は病院の先生の指示を守って治療していくことが大切です。
2)扁桃肥大、アデノイド増殖症・・・食べ物がのどを通りにくかったり、鼻づまりで夜、寝苦しかったりで身長の伸びが悪くなる場合があります。治療法は、多くの場合耳鼻科の先生に除去手術をしてもらうと改善します。
3)気管支喘息・・・これはごく一部の人に限りますが、重症のため何日も十分食事が摂れなかったり、睡眠が妨げられる場合があります。治療法はここでは詳しく述べませんが、病院の先生の指示に従ってなるべく早いうちに治した方が良いでしょう。
4)便秘・・・最近便秘の子どもが増えていますが、便秘は食欲の低下につながってしまいます。治す秘訣は、定期排便です。毎日同じ時間に必ずトイレへ行きます。初めはなかなかうまくいきませんが、半年もすれば毎日同じ時間に排便がみられます。
5)肥満・・・肥満と低身長の関係は3つに分かれます。@肥満による低身長A成長ホルモン不足による低身長(方法8で詳しく述べます)B肥満恐怖症(ダイエットによる栄養不足)に3つです。肥満を治す基本は次の5つです。
1、体重のグラフ・・・計るだけではなく、グラフにして視覚に訴えましょう。なるべ
く一日2回計るようにしてください。
2、よくかんで食べる・・・少なくとも20回以上かみましょう。
3、食後の後かたずけ・・・食後すぐにゴローンとするのではなく、食器洗いなどお母さんの手伝いをして体を軽く動かしましょう。
4、清涼飲料水(ジュース)の禁止・・・ジュースには砂糖が多く含まれています。牛乳も低脂肪のものにし、500ml以上は飲まないようにしましょう。
5、ジャンクフードの食べ過ぎに注意・・・ジャンクフードとはスナック菓子、インスタント食品、ファーストフードなどのことです。これらはカロリーを多く含んでいるので太りやすいと言えます。主食以外の不要な食べ物をなるべくやめましょう。
6)夜尿・・・夜尿の原因には@多尿型夜尿症(尿量が多い)A膀胱型夜尿症(膀胱に尿を多く貯められない)B未熟型夜尿症(排尿機能が未熟)があります。これらはトレーニングしだいで治るものなので、心配な場合は病院でお医者さんに指導してもらうと良いでしょう。
7)ワクチンで防ぐことができる病気・・・BCG・ポリオ・百日咳・ジフテリア・破傷風・風疹(はしか)・風疹・日本脳炎・インフルエンザなど、ワクチン接種で防ぐことができる病気はかかる前にワクチンを接種しましょう。病気はしないにこしたことはないです。
8)食物アレルギー・・・除去食は素人が判断してはいけません。間違った食事制限のために栄養不足に陥ってしまう可能性があります。必ず専門の医師の診察を受けて本当に食物アレルギーかはっきりさせましょう。このとき制限された食品に含まれる栄養素を他の食品で補うようにしましょう。
*もしも牛乳アレルギーだったら・・・牛乳は良質のたんぱく質とカルシウムを含んでいます。たんぱく質は肉・魚・豆類で補い、カルシウムは小魚・小松菜などに多く含まれます。ただ、小魚・小松菜は子どもに不人気なのでお母さんが料理を工夫し、子どもの好きなものに混ぜたりしてみると良いでしょう。
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