キハ55−100(小高模型ペーパーキット)製作記

TRCの701D様より、エーデル完成のご褒美?にキハ55のペーパーキットを頂きました。
ペーパーキットは初めてですので、参考までに製作機をまとめてみます。
なお、製作にあたり、弊HPにリンクを張らせて頂いている”尾張内燃鉄道/ぼぉ〜るどういん(信楽の燻製さん)”のHPを参考にさせて頂いております。

今回の更新へはこちら


・キット全景

 車体側面、妻面および窓枠類はプレスボード製で、車体前面は真鍮プレス製、
 屋根と床板が木製で構成されています。
 床板はM車化出来るように、四角く、くり抜かれています。
  >床固定用の木片が入っていないようです(^^;)
 なお、床下機器や台車類は別売りとなっています。
客用ドアステップ部

付属のステップ部を側板に接着しますが、パーツ自体キハ20,23,45と兼用に
なっているため、説明書(あれで説明書と言えるのか??)の記載”図面をよく
見て、寸法をよくはかり、正確につくりましょう”に従い現物あわせでカットします。
 >どこが正確やねん(^^;)
  ちなみに台形の長いほう(下底?)で29.5mmにしています。
客用ドアステップ部

ステップ部を接着した状態。仮止めとして瞬間接着剤を流しています。
その後、ドア部を抜く為、サインペン等でケガいていきます。
客用ドアステップ部

客用ドアを抜いた状態。ステップ下部から1mm程度の位置までくり抜きます。
また側板の寸法は長めになっていますので、運転台側を5.5mmカットしています。
(上写真と比較すると違いが分かると思います。)
側板下地処理1

プレスボードの窓・ドアなどの開口部周辺に、サーフェイサーを塗ります。
これは、窓やドアなどの切断面や、細くなった箇所の強度を高める為です。

表・裏両方とも、Mr.サーフェイサー500(溶きパテ)を筆で塗りこんでいます。
側板下地処理1

窓枠や妻面、ドア部についても同様にサーフェイサーを塗りこみます。
側板下地処理2

窓、ドア周辺のサーフェイサーが乾燥後、表・裏共にサーフェイサーを塗って
いきます。
筆塗りで、プレスボードの下地が見えなくなるまで2〜3回重ね塗りします。
乾燥させるため、この状態で一晩寝かせます。
側板下地処理2

プレスボード開口部の余分なサーフェイサーを、目の細かいヤスリで削り落とします。
開口部のサーフェイサーを削り終わったら、側板・妻板・ドア・窓枠の全てのプレス
ボードパーツ表面を、紙ヤスリ(#400)で整えます。

この後、スプレータイプのサーフェイサーを吹きつけ、更に表面処理を続けて
行きます。


'05-12/25
側板下地処理3

スプレータイプのサーフェイサー500(GSIクレオスB-506)を吹きつけ、更に
表面処理を続けて行きます。

★今回処理を急ぐあまり、途中で水研ぎしましたが、これが失敗の元。
 プレスボードが水分を吸収し、蚊に刺されたようにブヨブヨになってしまいました。
 乾燥後、サーフェイサーを塗り、表面処理を整えています。

屋根板加工

屋根板はやや幅広の37mmとなっています。
よって、妻面のRに合わせて削っていきますが、削り量のガイドラインとして
テンプレートを作成します。
t=1mmプラ板に、妻板から屋根のRを形取り、切り出しています。


'06-1/1
ドアパーツ貼付け

乗務員ドア、および客用ドアを接着します。
ドア側にゴム系接着剤を少量付けて仮止めをした後に、裏から接合部に
サーフェイサーを筆で流して接着します。
側板補強

説明書によると、側板は屋根との接合部と床板接合部を付属の角材で補強する
ように記載されていますが、付属の角材は若干寸法が短めでしたので、ホーム
センターで売っている角材(3×3mm)を充当しました。
補強箇所は、左の写真の位置で行います。
側板補強

まずは、床板接合部の補強材を側面に貼付けます。
接着は仮止め用に数ポイントをゴム系接着剤で、残りの部分はを木工用ボンドを
塗り接着します。
乾燥(一晩程度)するまで、文具用のクリップで固定します。
側板補強

床板接合部の補強材固定後、屋根接合部の補強材を側面に貼付けます。
接着は同様に行います。
乾燥(一晩程度)するまで、文具用のクリップで固定します。
側板補強材部の拡大

