つれづれなるままに12

2003年11月19日〜12月23日

過去の日記メニューへ


2003/12/23(Tue) サンタ参上!

イルミネーションやらスノーマンやら、果てにはサンタの服を着せられた犬の置物やら。
賑やかなことは賑やかなんですが・・・
今日外出から帰って来ると、玄関がいつもと一寸違うのです。
思わず主人と顔を見詰め合っちゃいましたよ。
「え?あれ何?」
「正面にぶら下がってる箱、何だぁ?」
そうです、玄関の飾り付けのしてある壁に、見慣れない箱が1つ吊り下げられているのです。
そんなもの飾った覚えはありません。
恐る恐る(ってことはないけれど)近寄って見て見れば、なんとMIKAN宛の小包でした。
「可愛い箱に入ってるから郵便屋さんが吊るしていったのかしら?」
「遊び心のある郵便屋だね。小包配達じゃなく、プレゼント配りのつもりかね」
「吊るすために両端にわざわざ紐をつけてるわよ。手が込んでる配達だわ」
「もしかして、このMIKAN様って言うの。渡す相手が子供だと思ったんじゃないの?」
「そうね、サンタさんのつもりなのね」
ツリーの足元にプレゼントの箱を並べるかのように、その郵便屋さんはきっと小包をイルミネーションの中に飾ってくれたのでしょう。
夢見る郵便屋さんです。
そう言えば、今、巷のピザ屋さんもサンタクロースが配達していますよね。
サンタさぁ〜ん、遊び心は嬉しいんだけど・・
そんなに堂々と飾られると、留守宅だってばれちゃうんですけど・・
ごめんね、相手が純粋な子供じゃなくて・・



2003/12/21(Sun) 遅く起きた朝に

気温も上がってきた遅い朝に起きた我々。
ブランチと言えば聞こえの良い、時間のずれた朝食をとりながらふと思った。
案外天気が良いじゃないの。昨日の寒さは何処へやら。
遊びにでも行きたいな。
「今日どこか出かける?」
「わからない、流動的だからね。」
「え?」
「国際情勢が流動的だからね。状況をよく見極めてね。」
そう言って主人、どうやら昨日に続いて今日も一日ダラダラと過ごしたいらしい。
「そんなこと言ってると、出かけるきっかけを逃すわよ。自衛隊派遣の時期みたいに」
「状況をよく見極めることが大切なんだよ」
「あ、そう。じゃぁ、国内に留まって今日中に年賀状を書いてしまってね」
「国内情勢も緊迫してるね」



2003/12/16(Tue) 強風

一日中、世の中はまっ茶色。
ここはサハラ砂漠か?
こういう日は家にこもっていられればいいのだが、そうもいかない。
そんな日に限って出かけなければならなくなるものだ。
表に出ると、近所の中学生がブラブラしてた。
「元気ね、そんな薄着で。寒くないの?」
「寒くないよ。若いからね。出かけるの?」
「ん。ご用があってね。風強いわね。お姉さん(この辺りはきちんと伝えとかなきゃ)飛ばされちゃうよー」
「大丈夫だよ。おばさんなら」
「なに?そんなにお姉さん軽そうじゃないってか?」
「おばさんが飛ぶにはもっと風強くなきゃなぁー」
「ははは、オヌシ甘いな。軽いから飛ぶんじゃないのよ。表面積が広いから飛ぶのよ。風当たりの問題なんだな」
「お姉さんさぁ・・・」
馬鹿な話をしていたら、さっきまで汗をかいていた顔が砂ぼこりにまみれてしまった。
これじゃ、キナコ餅だよぉ〜。



