SFリスト:“宇宙英雄ローダン”シリーズ(1〜50)

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・“宇宙英雄ローダン”シリーズ

第1巻「大宇宙を継ぐもの」
 1961年/K・H・シェール&クラーク・ダールトン/松谷健二/ハヤカワ文庫

『人類初の有人月宇宙船スターダストに乗り組んだペリー・ローダン少佐をはじめとする四人の合衆国宇宙軍将校は、着陸寸前、突如襲ってきた超強力な妨害電波に地球からの誘導パルスを断たれ、かろうじて月面に不時着する。彼らはそこで、人知を超えたとほうもない規模を持つ異星の球形宇宙船を発見。この瞬間に、地球人類の未来は決まったのだった……。全ヨーロッパ二億のSFファンを熱狂させたドイツ・スペースオペラ、待望の本邦初登場!』

第2巻「銀河の神々の黄昏」
 1961年/K・H・シェール&クラーク・ダールトン/松谷健二/ハヤカワ文庫

『月から帰還するやゴビ砂漠の中央に領土を確保、全世界に、既存のいかなる国家にも属さぬ新勢力の誕生を宣言したペリー・ローダン――月面でであった異星種族アルコン人の持つ恐るべき科学技術を、一部人類の手に渡すことに危機を悟った彼は、日夜互いに厳しい冷戦をつづける地球三大陣営に対して、全人類の統合を促した。だが、ローダンらのエネルギー・ドームめがけ、あらゆる手段を用いた各陣営必死の攻撃が始まる。新勢力の運命やいかに……!?世界最高最大のスペース・オペラ、シリーズ第二弾ますます快調!』

第3巻「ミュータント部隊」
 1961年/クルト・マール&W・W・ショルス/松谷健二/ハヤカワ文庫

『アルコン巨大宇宙船は地球三大陣営の手により破壊された。ローダンは残された二人の異星人――美貌の女船長トーラと科学者クレストを一旦故郷へ帰還させるべく、超光速宇宙船の建造をくわだてる。催眠教育を受け、大銀河文明の卓越した科学知識を得た彼と部下のブリーは、世界各地からそれぞれに驚くべき超能力を持つミュータントたちを集めて、ひそかに行動を開始した――だが、思いもかけぬ地球全滅の危機が、彼らを待ち構えていたのだ……!現代スペースオペラの最高傑作、人気シリーズ第3弾!』

第4巻「謎の金星基地」
 1961年/クルート・マール&クラーク・ダールトン/松谷健二/ハヤカワ文庫

『宇宙生物IVsは今着々と地球全域にその見えざる侵略の手を伸ばしつつあった。アルコン大宇宙船の救難信号が、思いがけずも奴ら《精神寄生体》を銀河の彼方から招きよせてしまったのだ。各地に頻発する怪事件――突然全軍事機密の提出を命令した西側国防省の一科学者、任務を放棄し忽然と姿を消したアジア連合諜報部員、そしてあどけない顔で原子力科学者の父親を射殺した六歳のメキシコ人少女……。全人類破滅の危機を目前に、アルコン人の超科学とミュータント部隊の超能力を武器として、ローダン率いる<第三勢力>は決死の大活躍をはじめる!人気最高!宇宙英雄ローダン・シリーズ待望の第四巻!』

第5巻「決戦!ヴェガ星域」
 1961年/W・W・ショルス&K・H・シェール/松谷健二/ハヤカワ文庫

『地球を救え!アルコンの大金星基地を手中に納めたローダンは、ついで同所で六隻の宇宙戦闘機を発見。地球征服を狙う精神寄生体IVsとの決戦に臨むべく、ゴビに帰還した。「諸君」ローダンは言った。「われわれの敵はこれまで人類の知らなかった凶悪なものだ。敵の数も、基地もわからない。戦線がどこを走っているかも不明。ただ、無数に分岐した戦線がわれわれの本拠を突きぬけるかもしれぬとわかっているだけ――」古今未曾有のこの危機に持てる力と知恵のすべてをふりしぼり、第三勢力対IVsいずれが死命を制するか、ついに運命のときは来た……!』

第6巻「時間地下庫の秘密」
 1961年/クルト・マール&クラーク・ダールトン/松谷健二/ハヤカワ文庫

『アルコン宇宙船の救難信号は精神寄生体につづく新たな敵を呼び寄せることとなった。トカゲの姿をした冷酷無比のトプシダー達――やつらはヴェガ星雲を太陽系と誤認、全力をあげての攻撃にかかっていた。人類初の超光速飛行をなしとげた第三勢力一行は、ヴェガ第八惑星住人フェロン人を助けてあえて激烈な恒星間戦争に介入。銀河を舞台に英雄ローダンの智略ますます冴え、地球の銀河ポジションを秘密にすべくおのれをアルコン人と称しながら、奇想天外、縦横無尽の対侵入者作戦を展開する!最高人気シリーズ第六巻!』