ちなみに補強材は、ドアの厚み分をあらかじめ削って逃げを作っておきます。
また、併せて余ったプレスボードで、前面パーツとの糊代を設けておきます。
前面パーツ組立て

前面パーツは真鍮プレス製です。
よって、半田付けで組立てます。
手すりは付属されていませんので、φ0.4mmの真鍮線で作成します。
また、ジャンパ栓類も付属されていませんので、後日適当なパーツを探します。
前面パーツ組立て

特に注意点はありません。
おでこのライトおよびタイフォン部分は、半田を多めに盛ってパテ代わりとし、あとで
やすりやキサゲ刷毛で整形します。
前面パーツ組立て

表面をキサゲ刷毛で整形した状態。
しかし金属パーツとプレスポードとの接合。うまくいくのでしょうか??


'06-1-8
屋根板加工

前面との接合部の糊しろとして、屋根板を削ります。
また、ライトケース類の逃げとして切込みを入れています。
なお、付属品の屋根板ですが、Rは付いているものの、全体としての寸法が大きい為
結局、現物に合わせて全体的に削ることになります。
屋根板加工

表面処理を行っていきます。
サーフェイサーの筆塗り→削りの繰り返しです。
この処理だけで3週間近く要しています(^^;)
サーフェイサーはMr.サーフェイサー500(溶きパテ)を使用しています。
車体組立て(屋根板、側面、妻面の組立て)

妻面と側面、および屋根板を接着します。
接着には、ゴム系接着剤で数ポイント仮止めし、あとは木工用ボンドを用いて
接着しています。
車体組立て(屋根板、側面、妻面の組立て)

接着剤が乾くまで、輪ゴム等で固定します。
継ぎ目の隙間などは、あとで処置する為、現段階では無視しています。
前面パーツ下地処理

先に半田付けした前面パーツ。
真鍮製ゆえ、酸洗いをした後、マッハのシールプライマを筆塗りしています。
車体組立て(前面の接着)

前面パーツを接着します。
今回は金属との接着ゆえ、ゴム系接着剤を主体にしています。
車体組立て(前面の接着)

乾燥するまで、ハタガネ等で固定しておきます。
車体組立て(継ぎ目の処理)

乾燥後、継ぎ目の処理を行います。
タミヤのラッカーパテやサーフェイサを用いています。
車体組立て(継ぎ目の処理)

妻面側も同様。
車体組立て(継ぎ目の処理)

パテ乾燥後、耐水ペーパーで磨いて行きます。
全体的に肩のRを合わせる為、240番ぐらいの荒めのペーパーで磨いています。
下地が見えているところは、あとでサーフェイサを吹いて仕上げますので、現段階
では無視します。
車体組立て(継ぎ目の処理)

前面のライトケース逃げの部分は、ケント紙を使用して埋めます。
同様にサーフェイサーとパテを使用して表面を屋根板と面一となるように処理を
行います。

とにかく下地処理→磨きの繰り返しです。

'06-2/19
車体組立て(継ぎ目の処理)

ある程度継ぎ目の処理が終わったら、スプレータイプのサーフェイサ500(GSI
クレオスB-506)を吹いて継ぎ目の状態を確認します。
継ぎ目や窪みなどあればパテを用いて平滑処理を続けます。
このB-506はざらざらとした感じになりますので、この後全体を細かい耐水
ペーパーで磨き、更に目の細かいスプレーサーフェーサー1000(GSIクレオス
B-505)を吹いて仕上げる予定です。

'06-2/26
車体組立て(雨樋の製作)

雨樋は0.3mm厚のケント紙を1.0mm幅で切り出し、貼り付けています。
長さは図面から割り出し255mmとしています。
車端から2mm、下端から31mmの位置から貼り付けています。
接着は瞬間接着剤を浸み込ませることで、素材の硬化と兼ねています。
接着後、ペーパーで表面を処理します。
車体組立て(表面処理)

全体を細かい耐水ペーパーで磨き、更に目の細かいスプレーサーフェーサー
1000(GSIクレオスB-505)を吹きます。
更に目の細かいペーパー#600〜#1000で表面を仕上げます。

これにて車体の加工はほぼ完了です。

'06-3/5
車体塗装

晩年の急行色を採用することから、まず車体クリームから塗装します。
塗料はGM4(クリーム4号)を使用しています。
(ちょっと白っぽい感じになってしまいましたが..)