2003/12/14(Sun)   腫瘍

ふと、耳の後ろに何か固まりのあるのに気付く。
「いやだなぁ、また毛玉が出来ちゃってぇ〜」
そう言いながら毛玉を取ろうと耳の後ろに手をやってみた。
「え?毛玉じゃないじゃない」
肉の固まりがあるのだ。えらいこっちゃぁ〜。
「大変よぉー」と主人を呼びに行く。
急きょ、動物病院に出発!と言うこととあいなった。
日曜日の動物病院はなにやら混雑をしている。
「残念ね、今日は院長先生がいらっしゃるわ」
ウイリィーは女医先生が大好き、院長先生が不在だと診てもらえるのだ。案の定診察は院長先生で、彼不服そう。
今日はそんなのんきなこと言ってられないでしょ。
体重を量って、体温を測る・・20.5kg?
あら、このあいだより2kg痩せたじゃん。
さあ、耳の後ろの固まりがなんであるかの診察が始まった。おとなしいウイリィーだが注射器で組織を取り調べるとの事、動くと危ないからと何人かで押える事になった。女医さんが呼ばれて、「首の所を押えて」と院長。
彼女の胸の中にウイリィーの顔が押さえ込まれた。
ふふ、嬉しそうなウイリィー、あれは完全に笑ってる顔である。一度腫れている箇所に針を刺し細胞を取ろうとしたが上手くいかない院長。
「○○くん、変わってくれないか。ぼくが押えるから」
なんだか不器用な院長先生(オーイ大丈夫か?)、女医さんにバトンタッチをする。
院長が顔を押えようとしたら機嫌の悪くなるウイリィー。
「ふぅ〜」だって。
そりゃそうよね女医さんの胸の方がいいわよね〜。
そんなこんなで組織を取り顕微鏡で診てもらうこと1時間。
なんと、結果は腫瘍だそうな。
良性か悪性かまだはっきりとしないので専門の研究機関に細胞を送って調べてもらうそうである。
結果が出るまでおよそ10日。
とりあえず、切るのが伸びたと言うことか。
「ウイリィー手術みたいよぉー、痛いぞぉー。」
と脅かしてみたのだが耳に入っていたのだろうか?
女医さんに
「ウイリィー君、よく頑張ったわねぇ〜」と声をかけられたウイリィーは、嬉しそうに尾っぽを振っていた。
しっかり、院長先生にお尻を向けたまま・・



2003/12/13(Sat)   教科書は鵜呑みにするべからず

中学社会の教科書に40ヶ所の誤りがあったとか。
歴史でマルコポーロの旅の道筋を逆に示したり、地理で国名の「モーリタニア」を「モーリタリア」と誤って表示したとの事である。 東京書籍と言えば去年の有名な話があったばかりである。そう、「雪国はつらいよ条例」問題。新潟の「雪国はつらつ条例」を「つらいよ」と書いてしまったミスである。 こんなふざけてる言葉を新潟の人が自分達の地域の条例につける訳がない、考えればすぐに分かりそうなものなのに。さらに、去年も53ヵ所の間違いがあったそうな。 校正は時間をかけてやるのだろうに、なんでこんなにミスが多くて、また見つけられないのだろう。不思議だ。
東京書籍のこの事例は今に始まったことではない。
(MIKANやけに断言してる語調だが・・)
実は私が中学2年生の時、私の学校にも教科書出版社に間違いを指摘した3年生の先輩がいたのだ。
やはり中学社会の教科書の表記ミス。
彼はそれを手紙に書いて出版社に送った。 すると出版社から丁重な謝罪文と図書券1万円分が送られてきたのだ。考えてみたら、出版社は1万円の図書券で口封じと考えたのかもしれない。 当時の我々の先生はその生徒の勉強熱心さと注意深さがかなり自慢だったらしい。 2年生のどの教室でも彼の行動を称えたものだから、単純な2年生の間で先輩に続けとばかり、教科書の間違い探しブームが起こってしまった。先生としたら、みんなにそれくらいの勉強熱心さを望んだらしいのだが・・。当の生徒達はチト違う。皆のスローガンは「目標!1万円の図書券!」だったのだ。全員が血眼になって探すと言う異様な現象。火をつけた先生もいけなのだ。しかし、動機はいかなるものでも真剣に探せば出てくるもので、なんとその時期、何人かが又新たな間違いを指摘したのだった。 喜び勇んで手紙を書く者、電話をする者。 ところが今度は出版社からは何の解答もなかったのだ。生徒どころかその対応に先生までもが憤慨をしていた。そう、どの指摘も先生も太鼓判を押すほどの表記ミスだったのである。 それ以来、我々の学校では「教科書は鵜呑みにしてはならない」という暗黙の了解が広まっていった。 ちなみに、あれほど丁寧な謝罪文を送ってきた先輩の指摘は翌年教科書が変わっても直されてはいなかった。 いったいどう言う事だったのだろうか?今でも謎である。



