| 第70回 2005/10/23 |
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今回は練習の最後に絵を見てもらいました。ただの一枚の絵なのに人によっては若い女の人に見えるし、人によってはおばあさんに見えるという不思議な絵でしたね。人によって違って見えるこの絵。同じようなことがみんなの生活の中にも起きています。同じ失敗をしたときにあるひとは「なんでやってしまったんだろう」とくやみますがあるひとは「やってしまったぶんとりかえそう!」と前向きにとらえます。同じできごとでも人によってまったく違うとらえかたをしています。同じように、日本は何か順番を待つときに一列に並んで待っていることが常識ですが、海外ではとつぜん割り込んできても平気な国があります。ここで、日本人のわれわれからすれば「なんて非常識なやつだ!」と腹を立ててしまいますが、それはわれわれ日本人の考え方で考えるから腹が立つのであって、もともとの価値観が違うだけだということです。
今回見た絵で「若い女性だって!?バカ言っているんじゃない。これはどう見たってお婆さんの絵だよ!きみは間違っている!おかしいよ:」と怒っているようなものですね。おばあさんにしか見えていないから、若い女性に見える人を否定してしまいます。 みんなにわかってほしいのは(低学年の子にはむずかしいですが、わかってくれたらすごいです!)、同じ出来事でも人によって色々な見方があって、今まで10年くらい生きてきた中でみんなそれぞれ違う生き方をしているのだからそれぞれ違った感じ方をしていてもしかたないということです。チームワークを発揮するためには、まずはそれぞれ違った考え方もあるということを理解してください。チームスポーツはそういったそれぞれ違った考え方や生き方をしてきた者同士が共通の目標に向かって力をあわせて戦っていきます。相手との違いを無視して、自分の世界だけが正しいという人がどうやって人と協力できるでしょうか?まずは相手を理解し、その上でチームとしてここはこうしたいとか、これは君の意見がいいと思うといったコミュニケーションをとっていかなければなりません。 こういった人それぞれの考え方のことを「パラダイム」といいます。覚えて置いてくださいね。(鈴木指導員) |
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