| 緯度の高いスコットランド地方の牧羊犬として作業していた長毛種のコリー・シェルティにとって、高温多湿の日本の梅雨は、最も苦手な時期です。 【被毛の手入れ】 用意する用具 ー ピンブラシ、スリッカーブラシ、金櫛、はさみ等 そろそろ換毛期に入ります。 換毛期以外は、毎日の運動の後のブラッシング、一週間に一回程度の丁寧なブラッシング、特に汚れが激しいときのシャンプーを行います。 換毛期には、主にアンダーコートがほとんど抜け落ちますから、抜け毛や死に毛を毎日取り除きます。この時期に手入れを怠ると、フェルト状になり、団子のように固まり、皮膚炎や湿疹の原因になるので、丁寧に行って下さい。 特にフェルト状になりやすい、耳の後ろ、前肢の飾り毛、胸(前肢の付け根付近)、内股、お尻(大腿部の後)付近は、丁寧に掛けて下さい。 1 軽く全体に霧吹きで水をかけて、ピンブラシを毛並みを揃えるように掛けます。 2 毛がもつれていたり、フェルト状になった時には、強く引いて一度に解きほぐそうとすると皮膚を痛めたり、犬が手入れを嫌がったりするので、気長に慎重に解きほぐして下さい。 ボディは、お尻の方から片手で少しずつ毛を逆立てながら、ピンブラシで解きほぐすように丁寧に掛けるのが良いようです。 アンダーコートの抜け毛、死に毛を抜くためには、スリッカーブラシも有効です。 どうしてもほぐれない様な固まりは、はさみを毛元の方から二カ所ほど縦に毛並みに沿って入れて切り開いてから、丹念に櫛で解きほぐして下さい。 3 梅雨と換毛期が重なりますから、シャンプー時にシャワーを掛けながら洗い流すときに、ピンブラシで毛並みに沿って皮膚までマッサージをするように掛けると、抜け毛、死に毛が予想以上に楽に取れて効果的です。 4 シャンプーは、原液をそのまま使わずに、必ず容器にかなり薄めに溶いて、体全体に皮膚まで十分にしみるように掛けてから、洗って下さい。 最も大切なのは、シャンプー後の充分な洗い流しと十分な乾燥ですから、湿疹の原因となる湿気を残さないように、タオルドライ、ドライヤーでの乾燥をして下さい。 参照ページ 【 手入れの仕方 】 【フード】 高温多湿のこの時期から夏の間は、春秋冬よりも脂肪分を控えた食事を心がけたいものです。 |