2003/12/10(Wed)   蟹味噌

蟹かぁ、あの味噌がいいのよね。
MIKANは蟹味噌が大好物である。
と、言っているとTVでも話題は蟹味噌に。
へぇ〜!!
蟹の味噌は膵肝臓だそうな。
内臓だそうである。
「え〜、蟹味噌って、内臓なの?」
「そうでしょ、なんだと思ってたの?」
「脳みそ!」
「蟹の体からしてあんなに脳みそが詰まってるって?」
「違うの?」
「蟹味噌が全部脳みそだったら知能がすごいだろうな」
「もっと進化してるかな?バルタン星人みたいに人間を支配しようとしたりして?」
「バルタン星人は蟹じゃないだろ」
「え?ハサミあるじゃん」
「蟹というより海老じゃないの」
「海老にハサミないわよ、伊勢海老にも車海老にも」
「ロブスター系にはあるよ」
「そっかぁ、ザリガニにもあるものね」
「ロブスターはザリガニかい?」
「似たようなものよ」
相変わらず詰らない話で盛り上がる二人だった。



2003/12/08(Mon)   日暮れて散歩

な、なんだぁ?筋肉痛が痛い!
両ふくらはぎがはっていて、歩けないのだ。
自慢じゃないが、運動らしき運動はしていないし・・・
午前中いっぱい棒になった足を引きずっていた。
階段の上り下りは地獄の様だった。
今日から散歩を日が暮れてからにすることにした。
ご近所のイルミネーションウォッチングとしゃれ込むことにしたのだ。
「ウイリィー足が痛いんだからね、ゆっくり歩いてよ」
「は〜い」
「あ、あの光、可愛いわね。サンタじゃない?」
「サンタってどんなお菓子?」
と楽しい会話を交わしながら、光を見つけると吸い寄せられるようにその道に入っていく私達。・・って、夏の虫か?
サンタが光っていたり、窓のトナカイが点滅していたり、それぞれの家庭のセンスが見え隠れしている。この時期の街並みは大好きである。ただし・・
「我が家の周りは殆ど暗いんだもの、さみしいやねぇ〜、ウイリィー」
「あー、スゴイ!家中がイルミネーションだわ」
チラッと見えた家の全体が淡色の光で輝いていた。
「あっちへ行ってみよう、ウイリィー」
その光を頼りに細い道を入って行った。
その突き当たりに堂々とそびえ立つ家。
そしてその明かりは・・・
な、なんと、建築中の柱だらけの家だった。 晩くなっても大工さんたちが一生懸命工事をしているのだ。
「なんだぁ、淡色イルミネーションな訳だわ」
傍らでは、何故この道を来たか分からぬウイリィーが工事現場の木屑の臭いを嗅いでいた。

あ!!!
この足の痛み!
そうよ、昨日、我が家のイルミネーションを取り付けるために脚立の上に立ったからだわ。
落ちまいとしたあの緊張感、普段使わない筋肉使っちゃたのね。
それにしても、当日痛くならない私の体。
むむぅ・・・若くはないのか・・