'06-3/12
車体加工

手摺取付け穴を開けます。
手摺はφ0.3mmの真鍮線を使用することとし、φ0.35mmの穴を開けています。
車体加工

手摺にも、車体色を吹いておきます。
床下加工(床下機器組立)

日光の気動車用床下機器セット(縦型2エンジン仕様)を使用しています。
(信楽の燻製さん、感謝〜♪)
床下加工

床板取付用木片のセンターに穴を開けます。
手持ちねじが無かったので一旦作業中断です。


'06-3/19
車体塗装

急行色赤を吹きます。
塗料はモリタの赤11号を使用しています。

まず、側面を塗装後、前面を塗装しています。
車体塗装

赤11号塗装完了。
上部の赤帯ははみ出し気味ですが、上から灰色を吹く為、ここでは手直しを
行いません。
屋根塗装

車体をマスキングして、GM9(ねずみ1号)を吹きます。
屋根塗装

屋根塗装完了。上部赤帯のはみ出しも、グレーの塗りわけで目立たなく
なったかと。
手摺取付け

先に作成・塗装した手摺を取り付けます。
固定は裏から瞬間接着剤を流しています。
床下加工(床板加工)

床板にはt=1.2mmのプラ板を使用しています。
台車と床下機器取付け用の穴を開けます。

両端の2個は台車取付用で、φ3mm。中よりの2個は床下機器取付用でφ1.5mm
で穴を開けています。
なお、床下機器取付用穴は、固定用ねじでタップを切っています。
床下加工(床板加工)

台車と床下機器取付け用の穴の拡大。
床下加工(床下機器組立)

床下機器もGM9(ねずみ1号)を吹いておきます。
床下加工(床下組立)

台車、床下機器実装。
台車はエンドウの新DT-22(PV軸受けメタル入り)品番#5005を使用して
おり、床板との取付けには、同社付随台車マクラバリ<タイプU>品番#5922を
使用しています。
床下加工(カプラー取付)

カプラーは余っていたKATOキハ58用を使用します。
KATOキハ58と同様な穴を開け、カプラーの動きを妨げないようにします。
床下加工(カプラー取付)

カプラーを仮に取付けた状態。
組立て後、車体高さ等で調整する為、現段階では固定していません。
床下加工(カプラー取付)

反対から見るとこのような形になっています。
カプラーのモールド出っ張りを逃がすように、床板に穴を開けています。
窓ガラス作成

窓ガラスは、t=0.5mmの透明プラ版を使用します。
キットには窓枠パーツが入っていましたが、使用すると分厚くなり、ガラスが
奥まってしまうと思い、そのまま貼り付けることにしました。
サッシ部は、窓ガラス用プラ板に銀を直接吹いて表現することにしました。


'06-3/26
床下加工2

床板にはt=1.2mmのプラ板を用いていますが、床下機器の重みにたわんで
しまうことが判明。
急遽、t=1.2mmプラ板を2枚重ねにすることで対処してみます。

カプラーとのあたりの部分は、カッターでくりぬく等の処置を行います。
床下加工2

床板(床下機器側)

カプラーとのあたりの部分は、左のようになっています。
車体加工(室内仕切り)

運転台仕切り、デッキ客室仕切り、洗面所仕切りはt=0.3mmケント紙で
作成しています。
最終的に塗装は行わず、スプレーサーフェーサー1000(GSIクレオスB-505)
を吹いています。
車体加工(室内仕切り)

木工用ボンドで固定しています。
車体加工(座席)

室内座席は余剰となったキハ65用を使用します。
厳密には手摺形状など異なりますが...(^^;)
座席間隔が異なることから、ばらばらに切り出し、室内に貼付けます。
車体加工(座席)

座席を貼付けた状態。
将来的に、座席には色入れを行うため、仮固定としています。
車体加工

窓ガラス類取付け。
t=1.2mmのプラ板をゴム系接着剤で貼付けています。
またヘッドライトにはKSmodelsのレンズB(3.4mm:No.901)を、テールランプ
には同じくKSmodelsのテールレンズB(1.7mm:No.908)を使用しています。

なお、幌はキハ58用を代用しています。
車体加工

洗面所の窓ガラスはペーパー掛けを行い曇りガラス調にしています。
ベンチレータはキット付属のパーツを使用しています。
車体加工

客室シートを外から。
色入れはしていませんが、それなりの雰囲気が出たのではないかと。


'06-4/2
車体加工(座席色入れ)

前回仮付けした座席を取外し、色入れを行います。
モケットは青、その他フレームは灰色のイメージがありますので、青は製品下地
を利用し、灰色だけを筆塗りで色をさしています。
このあと、車体に再度固定して完成です。

'06-4/9

TOPへ戻る    製作記目次へ戻る