子どもの頃を逃すともうその子は身長が伸びるチャンスを失ってしまいます。子ども達の身長が伸びるための環境を少しでも整えていきましょう。
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身長を伸ばす食事 運動の効果 健康な体が背を伸ばす 親の愛情の力

身長を伸ばす食事

  • これさえ食べればよいという完璧な食事はなく、これは絶対に食べてはいけないという食品もありません。偏らないようにいろいろな食品からバランスよく栄養を摂る事が大切です。

  • 特に大切なたんぱく質!たんぱく質は骨や筋肉などの材料になり、また成長ホルモンの分泌を促す作用があります。身長を伸ばすには骨が伸びなくてはならないので、たんぱく質はとても大切です。たんぱく質の必要量は子どもの場合
       
     (体重(kg)×2) グラム 例:50kgの子どもは1日100gのたんぱく質が必要です。

     と言われています。たんぱく質は肉類・魚類・たまご・乳製品・豆類に多く含まれていますが、これらを3食に分けてバランス良く摂取してください。
     100gの肉を食べても100gたんぱく質をとったことにはなりませんので注意してください。

    *ご飯やパンにもたんぱく質は含まれます。しかし含有量はとても少ないので、これだけでは身長は伸びません。

  • 身長増加に有効な高たんぱく・低脂肪食品
    1)肉を選ぶポイント
     たんぱく質が多いことはしっていると思いますが、脂肪も多く含んでいます。ただし肉の種類によって脂肪の含有量は違います。まず、牛肉の中で比較的たんぱく質が多く脂肪が少ないのは、ヒレ・肩・ランプ・サーロインなどです。そのほかの肉もしゃぶしゃぶや網焼きにして脂肪を落とすと良いです。次は豚肉です。おすすめはヒレ・もも・肩ロースです。調理方法は煮豚や湯で豚が脂肪が落ちて良いです。鶏肉はささみが一番バランスが良く、次いでもも・胸肉などが良いです。

    2)魚の選び方
     肉に比べ高たんぱく・低カロリーものもが多いです。タラ・マグロの赤身・ヒラメ・カツオ・キスは比較的バランスが良く、サバ・サンマ・サケ・アナゴは少し脂身が多いです。

    3)豆類
     「畑の肉」と言われるほどたんぱく質が豊富です。また脂肪も少なく身長増加に大いに役立ちます。ただ、大量に摂取するとホルモンのバランスを崩す可能性があります。やはり完璧な食品は無いのです!

  • 身長増加といえばカルシウム!!ただ、日本人のカルシウム摂取量は先進国の中で最下位です(アメリカ・フランスの半分程度)。カルシウム豊富な食品として、A乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズなど)、B海産物(ワカメ・しらす干し・うなぎなど)、C野菜(小松菜・大根の葉・野沢菜など)、D大豆製品(豆腐・納豆など)、Eゴマがあります。また最近はサプリメントも多くありますが、自然の食品にはカルシウム以外の栄養素が多く含まれているので、カルシウムはなるべく食品から摂取するようにしましょう。

  • カルシウムの所要量
    年齢 1〜10歳 11〜18歳 19歳〜
    摂取量 800mg 1200mg 800mg
    *これはアメリカの基準で、日本で定められたものより多いですが、世界的にみれば一般的な数値です。

  • 乳製品はカルシウム豊富、でも・・・過剰に摂取すると肥満や食欲不振を招きます。カルシウム源は乳製品だけに頼らないでください。子どもは牛の子ではないのです!(目安は牛乳なら一日1リットル以下)

  • 亜鉛も身長増加に大切です。亜鉛は、ホルモンなどの原料になるたんぱく質や遺伝子を作る酵素に含まれています。また、骨の成長に直接関与しています。亜鉛の一日必要量は15mgとされていますが、亜鉛が不足すると味覚障害が起こる可能性があり、それが食欲減退の原因になる事もあるので注意が必要です。亜鉛を多く含む食品には牡蠣(かき)・和牛もも肉・豚レバー・納豆・豚もも肉などがあります。

  • 食品添加物(リン酸など)から子どもを守りましょう。日本では最近、食品添加物を多く含む加工食品が大量に使われています。食品添加物には体内や食品中のカルシウムや亜鉛を体外に押し出す作用があります。このため、カルシウムや亜鉛不足になってしまうのです。食品添加物の取りすぎには十分気をつけましょう。特にリン酸を多く含む食品にスナック菓子・ハンバーガー・コーラ・サイダー・アイス・ソース・マヨネーズ・ラーメンなどがあります。子どもの好きなものに多く含まれているので、食べたい時に好きなだけ食べるというのはやめましょう。

  • 小食はこの方法で治そう。
     1)食欲が無い理由を分析する。主な理由に、
     @運動不足・運動のしすぎ・・・適度な運動が大切です
     A夕食の時眠い・・・食べている途中で、眠いので食べるのを止めてしまいます
     Bお菓子の食べすぎ・・ある程度は良いですが、しばしば食欲不振の原因になります
     C牛乳の飲みすぎ・・・牛乳でお腹がイッパイになってしまいます
     D偏食・・・楽しいはずの食事が辛いものになってしまいます
     E味覚障害・・・食べ物の味に鈍感になっています
     F食事中気が散る・・・TVなどに気が散らないよう工夫が必要です
     G親・兄弟が早食い・・・取り残されると焦ってしまいます。ゆっくりくつろいで食事をしましょう
     H便秘、不規則な排便・・食欲にムラがでます。規則正しい便通を心がけましょう
     Iお腹が空いた時に食事がない・・お腹が空いた時が一番おいしく、たくさん食べられるときです

     2)病気で食欲がない場合もあります。肝臓病などで食欲が減少する場合があります。

  • 食欲はあるが、すぐに満腹になってしまう子どもは一日4食でも良いです。午後3〜4時頃におやつの代わりに食事をするのです。この時、作りおきをフリージングしておくと手軽で良いでしょう。

  • 休日もしっかり朝食をとりましょう。ゆっくり朝寝坊して、朝と昼は一緒にしていませんか?その昼ごはん、おにぎりや麺類だけではないですか?平日に比べ休日は栄養摂取量が不足しがちです。前の夜準備するなどして朝からしっかり食事をしましょう。

  • 食事で一番重要なのは、食事を楽しむことです。楽しければ食欲も増します。またお菓子は子どもの情緒を安定させる効果があります。たまには栄養を度外視して、楽しみのためにたべるのも良いでしょう。


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