つれづれなるままに



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9月28日  蛙の子

母は両生類が大嫌いです。(これは話しのフリ)
私が小学校低学年の時のこと。季節は梅雨の終わり。庭の池のそばで母が悲鳴をあげた事がありました。
「わぁー、いやぁ〜。大きなカエルがいるぅー。」
なに?なに?って、庭に飛び出した私。
見ると紫陽花の足下に、それはそれは大きいウシガエルが
「下戸、下戸」いや「ゲコゲコ」啼いているのです。
「すごぉ〜い!大きいカエルぅ!」喜ぶ私。
「どうしてうちにいるの?いやだ、どうしましょう・・・」パニクル母。
「きっと、雨が降ったから遊びに来たのね」のんきな私。
しかしその日の母は一歩も家から出ず、その夜帰ってきた父はなんと懐中電灯を持たされカエル退治に出陣して行きました。
結果も知らず、私は夢の中。なぜか翌日にはあの声は聞かれませんでした。
それから数日、母は「どうしてこんな町中に・・?しかも寄りによってうちに・・?」ずーっと言ってました。
どうして・・・?・・・あっ!
数年後、ある日ふと気づいたのです。
『あの日のカエル騒動って、もしかして私が原因?』
そう、あの年の春、男の子たちと大遠征をした私は小川で
大きな『おたまじゃくし』をすくって来た事がありました。 かわいいと思って池に放して観察をしていたのを思い出したのです。もちろん何になるかはもう解っていた年ですが・・ 後足がはえた時までは覚えていたのですが・・飽きちゃったんですね。すっかりそんな事は忘れてしまいあの日に。
そう!『おたまじゃくしは蛙の子』だったんですね。カエルがアスファルト歩いてくるわけないじゃないですか?
でもでも、母に白状したのはここ数年前の事です。(^^;)




とっぷ