第7巻「六つの月の要塞」
 1961年/K・H・シェール&クラーク・ダールトン/松谷健二/ハヤカワ文庫

『永遠の命の星は何処に?太陽よりも長命な種族の正体とは?機略縦横の作戦で無血のまま外敵トプシダー軍をヴェガ星系から掃蕩したローダンは、いまや伝説の星の捜索に全力を傾けた。一万年前、不死の種族はその惑星ごといずこへか姿を消した。だが彼らは後に来るもののために手がかりを残していったのだ。赤宮殿の奥深く、時間錠に守られ横たわる奇怪な地下庫――それこそはまさしく、消えた惑星を求め、何十世紀の時間をかけめぐる、宇宙せましの大追跡の出発点となるものであった!シリーズ第7巻ますます快調!』

第8巻「銀河の時空を抜けて」
 1961年/クラーク・ダールトン&クルト・マール/松谷健二/ハヤカワ文庫

『不死族の残した謎の暗号文解読は、さしも巨大なポジトロン電子脳によってすら遅々として進まなかった。最終的解読の結果は「……もしわれらの光について知るところあれば、何びとよりそれを知ったかに心せよ……彼のもとに行くを望めば、光の地下庫へ降りるべし……」“彼”すなわち永遠の生命の秘密への鍵を握る人物を求めて、奇怪な指示に従い再び赤宮殿地下へ取って返したローダン一行は、そこからなんと一万年前の過去への大時間旅行に出発することとなる!だが、時空を超越した五次元思考者の驚くべき力により、遥か野蛮時代のフェロルにたどりついた彼らを待っていたものは……!?』

第9巻「死にゆく太陽の惑星」
 1961年/クルト・マール&クラーク・ダールトン/松谷健二/ハヤカワ文庫

『妖星ゴルから一瞬、予想もつかぬフォクティヴ転送機の大きな力で未知の宇宙空間に投げ出されたローダン以下《スターダストII》の一行は、そこで新たに赤く輝く小さな恒星を発見。“光”は遠からずとの不死族よりの通信を受け、勇んで、周囲を巡る火星そっくりの荒れ果てた惑星に着陸した。ところが、機械がひとりでに動き出し、人々は見えざる手に突き飛ばされ、さらには調査に出かけたミュータントの一人が行方不明になるという、奇怪な事件の連続。果たしてこの星には何が潜むのか?永遠の生命の秘密を求め、英雄ローダンはいま敢然と姿なき敵に挑戦する!』

第10巻「宇宙の不死者」
 1961年/K・H・シェール&クルト・マール/松谷健二/ハヤカワ文庫

『三万五千光年に及ぶ超空間ジャンプの後ヴェガ星系に帰還したローダンらは、そこで驚くべき光景を目撃する。青白く膨れ上がり凄まじい爆発をくり返すヴェガ――そしてフェロル以下42の惑星は今しもその中に呑み込まれようとしているのだ。これこそ不死者の新たなる試練。一星系を、フェロン人を破滅の手から救うには、直ちに永遠の生命の秘密を解明せねばならぬ!再び宇宙空間に大遷移を敢行した一行は、ポジトロン脳の計算に従い長大な楕円軌道を追った……。宇宙英雄ローダンついに銀河最大の謎に迫る!絶賛人気シリーズ第十巻白熱のクライマックス!』

第11巻「核戦争回避せよ!」
 1961年/クルト・マール&クラーク・ダールトン/松谷健二/ハヤカワ文庫

『不死者の星ワンダラーより四年ぶりで地球に帰還したローダン一行を持っていたものは、なんと思いがけぬ世界情勢の変化であった。世界政府樹立を目指す第三勢力の努力もむなしく、革命により東ブロックに新たな政権が誕生、全世界を相手の核戦争を企てていたのだ!まず金星に彼らの遠征軍を殲滅するや直ちに地球へ取って返したローダンは、熟慮の末、腹心の部下デリングハウスを工作員として単身東ブロック領内へ送り込む。指令は一つ、力による押しつけでなく、人類が自らすすんで地球統一を成し遂げるよう仕向けること――!』

第12巻「秘密スイッチX」
 1962年/W・W・ショイス&クルト・マール/松谷健二/ハヤカワ文庫

『金星の大密林の奥深く、アルコン基地のポジトロン脳はいま半径500キロのバリアを張り巡らして何びとの侵入をもこばんでいた。地球を逃亡したトーラ、彼女を追うローダンと二人のミュータント、異郷に生きのびたトミゼンコフ率いるかつての東ブロック遠征軍将兵及びその反徒達、さらには新たに着陸した同盟軍補給船団――彼らは互いに入り乱れ、虚々実々、決死の戦いを繰り返しながら、奇怪な生き物に満ち満ちたジャングルをバリア目指しひた進む。一刻も早く基地を開放、わがものとするために!シリーズ益々快調!』

