EF81 453号機 製作記(TOMIX製品改造)

TOMIX製HOのEF81が再生産されましたが、今回のロットからナンバープレート部は、従来プラ台座パーツ貼付けから真鍮プレート台座貼付けに変更となりました。
つまり車体側に、ナンバー取付け用のくぼみが無いことから、今回JRF機の450番代に改造を試みてみました。


・製品について

 種車はTOMIXのEF81、一般色(JR仕様)です。

 今回の製品では、ナンバープレートが更に仕様変更されており、従来の
 プラ台座へのメタルインレタ貼り付け方式から、塗装済真鍮板にメタルインレタ
 貼り付け方式に変更されています。
・まず分解。

 同時にKATO製のEF65 1000番代も分解して気づいたのですが、両者の部品
 構成から動力台車のギア構成、パーツの形態など、全く同じです。
 以前TOMIXがEF81(初期ロット)を製品化した際、KATO製品を真似たような事を
 聞いたことがありますが、本当の話では?と思うほど作りが同じです。
・手摺製作

 Φ0.4mmの真鍮線を使用して手摺を製作します。
 見本は製品の付属パーツ。
 付属パーツに合わせて真鍮線を曲げていきます。
 EF64-1015の手摺製作時に併せて塗装しておきました。

 真鍮線ということで、ベースにマッハカラーを使用しています。
 シールプライマーを吹いた後、各色吹き付けます。
 白部およびベースとして白にマッハカラーNo.22:冷蔵車白を使用しています。
・手摺製作

 前面窓下の手摺も同様です。

 前面窓下手摺はマッハカラー白を吹いた後、モリタのNo.570ディープブルーに、
 GSIクレオスのNo.34:スカイブルーを混ぜたものを吹き付けています。

 これらの手摺塗装のみ、先行して8/10に行っています。
・飾帯撤去

 前面の飾り帯を撤去します。
 カッターでざっくりと削り落とした後、ベーパーで段差をなくしてゆきます。
・飾帯撤去

 側面も同様です。
 なお450番代、500番代共に運転席側の区名差しの位置が変更されています。
 よって、こちらも併せて削り落としておきます。
・飾帯撤去

 削り落とした飾帯部ですが、削りすぎて窪んだところをパテで修正します。
・側面ナンバー部修正

 製品ですが、片側のみナンバープレート部がわずかに凸となっているようです。
 金型修正の為でしょうか?
 こちらもペーパーで軽く擦っておきます。


 2008-9/7
・パーツ取付

 EF81-450番代は、運転台窓にひさしが付けられており、かつ乗務員窓が
 下降窓に換えられており、バランサーの点検窓が設けられています。
 これらは宮沢のEF81用ツララ切セットを使用しました。

 この部品はスタジオOWADA様より、EF81-500製作時の残パーツを分けて
 頂きました。
・パーツ取付

 パーツと点検窓を切出した状態。
 クレンザー軽く磨いた後、下地塗装だけ済ませておきます。
・パーツ取付

 区名札差を復活させます。
 パーツはエコーNo.1678:区名札差、エンド板セットを使用しています。
・パーツ取付

 区名札差を切り取った状態。
・パーツ取付

 切り取った区名札差を車体に実装します。
 実装は、パーツランナー部に設けられたテンプレートを使用して位置決めします。
・パーツ取付

 区名札差を取り付けた状態。
 パーツの接着は瞬間接着剤を使用しています。
・車体加工

 450番代は貨物機線用ということで、当初より電気暖房装置が搭載されて
 おりません。そのため電気暖房表示灯も存在しません。
 よって、電気暖房表示灯の取付穴を埋めておきます。

 厳密には、電気暖房表示灯の無い分、上部水切りの寸法が異なって
 いるのですが、無視します。
・車体加工

 前面窓ひさしの取り付け穴を開けておきます。
 部品に併せて3箇所、窓上縁から0.5mm(部品説明書では0.3mm指示)の位置に
 Φ0.4mmのドリルで貫通しています。
・パーツ加工

 下地塗装を済ませたひさしと点検蓋。
 マッハのシールプライマーを吹いた後、同じくマッハカラーNo.22:冷蔵車白を
 吹いています。
・パーツ加工

 ひさしの端部を窓のRに併せて曲げておくのを忘れていましたので、仮実装で
 曲げておきます。
 本来は、塗装前に曲げておくのが望ましいと考えます。

 写真はひさしを車体に仮実装した状態。

・パーツ加工

 Φ2.0mmのドリルの刃をガイドにじわりじわりと曲げています。
・パーツ加工

 実車の450番代では、前面ステップの下にジャンパー栓が増設されている
 ようです。
 ジャンパ栓受けに適当なパーツがなさそうでしたのでt=0.2mmのプラ板で
 適当に作っています。
・車体塗装

 まず下地塗装します。
 GMのNo.9:ねずみ1号を吹き、車体の加工状態を確認します。


 2008-9/14


・車体塗装

 まず白から塗装。
 GM37:白3号を吹いています。⇒ 後述
・車体塗装

 次にディープブルーを吹きます。
 車体上部と、裾のラインに合わせてマスキングします。
・車体塗装

 ディープブルーを吹いた状態。
 ディープブルーはモリタのNo.570:ディープブルー(JR貨物機関車更新色)を
 使用する予定でしたが、どうも暗い感じがしましたのでGSIクレオスNo.34:スカイ
 ブルーを混ぜています。
・車体塗装

