モナコ公国
  

世界で2番目に小さい国モナコは、19世紀よりリゾート大国として
世界中からの観光客を惹きつけてきた。

モナコという名は、ヘラクレス伝説に由来するといわれる。
(“Portus Herculis Monoeci” 〜ヘラクレスの港〜)


モナコ・ヴィル(左)とフォンヴィエイユ湾

モナコ・ヴィルは断崖絶壁の上に出来た街。
モナコの歴史はここから始まった。


モンテカルロとモナコ港

モナコが世界屈指の社交場として名を馳せている
背景にあるのは、王室の存在である。


大公宮殿

シャルル3世は19世紀にカジノを導入し
モナコがリゾート大国になるきっかけを作り
海洋学に通じていたアルベール1世は
海洋博物館の創設やオペラ・バレエの初演などを通して
モナコを文化国家として世界に知らしめた。

1950年に即位した前大公のレニエ3世は、
グレース・ケリーを后に迎えて注目を集め
新時代に相応しいモナコを築いていった。


オペラハウス

700年の歴史をもつモナコ公国は旧市街に中世の佇まいを残し
モンテカルロにベル・エポックの優雅さを保つ。


モンテカルロのカジノ広場

モンテカルロの中心に建つグラン・カジノは、1878年に
パリのオペラ座を設計したシャルル・ガルニエによりデザインされた。

モンテカルロ(「シャルル山」のイタリア語読み)は岩山に過ぎなかったが
グラン・カジノやオテル・ド・パリなどが相次いで建設され、
今ではモナコといえばモンテカルロである。


モナコ大聖堂

グリマルディ家の統治が始まった13世紀から
この地には教会が建てれていたが、
現在の大聖堂は1875年に建てられたもので、
ここには歴代君主の墓や、故グレース大公妃の墓がある。


グレース大公妃の墓

日本ではよく、グレース王妃といっていたようだがこれは誤り。
モナコは大公国であって、王国ではない。

ヨーロッパの君主国には歴史的に定められたランキングがあり
それによって君主の肩書きも決まっているが、
これは領土の広狭とは直接の関係はないようだ。

今なお存在しているヨーロッパの君主国には、
イギリス、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、オランダ、スペインが王国。
モナコとルクセンブルクが大公国。リヒテンシュタインが侯国。
ヴァティカン市国とアンドラも法的には君主国とされている。



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