第13巻「超ミュータント出現!」
 1962年/クルト・マール&クラーク・ダールトン/松谷健二/ハヤカワ文庫

『他人の意思を自在に操ることのできる超ミュータント、人呼んで<オーヴァヘッド>とはそも、何者?宇宙英雄ローダンに激しい憎悪と嫉妬を抱く彼は、その恐るべき力によって新ミュータント部隊を結成。不敵にも第三勢力への挑戦を開始した。アルコン式反応炉の爆発、新造駆逐艦の盗難、科学者の失踪、そして警備部隊の反乱――エネルギー・ドームに守られ難攻不落、ゴビ砂漠の中央に今や大都市となった第三勢力首都テラニアへの攻撃は、彼の水ももらさぬ細心緻密な陰謀のまさしく発端となって、ローダンを絶体絶命の危地へと追い込んでいく……!』

第14巻「ヒュプノの呪縛」
 1962年/クラーク・ダールトン&K・H・シェール/松谷健二/ハヤカワ文庫

『太陽系最大の危険人物<オーヴァヘッド>ことクリフォード・モンタニーは、火星に逃亡するや刻々迫る追手をかわしつつ、宿敵ローダンへ最後の反撃を試みようとしていた。彼に残されたのは自らの持つ強力無比の催眠暗示能力と、いまだ何びとにも知られぬ私設ミュータント部隊第13番目の男の存在のただ二つ――やがて、何ら前兆もなく宇宙船が爆発し人間が炎と化す、防御バリアをも無効とする未知なる兵器の攻撃に対処を誤った捜索隊指揮官デリングハウスは、モンタニーに意思を奪われたままその恐るべき指令に応え、地球へ、ローダンのもとへと、巨大宇宙船の機首を転じた……!』

第15巻「宇宙商人スプリンガー」
 1962年/クルト・マール/松谷健二/ハヤカワ文庫

『全銀河の通商交易権を独占する巨人族スプリンガーがついに地球を発見、ヴェガ星系との貿易を行う第三勢力に対し、自らの利益を侵害されたとして宣戦を布告した!彼らをおびき出す“おとり”となったジュリアン・テフラーはじめ宇宙アカデミー候補生達は、彼らの艦隊に捕らえられるや絶妙のチームワークを発揮して脱走を決行。ローダン率いるあるこん船団の到着とともに開始された大宇宙線を逃れ、とある氷の惑星に隠れ場を求めるが……。たくまざるユーモアの持ち主にして恐るべき強敵スプリンガー一族を相手にまわし、第三勢力の死闘はつづく!』

第16巻「ロボット皇帝の反乱!」
 1961年/W・W・ショルス&クラーク・ダールトン/松谷健二/ハヤカワ文庫

『「巡洋艦《テラ》より《スターダストII》へ!地球で捜索中の敵側工作員はアルコン式ロボットと判明。スプリンガーの専門化が幾度かひそかに地球へ着陸し、ロボットにプログラミングをほどこした模様。地球が危機です!――」パトロール艇よりの緊急警報に急遽テラニアへ帰投したローダンは、あえて全市の機能を停止、全ロボットの点検を命じた。だが時すでに遅し!突如世界主要都市で蜂起した無数の戦闘ロボットはその圧倒的軍勢をもって各地を次々占拠、やがて人類に対し奇怪な<皇帝>の出現を宣告する……!』

第17巻「燃える氷惑星」
 1962年/クラーク・ダールトン&クルト・ブラント/松谷健二/ハヤカワ文庫

『対スプリンガー作戦の陽動部隊、ティフラーらは、族長エツタク率いる強力な艦隊の猛攻にさらされていた。彼らを守るのはわずか巡洋艦二隻のみ。しかも、いらだつエツタクはついに惑星そのものを宇宙から抹殺する、恐るべき原子火災の使用を決意するのだった!しかし、<第三勢力>指揮官ローダンもまた宇宙戦はお手の物の超重族スプリンガーから地球を防衛するべく、そこに釘づけされているのだ。科学力でははるかにまさり、宇宙を故郷とするスプリンガーに対し、地球人は必死の反撃を加える。危うしペリー・ローダン!』

第18巻「忘却兵器極秘作戦!」
 1968年/クルト・マール&クラーク・ダールトン/松谷健二/ハヤカワ文庫

『偉大な文明を誇ったアルコン人の一種族、ゴスル人たちは、なぜか地球17世紀に酷似した中世的文明を営んでいた。そして彼らを支配するのはローダンの仇敵スプリンガー!みずから神となって、ロボット司祭をゴスル人の中に放ち一惑星をわがものとしていたのだ。第三勢力ミュータント立ちはこの惑星で開かれたスプリンガー族長会議を粉砕五、ゴスル人を支配から解放するべく立ち上がる。だが、たったひと握りのミュータントと、科学文明を持たず羊のように従順なゴスル人達にとってそれは不可能にさえみえるのだった。風雲急を告げる第三勢力対スプリンガーの死闘の行方は!』

第19巻「望郷の宇宙帝国」
 1961年/クラーク・ダールトン&クルト・マール/松谷健二/ハヤカワ文庫

『宇宙商人スプリンガーの非道な圧制にあえぐゴスル人を解放し、圧倒的な勝利をおさめたローダン。だがそれもつかのま、今また殺到する恐るべき敵、トプトル摩下の戦闘集団、超重族とあいまみえる運命にたたされた。対決か、また退却か?しかし、ローダンの機智はこの絶体絶命のピンチに思いがけぬ奇手をあみだした。そして、超重族を徹底的に翻弄すべく、ミュータント部隊の総力を投入した一大喜劇の幕が切って落とされた!』

