空手を始めたいと思っている方のためのQ&A



Q1:
私は○○歳で、これまで運動らしい運動もしたことがありません。
こんな私でも大丈夫ですか?

A1:
もちろん大丈夫です。
と言うより、むしろそのような人ほど空手を志して欲しいと思います。
大道塾の理念は「護身」と「社会体育」です。
非常に逆説的な言い方をすれば「若く闘争心旺盛で体力的にも自信満々の人」は、敢えて「護身」や「体育」の必要がない訳ですから「空手をやる必要もない」のかも知れません。
ですから「普通の人」「体力に自信がないと言う人」ほど、空手を始めて欲しいと思います。



Q2:
体力に自信がないので、しばらく自分でトレーニングをしてから入門しようと思いますが、どうでしょうか?

A2:
はっきりと言ってあまり良い考え方ではありません。
一般的に言って「○○したら△△する」と言う人は、本当の意味でのやる気がない人です(もちろん100%そうだということではありませんが)。
入門についても同じです。私も今まで数多くの入門希望者を見てきましたが「体力に自信がついてから入門する」と言った人は、大体において入門していません。
理由を付けて決心を後回しにしてはいけません。
実際問題として、自分一人で体力トレーニングを行うのには非常な「意志の強さ」が必要であり、とても困難な方法であると言わざるをえません。
それよりもまず先に入門して、そこで並行して体力作りをする方がずっと楽で現実的な方法です。
まず入門しましょう。全てはそこから始まります。



Q3:
僕は子供の頃から運動神経が鈍く、どんなスポーツをやってもまるでセンスがありません。
こんな僕でも強くなれますか?

A3:
なれます。断言します。
なぜかというと「格闘技は一番センスも素質もいらない競技である」からです。
非常に意外に思えるかもしれませんが、これは事実です。
例えば3歳位の幼児を思い浮かべて下さい。その子に野球ができますか? テニスができますか? もちろんできません。
しかし殴ったり蹴ったり取っ組み合ったりすることはできます。
つまり、球技スポーツは後天的に学ぶ運動能力が必要ですが(この学び取る能力の有無を一般にセンスがあるないと言います)、格闘技は最も本能的な運動であるので誰でもが可能であるということです。
また「最も本能的な運動」といえば走ったり飛んだりという陸上競技がありますが、こちらの方は動作が単純である分、先天的な運動能力差(いわゆる「素質」)がかなりモノをいってしまいます。それに比して格闘技の場合は「技」の占める比率が高い為、本人の工夫や努力で素質をカバーできる割合が高いのです。
ですから他のスポーツがダメでも、まったく卑下する必要はありません。

更に言えば、その中でも特に大道塾の空手は「センスや素質と関係なく強くなれる率が最も高い格闘技の一つ」であると言えます。
何故なら大道塾の空手は突き、打ち、蹴り、投げ、絞め、関節等全ての技が有効となっているからです。
このような多様な技術を要する競技では、ある分野の才能で劣っても他の分野の才能でカバーすることが十分可能なのです。
例えば「力はないけどスピードはある」とか「反射神経は優れていないが打たれ強い」とか。あるいは「打撃のセンスはないけど組み技のセンスがある」とか「瞬発力はないけど持久力はある」とか。
誰もがどこかに必ず才能を秘めています。努力さえすれば必ずその才能は花開きます。
自分を信じてぜひ入門を決意してください。
私達と一緒に強くなりましょう。



Q4:
空手をやる為の費用はどの位かかりますか?

A4:
一例としてあげると以下の通りです。

最初に必要な費用
・入会金・・・・・¥10,000
・月会費・・・・・¥ 6,000
・空手衣・・・・・¥ 9,000  等

入会金や月会費は、道場によってそれぞれ金額に差があるので、入門を希望するところに直接確認してください。
また上記以外に、買っておいた方が良い用具があります。

・パンチンググローブ・・・・・¥ 3,500
・サポーター(脛,膝)・・・・・¥ 4,500
・ファールカップ・・・・・・・・・・¥ 1,200  等

これらは最初から必要というわけではありませんので、稽古が進んだ段階で徐々に買い揃えていけばOKです。
用具は安いものから高いものまでいろいろありますが、最初は安いもので十分でしょう。



