8月9日 悲しい出来事
今日も34〜5℃の暑ぅーい日でした。 午後の照りつける日差しの中、なかなか来ないバスを待っていました。
すると突然、目の前の家の扉がバタンと開いたのです。 中から出てきたのは虫取りかごを手にした小学生2人。
「ああ、流石に夏休み。子供達は元気かぁー」と汗を拭き拭き眺めていました。
すると彼らはおもむろに虫取りかごの蓋を開けて、中からセミを1匹ずつつかみだしては両手で力一杯大空に投げ出したのです。
家には『動物病院』の看板が。 察するに、林か公園で捕まえてきたセミ達をお父さんに言われて放してやろうとの考えなのでしょう。
虫と言えども生き物。命を大切にする気持ちを養うにはグッドチャンスです。 そこまではほほえましい話しなのですが・・・
家の前の道は車の往来が激しい国道。 せっかく1匹ずつ丁寧に放たれたセミ達は弱った力でフラフラと飛び立ったと思うや否や
走り去る車の群れの中に力尽きて落ちていきました。 まるでブラックジョークを観ているようなシーン。
一つ救われるのは、その家が少し盛土をした作りになっており、彼ら2人は高い塀の中にいるのでセミ達のその後は見ていない事です。
獣医先生のお父さん!もう一つ教えが足りませんよ! 「捕まえてきた虫達は捕まえてきた場所にそっと帰してやるのが大切だ!!」って事!
知らないと言う事は幸せな事なのでしょうか? 家の中に戻った子供達はすがすがしい気分で、お父さんは我が子の優しさと自分の教えに酔っている時間を味わえた夏の一日。
外では、ペチャンコになったセミがタイヤの群れの中でだんだんその姿を消していく・・・。 「何か違うんだけどなあ・・・」 |