第20巻「精神寄生人の陰謀」
 1961年/K・H・シェール&クラーク・ダールトン/松谷健二/ハヤカワ文庫

『想像を絶する科学力を有し大銀河にその強大な覇権を誇るアルコン帝国。だが、長途のすえローダンが目にしたものは、退廃のはてに一切の支配をロボット頭脳にゆだねた、たそがれの文明にすぎなかった。しかも、そのロボット頭脳=ポジトロン脳のためにローダン一行はアルコンへの着陸はおろか近づくことさえ許可されず、外惑星ナートに釘づけにされてしまった。進むに進めず退くに退けぬこの危機に、ローダンは捨て身の作戦を敢行、みずから決死の小部隊を率いてアルコンに潜入、獅子身中の大あばれをもくろむが……?』

第21巻「宇宙船タイタンSOS!」
 1961年/クラーク・ダールトン&クルト・ブラント/松谷健二/ハヤカワ文庫

『アルコン帝国の超大型宇宙戦艦を奪ってようやく危地を脱したローダンは、惑星ツァリトの独裁者デメソルの庇護をうけてそこにひそむ。だが、その援助の裏には腹黒い陰謀が隠されていた。ツァリトの専制支配をほしいままにするデメソルは、ローダンの協力をえてアルコン帝国への反旗をひるがえそうとさえもくろむのだ。一方、この計画を阻止して帝国との和睦をはかろうとするローダンは、隠密裏にツァリトの地下組織を支援する。そして、微笑の下の虚々実々のかけひきは火花を散らすが……しかも、デメソルの影では暗示能力を持つ異星人モーフが怪しく糸をひくのだった!』

第22巻「銀河の麻薬商人」
 1961年/クルト・マール&K・H・シェール/松谷健二/ハヤカワ文庫

『大宇宙の猛者たちをしてその心胆をさむからしめたペリー・ローダン摩下の精鋭部隊が、ハイパー多幸症なる奇怪な病気に冒され狂人と化した。しかも、原因は人工的な化学物質によるものと判明。果然、地球からの援軍を得て反撃を開始するローダンは、狂気をばらまいた張本人と対決すべく大胆不敵にも感染地ホスル星へ着陸を敢行した。だが、敵の正体は皆目見当もつかず手がかりさえない。そして、偵察隊を率いるティフラーの前に現れたナータンと名乗る怪人物!はたして、この男は敵か味方か?また、ローダンの比類なき知略は、いかに姿なき敵に立ちむかうのか!?』

第23巻「銀河の病巣アラロン」
 1961年/クラーク・ダールトン&クルト・ブラント/松谷健二/ハヤカワ文庫

『奇病<ハイパー多幸症>の正体をつきとめたローダンは、いまやその基地アラロンめざしてまっしぐら。医師惑星とも呼ばれるこの星が、まさか赤十字マークの武器庫とは!病原菌をまき散らし、治療代で暴利をむさぼるアラス族にローダンの怒りは爆発する。《タイタン》乗員と愛するトーラを救えるだけの薬を、万難排してローダンは手に入れなければならない。一方、アラス族もまたそれに対抗すべく陰謀をめぐらす。アラロン医事評議会の決議は、スプリンガーを脅迫して味方にひきこもうとするのだった。ついに登場する仇敵トプトル――第三勢力の再起はなるか!?』

第24巻「地球替え玉作戦」
 1961年/クルト・マール&クラーク・ダールトン/松谷健二/ハヤカワ文庫

『スプリンガーのポジトロニクスに虚偽のテラ・ポジションを細工することに首尾よく成功したブルたちは、帰途不気味な惑星の力場にとらえられ、またも新たな危機に直面。一方テラに見立てたベテルギュース星系第三惑星をめざすローダンも、思わぬところで計略のミスを知らされた。そこにスプリンガーとトプシダーをおびきよせ、一石二鳥に相打ちさせる作戦だったのが、第四惑星アクワに先に侵入していたのは、なんと当のトプシダーだったのだ!かれらの目的は何か!しかも水の惑星アクワに棲む謎の水棲人は、宇宙を疾駆するローダンの敵かまた味方か?』

第25巻「地球死す」
 1967年/クラーク・ダールトン&K・H・シェール/松谷健二/ハヤカワ文庫

『ベテルギュース星系の第三惑星を、銀河の三種族がそれぞれ別々の目的でめざしていた。ローダンの“地球替え玉作戦”に乗せられてスプリンガーは地球を滅ぼさんと、トプシダーはそのスプリンガーから同星系第四惑星アクワにあるかれらの基地を守るため、そしてローダンはこの二種族の間を駆け巡って、この囮作戦をいかにも本物らしくとりつくろおうというわけなのだ。しかし危惧されるのはトプトルの持つポジトロンの記憶セクター……。早くもトプトルは、地球の概観があまりにも荒廃しているのに疑いを抱きはじめたのである!作戦の成り行きやいかに?』