Q5:
具体的に道場を選ぶ際の注意点を教えてください。

A5:
自分の目で見て確認することが最も重要なことです。
インターネットや電話帳、格闘技雑誌などで道場を探したら、まず電話で見学を申し込んでみましょう。
簡単な応対からだけでも、その道場あるいは責任者の雰囲気を掴めると思います。
やたらと横柄な口の聞き方をしたり、見学を断ったりするような道場は、止めておいたほうが無難です。
雰囲気が良ければ実際に見学に行ってみましょう。
それぞれの道場には、「少年部中心」だとか「選手育成に力を入れている」とか、あるいは「礼儀作法に厳しい」とか「フレンドリーな雰囲気」だとか、それぞれ独自のカラーがあります。
その道場のカラーを自分の目でよく確かめて、自分にあったところを見つけましょう。



Q6:
浦和同好会は選手中心の道場なのですか? 入門したいのですが、ついていけるかどうか心配です。(33才/会社員の方からのメール)

A6:
いいえ、全然違いますよ。(笑)
確かに浦和同好会には優秀な選手が数多く在籍していますし、HPでも宣伝の意味合いも兼ねてそういった選手にスポットを当てた記事を多く書いていますが、決して「選手中心」というわけではありません。
ビジネスマンクラスの方も大勢いますし、少年部、女子部もいます。
それぞれの塾生が、それぞれのペースで、伸び伸びと稽古しています。
浦和の稽古のモットーは「自己コントロール」です。 初心者には激しすぎる稽古を、こちら側から無理に強要することは一切ありません。
いきなり入門ということでなくてもOKですから、ぜひ一度見学にお越し下さい。
ご自身の目で、浦和の稽古の雰囲気を見ていただくのが一番かと思います。

それから「入門を迷っている方に・・・」と、最近の入門生の方からメッセージをいただきました。
こちらのページもご覧下さい。



Q7:
入門したいのですが、仕事の都合で毎回稽古に出るのは難しいのですが・・・。(25才/会社員の方からのメール)

A7:
体力、体調、仕事の都合等など相談しながら、出れる時、出たいと思う時に参加してくれればOKです。
月2〜3回ペースで続けている方も数多くいらっしゃいますので、まったく問題ありません。



Q8:
今、幼稚園に通っている息子(5歳、年中)がいますが、落ち着きがないので何か武道を習わせたいと思っています。
HP上には「原則小学生以上」との記述がありますが、年齢を明記されているのは、体力面又は精神面からの問題でしょうか?(43才/会社員の方からのメール)

A8:
「子供に空手をやらせたい」と考える親御さんにもいろいろな方がいらっしゃいまして、その中にはスポーツエリートを育てるような感覚と言いますか、「人より早く習えば早く上手く強くなれる。だから早く習わせたい」と考える方が(時に)いらっしゃいます。
私自身はそれにはあまり賛成しませんが(かといって全面否定もしませんが)、もしそのようなニーズで「空手(の技)をキチンと教えて欲しいんだ」と言うことですと、「習う子供の方で先生の言った事を理解して、自分の動きと照らし合わせてみて、間違っていれば修正しつつ反復練習する能力ができるのはどう低く見積もっても小1くらいが限界ではないか?」と考えまして、HP上ではそのように書かせていただいてます。
ただ親御さんの方でのご希望(ご期待)がそうではなくて、もっと精神的なこと、、、例えば「大きな声で返事ができるとか、キチンと挨拶ができるようになるとか、落ち着きのある堂々とした態度を身につけて欲しいとか、その為の武道であって、空手の技自体がうまくなってほしいとかそういうことはあんまり考えていません。」ということでしたら、年長でも年中でも特に年齢の問題は何もありません。
もし入門していただけるようでしたら、私の方でも精一杯頑張ってやらせていただきたいと思っております。



Q9:
総合格闘技に興味があるのですが、大道塾では4級以上にならないと顔面パンチや寝技の練習をさせてもらえないと聞きましたが、本当のところはどうなんでしょうか?(20才/大学生の方からのメール)

A9:
この辺、よく誤解を受け易い部分なのですが、大道塾の「試合のルール(*)」としては、4級まではおっしゃる通りに「顔面パンチなし、投げなし、寝技なし」のルールで行われます。しかしそれは(顔面パンチや寝技の)「練習ができない」という意味ではありません。
実際の稽古内容としては、例えば基本稽古や移動稽古は顔面パンチを前提に体系付けられていますし、またミット練習等でもその練習をします(※但し、顔面パンチありでの「試合形式の攻防の練習」は原則としてやりません)。
また投げ技、寝技についても、初級者の時から稽古体系の一貫に組込まれて実際に練習しています。

