水野指導員のジンバブエ日記 水野指導員のプロフィール ドネーションプロジェクトレポート

皆さん、こんにちは。
2005年12月にBBTを離れてからもう2年。
ただ今、南部アフリカにあるジンバブエという国で、バスケットボールを教えています。
水野慎士です。

せっかく自分という人間を皆さんに知って頂ける機会なので、肩を張らずに自分らしい言葉で、
ジンバブエで体験した事、その経験を通して日本で新たにやりたいことなどを皆さんにお話できたらと思います。
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000180703070001

ジンバブエではいろいろな事を学びました!
バスケットボールのコーチで来たはずなのに、
バスケットの事より”経済”について詳しくなり。
新たに得た技術と言えば”薪で料理をする事”でしょうか?
雨水で生活する術も身につけました!!

ジンバブエでは主にミッドランド州立大学で男女チームのコーチとして活動をしました。
その他に、高校への巡回指導、コーチングクリニックの開催なども。
また2007年にはナショナルチームでも働く機会に恵まれ、コーチとしてとても良い経験をさせてもらいました。
これらの活動には自分がBBTで働いていた時に培った財産が多いに役立ちました。
逆に言えば、コーチとして新たに学ぶ機会には中々恵まれなかったような…。
というのも、日本よりも競技レベルが低く、ボールやリングも極めて少ないジンバブエでは、
日本で行なっていたような練習をすることは非常に稀でした。

コーチとして”ここは成長した”と胸を張って言える事といえば、
その1:忍耐力(時間、選手の態度、メチャクチャな審判 etc)
その2:柔軟な練習法(ボールが一つでも、リングが壊れてても練習メニューを組む)
その3:英語での指導(お子さんの英語の成績アップに是非お試しを! 笑)
などでしょうか。

そんな自己の成長について悩んでいた自分に新しい風が吹いてきました。
”Hoops 4 Hope"との出会いでした。

Hoops 4 Hopeが取り組んでいる『”ライフスキル”プログラム』は自分がジンバブエに居る間で最も衝撃を受けたものでした。
BBTでも日頃から子どもたちの”心”や”気持ちのもち方”について積極的に関わってきました。
各教室でも、個人指導の際にも、メルマガでも、子どもたちの”気持ち”を前向きにしていこうという試みを続けています。

Hoops 4 Hopeが行なっている『”ライフスキル”プログラム』もBBTが行なっている取り組みもコンセプトはほとんど変わりません。
しかしそのメソッド(実践方法)が大きく異なりました。

BBTの今までの取り組みを学校の道徳の授業に例えるならば、Hoops 4 Hopeの取り組みは体育の授業なのです。
子どもたちは常に動きながら、踊りながら、唱いながら「人を信じる」ということや「HIV/AIDS」についてなどを学んでいました。
これはどちらの方法が正しいかという事ではありません。

ただ子どもの指導の専門家を目指す者としてこういった新しいやり方でも、
子どもたちの”心”の成長を促す事ができるのであれば、
それは素晴らしい事ではないかと感じています。

ジンバブエに居る間、日本の悲しいニュースを幾つも聞きました。
いじめによる自殺。子どもが親を殺す。
ジンバブエが経済で苦しんでいる間、豊かな日本ではまた違った問題が起こっていました。

”スポーツ”は計り知れない力を持っています。
”スポーツ”によって貧困の苦しさを忘れられる。
”スポーツ”によって非行から遠ざかる事が出来る。
”スポーツ”によって他人の事をより考えられるようになる。

日本に戻り、また子どもたちや保護者の方々とお会いしたとき、
このジンバブエで学んだ事を皆さんに還元できる機会がくるのを楽しみにしています。

日本の子どもたちにも、ジンバブエの子どもたちにようにただ純粋にバスケットボールが楽しめ、
さらに人として成長できる場を鈴木代表やBBTコーチ陣と共に提供していきたいと思っています。

 Ndatenda Chaijo. Ndichazoka ku Japan manje manje.
(Thank you so much. I will go back to Japan soon.) 

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