第26巻「仮面のインスペクター」
 1967年/クルト・ブラント&クラーク・ダールトン/松谷健二/ハヤカワ文庫

『宇宙空間から地球の座標を知るものがいなくなって60年たち、ローダンはアルコン人女性トーラを妻に迎えて、惑星ヘルゲイトの秘密基地に潜んでいた。しかしこの歳月の間に、人工惑星ワンダラーで不死の処理を受けていないトーラとクレストは年老い、アラス医師による不老薬発明を伝え聞いたローダンは、早速アラスの惑星トリモンに乗りこんだ。ところがトリモンは生体実験用の動物園。なんとそこには豪奢な服を着た17世紀の地球人貴族が薬で生きのびていたのだ!使命も忘れ、かれと恋に落ちた女性ミュータント・マルテン、そして作戦は予想外の危機に直面!』

第27巻「金星の決闘」
 1967年/クルト・マール&K・H・シェール/松谷健二/ハヤカワ文庫

『医師惑星アラスから、生命延長血清を手に入れたローダンは、その後ヴィラン星系のイザンに降り立った。核戦争で荒廃し果てたその世界からは、一切の生物が死に絶えたかに見えたが、地下の二つの退避壕の間では飢えた住人たちが一触即発、食料戦争の危機にあった!一方、アラスでの騒動をローダンのしわざではないかと疑うアルコン大帝国は、地球捜索の手を伸ばしはじめている。しかも、ローダンに迫る危機はそれだけにとどまらない。地球に捕虜となっていたアルコン人アトランもまた金星に脱出をはかり、翻然とローダンに反旗をひるがえしたのだった!』

第28巻「ヒュプノの恐怖ふたたび」
 1967年/クルト・ブラント&クラーク・ダールトン/松谷健二/ハヤカワ文庫

『アルコン帝国が地球探索の手を伸ばしはじめた気配に危機を感じたローダンは、その執政部のある惑星ヴォラトにひとりのミュータントを送り込んだ。しかし彼からの連絡は緊急警報を最後に途絶。その謎の失踪を解明せんとつづいて乗りこんだロイドには、思いもかけぬ強力な催眠暗示が襲いかかった。そのときロイドの脳裏をかすめたのは半世紀以上も前に死んだはずのヒュプノの名“オーヴァヘッド”――それは精神力で他人を意のままにする恐ろしい強敵だった。しかもそのロイドの眼前に、突如現れた昆虫まがいのヴォラト人。はたしてこの怪生物は敵か味方か!?』

第29巻「姿なき攻撃」
 1967年/クルト・マール&クラーク・ダールトン/松谷健二/ハヤカワ文庫

『地球は滅亡し、ローダンは行方不明――というこれまでの偽装も、タラモンがローダンの存在を見とどけるや、終わりとなった。アルコン摂政がすぐさまコンタクトをつけてきたのである!摂政は奇怪な事件を告げ、早急なローダンの救援を必要としていた。おりしも会談中のローダンに、部下から緊急連絡!自在に姿を見えなくしてしまう宇宙船を探知したというのだ。この報告は、摂政の怖れる新たな敵と不気味に符合する……。急遽、偵察に乗り出したローダンは、惑星の昼の側に異様な無人の町を見たのだ!はたして姿なき敵はどこに潜むのか?また町の人々は?』

第30巻「アトランティス要塞」
 1967・1968年/クルト・マール&K・H・シェール/松谷健二/ハヤカワ文庫

『人間が消え、宇宙艦が消え、町はゴーストタウンとなり果てていく――じりじりと詰め寄る姿なき敵の攻撃に、さすがのローダンも色を失くした。見えぬ敵とあっては打つ手もない。ところがある日、ついに敵は手がかりを残したのだ!それは構造変化したプラスティック片。明らかに異常時間の変化が認められる。敵の正体を明かさんものとはやるローダンたちの前に、このとき意外な協力者が!それは捕われの身、否、今はローダンの友人となったアトランであった。永い眠りからさめたこの異星人は、アルコンの昔にすでにこの姿なき敵と対決していたというのだが!?』

第31巻「ロボット・スパイ」
 1967年/クラーク・ダールトン&クルト・マール/松谷健二/ハヤカワ文庫

『秘密工作員クルマンからの警報で、ローダン一行の乗る《ドルスス》は惑星スヴォーフォンへ着陸した。だが、クルマンはそんな信号を出した覚えすらないという。しかも、なぜか彼はダックスフントに似た犬をつれていた。奇妙なことはそれにとどまらない。艦内をその犬が遊びまわるようになってから、次次と妙な事件が続出するのだ!だが、ある日真相は明らかになった。艦内から発見されたのは、マイクロ送信機――なんとスパイがまぎれこんでいたとは!それも超高度のミクロ技術に長じたスパイに違いない。そして乗員の嫌疑はクルマンに向けられるが……!』