2003/12/02(Tue) お天気お姉さん

当る当らないはオイトイテ。 天気予報の前に何か一言コメントを言わなければいけないらしい。 先日のこと。 「今日は風が強い一日でしたね。街行く女性のスカートを押える姿が印象的でした。」 とのコメント。 すぐさま、画面に突っ込みを入れましたね、私。 (画面に向かって話してどうする) 『スカートを押える状況をコメントしちゃぁいけないわよ。季節の描写じゃないんだから。なんだかかすかにヒワイサが残るなぁ。マリリンモンローも小川ローザも爽やかな代表ではないのよ。オジサンたちに色っぽさを求められて作られた美なのだから。女性がコメントしちゃあまりにもはじらいのない鈍感な神経だわ』 その翌日のお姉さん。 「今日の雨は夕方には上がりました。長靴を履いた子供達が傘をくるくる回して遊んでました。」 すかさず突っ込み。 『ナイナイ!話作ったでしょ!昨日キワドイ発言したからって、急に綺麗にまとめようとしてもチョッと無理があるわよ。今の子供はそんなに優雅に遊んでいないって。長靴の足を水溜りに思いっきり突っ込んで、まわりに泥水をかけまくってる子供ならしょっちゅう見るけどね』 ヒネクレMIKAN絶好調。 しかし、TVに向かって会話出来る私は少々怖いものがある。 キテル・・か。



2003/11/24(Mon)   当り

おお、レジ前にワインが並んでいる。 そういう季節なのか。 ボジョレヌーボーとやらがコンビニにも浸透したようである。 『もう今年も終わりよね』 などとワインの傍らの年賀状を見ながらふと思った。 あ、今日はこうしちゃいられなかったんだ。 奥のほうに歩みを進める。 すると突然、店内に声が響いた。 「おめでとうございます。当りです」 とレジのおねえさん。 ん?何をやっているのだ?当たりって? 今何かくじ付きのおすすめ商品でもあるのだろうか・・ ワイン? 当っているのは若い青年である。 (年取った青年はいないか) 急いで買いたい物を手にして私もレジに向かった。 いや時間がないから急いでいるのだ。 くじをしてる暇もないわ、今日は。 レジをしてもらってさて袋に入れてくれるのかと思った時、 あのおねえさんが言った。 「今キャンペーンでくじをやっています。こちらから一枚引いて下さい」 お〜、全員なのね。(700円以上の買い物で) 少し嬉しくなって、早速箱に手を入れる。 ガサゴソと一番上の紙をよけその下3枚目を選んだ。 (くじの暇もなかったのじゃないの?) 1枚抜いておねえさんに渡す。 「おめでとうございます。当りです」 きゃぁ、私も当った!なんだ良く当るのね。 「こちらの缶コーヒーです」と温かい缶コーヒーを差し出された。 「ありがとう」 受け取ったものの、これから出かけるのである。 スーツにヒールと今日はチョッと決めてみたのに、手には缶コーヒー。 様にならないなぁ。 表で飲むわけにもいかないじゃない。 嬉しいやら困ったやら・・・・ かと言って辞退はしないMIKANでした。



2003/11/23(Sun) JR東日本のアナウンス

「本日はJR東日本をご利用下さいましてありがとうございます」から始まるあれ。 今日もまた流れた。 「各車両に優先席を設けております。 小さなお子様連れのお客様、妊娠中のお客様、お年寄りのお客様、お体のご自由なお客様に席をお譲りくださいます様お願い致します」 そうだそうだ、いい事だ!とは思うのだが・・・ このお客さんの読み上げって、ちょっと気にかかってしかたない。なんだか優先順位のように感じるのだ。この4人を同時に見かけたら子供連れの客さんから席を譲るんだなんて思う若い人もいるかも。 一番初めに子供連れのお客?それから妊婦さん? それっておかしくないか。 年配の方も体の不自由な方もなりたくてなったのじゃない。その方たちに優先席を先ず譲るべきだ。 子供を連れたりだの、妊婦さんだの、大変だろうが自分で選んでそういう環境になった方々は後回しでいいのでは?なんせ若いんだから。 妊婦さんだって全員が一見して分からないし、気を利かせて譲ったつもりが、MIKANみたいなただのFATな女性だったらどうするのだ。 大体、お年寄りって言うな、お年寄りって。 同列に並べているJR、それでもいい事を言ってると自負してるのだろうな。 「各車両に優先席を設けております。 お体のご不自由なお客様、ご年配のお客様に 席をお譲りくださいます様お願い致します。 また妊娠中のお客様や小さなお子様連れのお客様にも 席をお譲りくださいます様お願い致します」 位に直したらどう? この際もう一つ言わしてもらえば、外見で判断できない病気の方も辛いやね。 これから病院って場合もあるだろうし。 そういう方々を差し置いて子供連れが座っちゃいかん! 元気な疲れは後回しだ!



