| 【JCCスタンダードの記述】 コリー犬の場合 毛色は、体の大部分の色によって、セーブル、トライ、ブルーマール、ホワイトの四種に分けられ、その間に色による優劣はない。 シェルティ犬の場合 黒、ブルーマール、セーブル(黄金色からマホガニー色まである)で、種々の程度に白、及び、またはタンの配色がある。 注:黒には、ブラック&タン(黒と茶)、トライ(黒、白と茶)、ブラック&ホワイト(黒と白)を含めて言います。 JCCスタンダードの記述の毛色は、上述のとおりですが、交配してはいけない毛色の組み合わせがあります。 ○ してはいけない組み合わせ ブルーマール X ブルーマール 毛色は、黒とセーブルが元になって、改良されてきました。ブルーマールは、トライの黒色部が遺伝因子にさらに毛色を薄くする因子が加わり、青灰色(マール)になり、その中に黒色の斑点が所々に残されて大理石模様となりました。 マール因子同士を交配して、マール因子が重なり、毛色を薄くする因子がホモ化していた場合に、マールホワイト(ダブルマール)といい、ほとんど白色化します。これは、ホワイト因子が多くて白色部分の多い"ホワイト"とは全く異なります。 マールホワイト因子を持った子犬は、死亡率も高く、生存しても耳が聞こえないか聴力が極めて弱い犬が多く、また盲目、眼球が小さい、あるいは眼球が無かったりします。 毛色の遺伝も、メンデルの法則に従い、100%マールホワイトになるとは限りませんが、このように生まれながらにして不幸な子犬を作出するような交配は、避けなければなりません。 ○ 避けた方が良い、好ましくない組み合わせ 同様に、ブルーマール X セーブルの子犬は、外見はセーブルでもマール因子を持った遺伝学的には、セーブルとは別の"セーブルマール"が生まれます。 外見上はセーブルの毛色に黒色の斑が入ったり、頭部や体の一部にマール色が現われたりしますが、外見上に現れない場合もあります。 それを知らずに、セーブルマール X セーブルマール、セーブルマール X ブルーマールといった組み合わせを行った場合には、マールホワイト因子を持った不幸な子犬が生まれる可能性がありますので、好ましくない組み合わせとして、避けた方がよいでしょう。 セーブルマールには、必ずトライを交配して下さい。 |