第32巻「時の牢獄」
 1967年/クラーク・ダールトン/松谷健二/ハヤカワ文庫

『町を襲い全生命体を抹消する姿なき敵――いまや、全銀河系は彼らの異時間平面によって呑みこまれようとしていた。だが、交錯する二つの時間の接触面に、敵の時間平面への入り口を見つけたローダンは、レンズ=フィールド=ジェネレーターなる装置を開発して、敵地へ侵入することを考えたのだ!帰還の保証もない、危険なこの冒険は、ローダンにとって一つの賭だった。輝く光の窓がジェネレーターから生じ、遠征隊は出発したが、その行く手には、異常に時の流れののろい世界が彼らを待っていたのだ。銀河系の運命をになう、ローダンの異次元への挑戦はいかに?』

第33巻「時空大脱出!」
 1967年/クラーク・ダールトン&クルト・マール/松谷健二/ハヤカワ文庫

『異時間空間へ侵入したまま遠征隊は脱出不可能となった。彼らの帰りをいまや遅しと待ち受けるローダンも、その生還をほぼ絶望視しかけていた。と、電子物理学者からの報告。遠征隊を送りこみ、二つの異平面の移動を可能にしたLFG装置の欠陥が明らかになったのだ。すぐさま新たなジェネレーターの製造が急がれ、しかも今度は船ごと移行できるように改良された。二つの次元の接触面をなす光の窓から、ついにローダンみずから未知の次元へ乗り込んでゆく。遠征隊の救出はなるか?いぜん謎に包まれている、姿なき敵“ドルーフ”の本当の正体はあばかれるか?』

第34巻「消えた生命の星」
 1967年/クルト・ブラント&クルト・マール/松谷健二/ハヤカワ文庫

『永遠の若さを保つローダン。だが、その生命の秘密を脅かす事態が発生した。惑星ワンダラーがローダンとブルに細胞シャワーによる不老処理をほどこしてから62年目。――その効力が切れる2042年5月1日を目前に、突如その惑星が消えたのだ!そしてポジトロニクスが算出した結果は“異時間平面の接触による犠牲”。姿なき攻撃の手がここまで伸びたとは!刻々と迫るタイム・リミットに心急くローダンは、ジェネレータで敵の次元に乗りこんだ。が、そこにはまた予期せぬ謎のテレパシー波がかれを待っていたのだった。新たな敵の恐怖の中、ワンダラーの行方は?』

第35巻「アトランティス最後の日」
 1967年/クルト・マール&K・H・シェール/松谷健二/ハヤカワ文庫

『異時間平面にとらえられた惑星ワンダラーは総力をあげて脱出をこころみたが失敗。そして異次元と通常空間のあいだ――五次元的超空間にとどまってしまった!そのワンダラーこそローダンとブルの若さの秘密をにぎる惑星であり、細胞シャワーによる再不老処理のタイム・リミットはもはや一刻の猶予もならない。心急くブルはトンペッチと二人、勇躍その半空間へ乗りこんだ。画、なんとかれらが目のあたりにした五次元的超空間とは、物体が一方向にのみ収束する異様な世界だった!想像を絶する惑星救出作戦は成るか?だがここに、予期せぬ一つの落とし穴が!』

第36巻「アウリゲルからの使節」
 1967年/クルト・プラント&クルト・マール/松谷健二/ハヤカワ文庫

『一時は“姿なき攻撃”に対して共同戦線を張ったローダンとアルコン摂政だが、アルコン側の協力は疑わしくなってきた。超空間ジャンプを探知する今まで異常に優秀な兵器――新型補正機探知装置を秘かに開発していた事実が明らかにされたのである。この装置を使ってのアルコン摂政の陰謀は明らか。消滅したはずの地球に疑問を抱き、その銀河ポジションを探ろうというのだ。あくまで地球の存在を隠しておきたいローダンは、アルコン人の惑星エクハスに商船《チグリス》をミス・ジャンプさせ、その実態を探らせた。そして計略は図に当たり商船は拿捕されたが……!?』

第37巻「三人の裏切り者」
 1967年/クルト・マール&ウィリアム・フォルツ/松谷健二/ハヤカワ文庫

『かつては政治犯の流刑地となっていた惑星グレイ・ビーストも、今ではローダンの意向により、テラ宇宙艦隊基地に姿を変えようとしていた。そしてそこの植民者として、地球から運ばれた千人の囚人が、厳しい宣誓の上で宇宙艦隊へ迎え入れられる。だが、まさかその直後に脱走者が出ようとは!無法者は三人。ローダンの命を受けてグレイ・ビーストを監視するチェリッシュ中尉を人質に取り、かれらはガゼル型遠距離偵察機を乗っとって逃亡した。しかも、そこには恐るべき陰謀が企らまれている。それに気がついたチェリッシュ中尉はなんとかして防衛せんとしたが!?』

第38巻「赤い宇宙の対決」
 1967年/K・H・シェール&クラーク・ダールトン/松谷健二/ハヤカワ文庫

『ドルーフ宇宙へ突入したローダンは、ブリーすら驚く意表をつく作戦をめぐらしていた。全宇宙の驚異ドルーフと手を組み、なんとアルコン摂政を逆に敵にまわそうというのだ。その作戦は二つの大星間帝国をひとつに統一するのが目的だった。手はじめに、敵の基地惑星へ探索に行ったローダンだったが、思わぬ失策から地下計算センターに迷いこんでしまう。だが、神の救いか?このとき得体の知れぬテレパシーが逃げ道を指図してくれたのだ。はたして、このテレパシー存在は何者か?異次元宇宙を舞台に、かつての“姿なき敵”ドルーフとの対決はいよいよ佳境に!』

