平飼い鶏の卵のおはなし


おいしい卵って?

新篠津村 妙護寺農園の卵
Cielは今年10周年。
飲食業をやってきてずーっと気になっていたことがありました。
農薬問題です。農薬ってどうなんだろうな?っていう素朴な疑問。
そんな疑問をいろいろネット検索しているうちに探し当たったのがこの新篠津村です。
新篠津村は札幌中心部から約40km。車で1時間半くらいでしょうか。
村面積のほとんどが水田と畑の町で、農業が主産業です。
この小さな村で今から10年ほど前、小さな力が動き始めました。地元農家さんが有機農法を主体とするグループを 結成しました。
そのグループの名を『オーガニック 新篠津』といい、代表を務められているのが
妙護寺農園の妙護寺 博文さんです。
『オーガニック新篠津』
 http://www.organic-shinshinotsu.com/index.html
おいしそうな卵があると聞き、不躾ながらいきなり
電話をして農場へ伺いました。
訪ねていくと温かく向い入れていただき、どうぞ鶏舎を見ていってくださいとおっしゃいました。
見せていただくと大きなビニルハウスの中に
鶏が200余羽。
みんな思い思いに遊んでいます。おなかが空いたら餌をついばみ、思い思いに走りまわっています。
驚いたのはハウスの鶏舎に入って鶏くささは合っても、糞の臭さを全く感じません。
どうやら、発酵飼料を使うことで鶏の腸内細菌をととのえ、腸の内で完全発酵するらしいのです。それで糞の臭いが軽減され、鶏舎の中も臭くないそうです。
では発酵飼料とは?
妙護寺農園では化学的な飼料を一切使わず、
小麦・米ぬか・ニンニク・くず野菜など植物系飼料を自家配合し発酵液を加え、5日間ほど発酵させます。発酵が始まるとイースト菌やお酒の酵母菌を
思わせる甘い香りを持ち、さわるとほんのりと暖かく感じます。
この飼料を食べた鶏の卵は、昔の卵に、そして卵本来の味に、より1歩近づいていると思うのです。
そんな平飼いの卵を割ってみると、白身が元気!
よく見ると、卵黄を保護するように卵黄の周りに
元気な卵白が見えます。
これが新鮮で弾力のある証拠なのです!
卵黄は少し色が薄くレモン色をしています。
黄身の色がオレンジ色をしている方がおいしそうに見えますが、
実は色素を添加した飼料を与えています。
色素はパプリカなど天然由来のものは価格が高く、廉価で市販されている卵のほとんどが黄身の色を濃くする化学飼料といってもいいほどです。
ここ、妙護寺農園では、レモン色の黄身の輝きを保つために、マリーゴールドを与えています。
この黄身の色が、より自然に近いといっても過言ではないかもしれません。


Cielでは、妙護寺農園の卵を積極的に使用し、応援し、さらに妙護寺農園さんから
元気をいただこうと思っております。





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