顔の表情は、目に艶があるほどに人の気をひく。大正末から昭和初めの浪漫期、世界の女性を熱狂させた、イタリア生まれのアメリカ俳優バレンティノ。彼が主演した「血と砂」のモノクロ映画と、総天然色でタイロンパワーが主演した同じ題名の作品を見たことがある。逆光のアップ画面に、結末を暗示するかのような、彼らの目の演技は今でも記憶に残る。
「目は口ほどに物を言う」 情をこめた目つきは、口で話す以上に強く相手の心を捕らえるものだ。全国の各地から馳せ参じた歴戦の強者の中から、ベストグループに選ばれた好男子たち。さらに、ただ一つの美男の席ベストは、父親譲りで深みのある優しい君の瞳が、一瞬「キラリ」と輝いたときに決まったであろう。
大阪のバレンティノ、NABLE ORANGE
OF MOMOI
KOKUBU君、おめでとう。
「石の上にも三年」 きみを創り、日本一に育て上げた繁殖者に、きみは心から感謝しなさい。われわれも桃井さんが苦労を重ねた結果の快挙に拍手、喝采の敬意を表す。
さあ、新しい世紀の緞帳があがった。この次は、男の色気と魅力の目を持つ、若き日のアランドロンを狙って欲しい。 |