第39巻「還らぬトーラ」
 1967年/クラーク・ダールトン&クルト・ブラント/松谷健二/ハヤカワ文庫

『アルコン摂政のロボット艦と異次元の敵ドルーフとの戦闘のまっただ中に、ローダンたちの軽巡《ビルマ》は飛びこんだ。両者の戦いを混乱させようというわけだが、ローダンの真意は惑星ドルーフォン地下の大計算センターを破壊し、敵の開発した時間凝固装置モデルを奪うことにあった。だが、戦況は測りがたく、おりしも窮地にあるローダンには<妻トーラ危篤>の悲報が届いたのだ!かつてトーラのためにアラス族から入手した生命延長血清だが、その中に、まさかタイプF・アルコンの病原菌が混入していたとは!失意の底のローダンに、はたして戦況はどう運ぶ?!』

第40巻「核地獄グレイ・ビースト」
 1967年/クルト・マール/松谷健二/ハヤカワ文庫

『ミュルタ星系第七惑星グレイ・ビーストにあるテラ宇宙艦隊の基地が、ついにアルコン軍に発見された。たちまち熾烈な砲撃が惑星を襲い、一瞬のうちに核地獄と化してしまったグレイ・ビースト上では、ローダンの命もあわやと思われた。だが、幸運にもかれは海洋のただ中の島で生き延びていたのだ。しかしその安堵もつかの間、救援の船と見えたのは実はアルコン船だった!しかも次に移乗した船がさらに危険きわまりない異次元の敵ドルーフの艦であったとは!一難去ってまた一難……次々とローダンに迫る危機また危機を、果たしてかれはどう切り抜けるか!?』

第41巻「擬装の銀河ゲーム」
 1967年/クラーク・ダールトン&クルト・マール/松谷健二/ハヤカワ文庫

『異次元の敵ドルーフの宇宙は、しだいに消滅しつつあった。それが消滅してしまえば、通常空間から異次元空間への移動は不可能になる。ドルーフとアルコンを戦わせ、たがいに戦力を弱めれば、テラに対する脅威もなくなる……と、ドルーフ、アルコン戦に漁夫の利を見込んでいたローダンだが、そのタイム・リミットはもはや間近に迫っているのだった。そこで考えついた新たな一計。だが、一か八かの賭けに似たその危険な銀河ゲームは思いがけないところで計算にミスを生じた!傍観するはずのローダンの宇宙船がなんとドルーフ艦隊の指揮をとることになろうとは?!』

第42巻「アルコンの兵士狩り」
 1967年/クルト・ブラント&クラーク・ダールトン/松谷健二/ハヤカワ文庫

『白熱するドルーフ・アルコン戦のさなか、突然全ミュータントがローダンに呼びもどされた。アルコン戦隊の艦長にトプシダーのトカゲどもが任命されたという情報がはいったのだ。トプシダーといえば、忘れもしない70年前に突如ヴェガ星系に侵攻して来た仇敵。もしかれらが、そのときのテラ・ポジションのデータを今も保持していれば、これは大変なことになる。ローダンがひたすらテラを秘密にしてきた努力が水の泡になるのだ!この非常事態に直面し、かれらの記憶を抹消するため、ローダンはミュータント全員と共にアルコン人に変装し急遽トプシド目ざしたが!?』

第43巻「権力への鍵」
 1967年/クラーク・ダールトン&K・H・シェール/松谷健二/ハヤカワ文庫

『惑星アルコンへの潜入を図るローダンは、ツァリト人に化けアルコン艦隊に志願した。だが、首尾よく採用されたものの、艦隊の目的地はアルコンならぬその一衛星、ナートルの軍事訓練所――なんとそこではスパイをチェックするために厳密な精密検査が行われていたのだ。早くもアルコン摂政はローダンの策略を見破ったのか?しかも検査官が銀河でも悪名高い医師族アラスとは!かれらは、テラナーをペストのごとく憎んでいるのだ。いかにしてこの検査の網の目を抜けるか……緊急会議を開くローダンの耳に、このときまたしても予期せぬ大事件が報告された!』

第44巻「ドルーフ艦隊襲来!」
 1967年/ウィリアム・フォルツ&K・H・シェール/松谷健二/ハヤカワ文庫

『これまでアルコン帝国を支配していたロボット摂政に代わり、その実権を掌握したアトラン――だが、ローダンの心中は穏やかではなかった。今となっては、テラ・ポジションを知るアトランがいつ帝国の威光をきて反旗をひるがえすかわからない。しかしこの時、さらに緊迫した危機が生じた。五次元平面での転送機の同時作動で、偶然にも異次元の敵ドルーフがテラを発見したというのだ!しかも、テラ攻撃の準備は着々と進められているらしい。もはやテラは絶体絶命……ドルーフの攻撃に対し背水の陣をしく構えのローダンは、やむなくアトランに援軍を依頼したが?』