(*)大道塾での試合ルールは、

  5級以下:顔面パンチなし、投げなし、寝技なし(所謂、フルコンルール)
  3級以下:顔面パンチ・投げあり、寝技なし
  2級以上:顔面パンチ・投げ・寝技すべてあり

となっており、練習生の習熟度に合わせて段階的に学べるようになっています。



Q10:
親子(父親と息子)で一緒に空手を習いたいと思っているのですが、何か注意点があれば教えてください。(?才/主婦の方からのTEL)

A10:
親子で共通の趣味を持って、互いに励まし合いながら頑張るのは、子供の教育上の観点からでも、親子のコミュニケーションを図る上でも、とても素晴らしいことだと思います。ぜひ頑張ってください。

注意点と言う程のものではないですが、お子様の教育的観点から、二つほどアドバイスをさせていただきますと、まず一つは、良いと思う道場を探したら、親が子供より先に入門してしばらく稽古を積んで、それから子供を入門させるという形をとった方が良ろしいかと思います。
A5で答えたように、それぞれの道場にはそれぞれ独自のカラーがあります。実際に入門してしばらく経ったあとで、その道場のカラーが本当に自分(とその後入門する子供の為に)に合っているかどうかを再確認する時間はあった方が良いと思いますし、更に言うと最初見学した時には見えていなかった部分(多くの場合は師範と道場生、あるいは道場生同士の人間関係に関わる部分)が、入門してしばらく経ってから見えてくるという場合もあります。
そのような様々な理由で親に稽古継続の意志がなくなってしまった場合に、自分だけ辞めておきながら子供に対し「一旦やると決めたことは、ちゃんと続けなさい。簡単に辞めるんじゃない!」等と教えたくても、これはそうはいきません。そのようなリスクを減らす為に、先にまず親が入門して稽古に励んでみることをお勧めします。
また親子で同時に入門すると、器用さや稽古回数(=子供は毎回稽古に出れる(※多くの場合、親が出させる)が、大人は仕事等により予定通りに稽古に出れないときも多い)等の理由により、親より子供の方が先に上達してしまうことが結構あります。
そのような時に「なーんだ、おとうさん、大したことないなぁ」と子供から“低く”見られてしまうようでは、教育上マイナスだと思います。
もちろん「真の姿(=親や大人も完璧な存在ではない)を見せることが教育」という考え方もあるとは思いますが、多くの場合(特に子供が小さい時)には、やはり父親は子供から「おとうさんは、やっぱりスゴイなー」と尊敬を持って仰ぎ見られるような存在でいることの方が教育上有意義であることが多いでしょう。
その意味でも、子供よりも先に入門して、ある程度のレベルまで(仕事が忙しくなかなか道場にいけなくても自主トレができるくらいのレベルまで)先に上達しておくのは有益なことです。

二つ目のアドバイスとしては、(これも先の話と関連しますが)可能ならフルコンタクト・ノックダウン制ルールの流派、道場を選ぶのをお勧めします。
先に書いたように、親が事前に入門し、稽古を積み、仕事が忙しい時には自主トレをして努力を続けても、その流派、道場のルールが“型”中心、“技”中心では、敏捷性、柔軟性、巧緻性に優れた子供に直ぐに追いつかれ、追い越されてしまいます。
しかしフルコンタクト・ノックダウンルールの“力”のレベルでは、絶対に子供は大人に勝てません。

子供が到底敵わない「スゴイ」「立派な」親や大人達が、汗を流し、努力を続ける姿を道場や家庭で見せることが、お子様の教育上、大きな成果をあげることでしょう。
ぜひ頑張ってください。



Q11:
子供に武道(特に空手)をと思い、いろいろと探している内にこちらのホームページを知りました。大道塾の空手(空道?)は普通の空手とどのように違うのでしょうか? 詳しく教えてください。(?才/主婦の方からのメール)

A11:
大雑把に言えば、大道塾の空手=「空道」とは「空手+柔道」と考えていただければ、ほぼ間違いありません。
空道の技術体系がこのように、空手と柔道の要素を併せ持つと、肉体的、精神的な発達においても、両方の要素を兼ね備えた、バランスのよい発達が可能になります。

更に詳しくはこちらをどうぞ。





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