2003/11/21(Fri)   異空間

紙類の香りなのでしょうか、それにホコリやなにやらがブレンドされた感じでもあります。 たまに街の文房具屋さんに入ると、子供の時にフラッシュバックしてしまいます。 そう、狭い店の中で必死に面白い何かを探してたあの頃に。 ジャスミンティを飲むと恋人時代を思い出す・・みたいな(?)、香りには記憶をよみがえらす効果があるのでしょうか。 今日、ふと見つけた古めかしい文房具屋さんに飛び込みました。 飛び込んだのは、この年で店の扉を開けるのは少々勇気がいるからです。 何か面白いもの・・消しゴムはないかと探す私、結局子供時代と変わってはいません。 店の隅に数点のリップクリーム型の消しゴムがありました。 「消しゴム類はここに置いてあるだけですか?」 店主でしょうか、ご高齢の女の方です、 「そうなんですよ、今それだけしかないんですよ」 私が事務用品的な消しゴムを探していると思ったのでしょう、残念そうな声で言って下さいました。 「あ、私消しゴムを集めているんです。面白い変わった消しゴムを探してまして・・」 「あら、そうなの?じゃぁ、これなんかどうでしょうね」と合格消しゴムを出してきてくれました。 「これ、200円でいいですよ」 定価500円と書いてあるのに・・物事言ってみるものですね。 「わぁ、いいんですか。ありがとうございます」 そんなやりとりを聞いてか聞かずか、 側にいた小学生が手にしていた恐竜の本を広げて 「こいつ、石頭なんだよ」 恐竜の絵を指差し私に見せながら言いました。 彼は学校で言われたらしき縄跳びを買いに来ていたようです。 「縄跳び買うんだよねぇ」と店主。 小学生はすっかり本の紹介に夢中になっていました。 これがナントカザウルスで・・と説明してくれます。 「すごいじゃない、恐竜図鑑だ。君、恐竜ハカセのなのかな」 「なんでも知ってるよ」 初めて会う子供とたわいのない会話が出来た時間であり空間でした。 きっと彼はこう思ったのでしょう。 『あの人、大人のかっこうしてるけど、きっと僕と同じ子供なんだ。消しゴム買いにここにきてるんだものね』 やっぱり私、君と同じ臭いがしたかい?



2003/11/19(Wed)   青春の歌声

と言うより女の子達のコーラスと表現した方がふさわしいだろうか。 「なんだ?なんだ?空耳だろうか?」 あたりをキョロキョロしてみるがそれらしき声の主は見つからない。 しばらくして、また綺麗な歌声が響いてきた。 その声の方角を探す。ふと上に視線をやると、歩道橋の真ん中で3〜4人の中学生が歌を歌っていた。 「あ、あの女の子達だわ」 校内合唱コンクールでもありクラス対抗で負けられないのだろうか。 それとも合唱部に所属していて全国コンクールを目指しているのだろうか。 と、色々な想像を巡らしてしまった。 ただはっきりと言えるのは、そこには『何かにまっしぐら』の雰囲気が流れていたこと。 何かに例えれば、少し前にTVで流れていたシーンに似ていた。 「君の心は澄んでいるんだ!」 「澄み切っているんだ(訂正)・・・」 「澄み切っているんだ・・」 と川のほとりで演劇の練習をしていたあの中学生達に。 (南アルプス天然水のCMだったろうか) 車の往来の激しさにともすればその声はかき消され、赤信号でかすかに歌声が流れてくる。 彼女達にしてみれば歩道橋の下は、南アルプスの川の流れに負けないくらい透明なのかもしれない。




とっぷ