第45巻「アトランの危機」
 1967年/クルト・プラント/松谷健二/ハヤカワ文庫

『太陽系帝国議会に立つ第一執政官ローダンの耳に悲報が届いた――実子トマス・カーディフの脱走!トーラの死後、以前にもまして激しく父を憎悪するようになったトマスは、今、アルコン人の高慢とローダンから受け継いだ智略をもって、父に復讐すべく行動を開始したのだ。そして、あろうことか宇宙商人コカツェと手を結び、アルコン帝国に揺さぶりをかけてきた!窮地に立つアトランはローダンに助力をもとめた。かくて、大銀河系宇宙を舞台に、ペリー・ローダンとその息子トマス・カーディフとの知恵と知恵、度胸と度胸をかけた対決がはじまったのだ……!』

第46巻「秘密指令モルク」
 1967年/クラーク・ダールトン&ウィリアム・フォルツ/松谷健二/ハヤカワ文庫

『ドルーフ宇宙にある惑星ハーデスの秘密基地にミュータント、エラートからの緊急通信が届いた。彼の精神を宿したドルーフ人科学者オノトが、裏切り者として逮捕されたのだ!なんらかの手を打たなくては、太陽系帝国の対ドルーフ戦略は危機にさらされる。ローダンは旗艦《ドルスス》にエラートの“体”を積みこみ、ドルーフ宇宙へ向かう。だが、生命インパルスを断たれた“体”は、すでに腐敗しはじめていた!急がなくてはエラートの転移は不可能になる。しかも、オノト=エラートは脱獄し、ドルーフ軍に命を狙われる羽目に……。急げ、ペリー・ローダン!』

第47巻「闇に潜む敵」
 1967年/クルト・マール&クラーク・ダールトン/松谷健二/ハヤカワ文庫

『暗黒の宇宙空間を一万年も飛びつづける巨大な殖民船の中で、冬眠している十万人のアルコン人――アルコン帝国の実権を握ったアトランにとって、これこそまさに帝国再興の鍵であった。アトランの要請を受けたローダンは陣頭指揮をとり、グッキーを引きつれて旗艦《ドルスス》で出発した。ところが、殖民船内部では冬眠装置が解除され、次々と蘇生がはじまっていた!やがて、船内では限られた食料や酸素を奪いあって地獄のような修羅場が現出した。しかも針路には巨大な恒星が立ちふさがり、破滅のときを早める。果たして《ドルスス》は、ローダンは間に合うか?』

第48巻「虚無への探索」
 1967年/クラーク・ダールトン&K・H・シェール/松谷健二/ハヤカワ文庫

『<ローダン、応答せよ!>不死の謎を秘めたワンダラーが、宇宙の果てから呼びかけてきた!早速駆けつけたローダンが聞かされたのは、意外な事件――放浪惑星バルコンが行方を絶ったのだ。ローダン、グッキー、セングの三人は、ワンダラーの提供した小型ロケットに乗って、島宇宙の間の暗黒の空間に飛び出した!やがて目の前に現れたのはすべてのエネルギーを切られ、雪と氷におおわれた極寒の星と化して、星のない闇の虚空に浮かぶ死の星バルコンだった!一体何が起こったのか?バルコン人たちはどこへ?地上に降りたローダンらを見えない敵が襲う!』

第49巻「危うし惑星トラムプ!」
 1967年/クルト・ブラント/松谷健二/ハヤカワ文庫

『惑星トラムプに着陸した双胴宇宙船から降りてきたのは、昆虫に似た異様な生物だった!“それら”は不思議な半生物機械を繰り、惑星を改造して、地下に巨大な機械群を造りはじめた。たちまちトラムプは灼熱地獄と化した!超能力を持つネズミ=ビーバーたちでさえバタバタと死んでいく……!折も折り、太陽系帝国ミュータント部隊少尉のグッキーが休暇で帰ってきた。だが、惑星全土を覆う惨状はグッキーだけではどうしようもない。しかも、スペース=ジェットは壊れ、無線も役に立たず、救援は望むべくもない。惑星トラムプは壊滅に向かって突きすすんで行く!』

第50巻「超種族アコン」
 1967年/ウィリアム・フォルツ&K・H・シェール/松谷健二/ハヤカワ文庫

『時に2102年3月4日、人類はついにハイパー=リニア航法をわがものとした。エルンスト・エラートがドルーフ人科学者オノトよりエンジンの秘密を入手してから、すでに五十余年の歳月が経っていた……。ローダン、ブリー、グッキーらを乗せた新型艦《ファンタジー》は勇躍テスト飛行に出発した。だが途中正体不明のバリアに妨害され、不時着を余儀なくされた。不時着した星は人類の想像を絶する超科学を持っていた。しかも、そこに住むのはアルコン人そっくりの体をした種族。彼らは一体何者なのか?いぶかるローダンら一行の前に、一人の女性が姿を現した!』