 側面から。
 車体の白ですが、この段階でどうも白すぎる感じがしましたので、GSIクレオス
 No.69:グランプルホワイトとGM37:白3号を混ぜ、ややグレーっぽい色に修正
 しています。
・車体塗装

 乗務員窓バランサー点検蓋も同様に塗装しておきます。
・車体塗装

 次に車体上部のスカイブルーを吹きます。
 側面点検窓の中心あたりが塗分境界になります
・車体塗装

 スカイブルーを吹き付けた状態。
 こちらもモリタのNo.569:スカイブルー(JR貨物機関車更新色)をそのまま使用
 する予定でしたが、GSIクレオスNo.34:スカイブルーを加えています。
・車体塗装

 マスキングを剥がした状態。
 やや厚塗りになってしまった感が..._| ̄|○
・車体塗装

 側面から。
・車体塗装

 前面のセンターピラーが黒色なので、艶消し黒を吹いておきます。
・車体塗装

 側面の乗務員ドアは、種車の色をそのまま使う魂胆でしたが、やはり塗料の
 吹込みがありました..._| ̄|○

 ということで、こちらも再塗装します。 
・車体塗装

 乗務員ドアにローズピンクを吹き付けています。
 塗料は手元にあった、ホビーセンターKATOのNo.19:赤13号を使用しています。
・車体塗装

 車体塗装はこれにて完了。
 これから床下および屋根上機器の塗装と、各種パーツ組立に移ります。


 2008-9/21
 
・パーツ取付

 まずワイパーから。製品付属のエッチングパーツを取り付けています。
 固定はゴム系接着剤を使用しています。
・パーツ取付

 その後、窓ひさしを固定します。
 車体裏から3箇所、瞬間接着剤を流して固定しています。
 ただ、上下方向へのストレスに弱いので、取り扱いには注意です。
・パーツ取付

 先に塗装した乗務員窓バランサー点検窓をゴム系接着剤で取り付けます。
・パーツ取付

 先に塗装した前面手摺と側面乗務員ドアの手摺を取り付けます。
 手摺は少量のゴム系接着剤を使用しています。
・パーツ取付

 手摺取付状態を側面から。
 実車は、模型ほど手摺は飛び出ていませんが...。

 一応これでプレステージ化は完了です。
・運転台塗装

 標準工事として、運転台に色指しをしておきます。
 運転台にはGSIクレオスNo.303:グリーンFS34102、シートはGM22:小田急ブルー
 を、マスコン類にはGSIクレオスNo.8:銀を、メーターにはGM37:白3号、床にはGM9:
 ねずみ1号を色差ししています。(EF66や183系と同じです)

 ★よく考えればJRF機の室内はベージュ系でした..._| ̄|○

・車体組立

 塗装した運転台と、窓ガラスパーツを組み込みます。
・車体組立

 窓ガラス類を組込んだ状態。
 乗務員ドア横の手摺は、車体塗装塗り分けと同じゆえ、筆でブルーを色差し
 しています。
・床下分解

 JRF機の床下は標準グレーなので塗装が必要です。
 よって一旦分解します。
 (今年何台分解していることやら...。)
・床下分解

 動力台車の分解
 TOMIXの台車はグリスがてんこ盛りの傾向があります。
床下分解

 中間台車の分解。
・床下分解

 スカート周りの分解。
・床下塗装

 各パーツ塗装に備えます。
 当方の場合、パーツ保持には割り箸に両面テープを貼ったものを使用して
 います。
・床下塗装

 塗装終了。
 今回は、GM9:ねずみ1号よりやや暗めのGSIクレオスのNo.13:ニュートラルグレー
 を吹いています。
 
・床下塗装

 車輪輪芯もグレーを吹いています。
 レール踏面には塗料が付着しないように、マスキングを行いますが、今回木工用
 ボンドを使用してみました。
 もっともプラ用塗料でしたら、あとでティッシュでふき取れば簡単に落ちそうです。
・床下組立

 塗装したパーツを組立てます。まずは中間台車から。
・床下組立

 動力台車も同様。
・床下組立

 動力台車をダイキャストブロックに実装します。
・床下組立

 ・スカートも各パーツを元通り実装します。
・床下組立

 ライトユニット基板を実装し、動力台車からの配線を接続します。
 スカートを実装して、床下・動力周りの塗装作業は完了です。


 2008-9/28
・屋根上パーツ分解

 JRF機の屋根上はグレーのようなので、全て塗装しなおします。
 抵抗器カバー、特高機器箱、高圧配線など全て取り外します。
・屋根上パーツ塗装

 パンタグラプやJR無線アンテナ、信号炎管も同時にグレーで塗装しておきます。
 パンタグラフ擦板部分はマスキングして、GSIクレオスのB-504:メタルプライマー
 を一吹きしています。
・屋根上パーツ塗装

 屋根上機器類は、GM9:ねずみ1号を吹いています。
・屋根上パーツ塗装

 先にメタルプライマーで下地処理したパンタグラフ類も、GM9:ねずみ1号を
 吹いています。
・屋根上パーツ塗装

 高圧配線の碍子は、グリーンのモールドパーツとなっていますが、いかにも軟質
 プラという雰囲気が否めません。
 よって、手持ちのホビーセンターカラーNo.14:緑2号と、No.21緑14号を適当に
 調色したものを筆で色差ししています。
・屋根上パーツ塗装

 パンタグラフへの碍子?も同様です。
 なお、碍子上部の配管を通すところは、グレーを色差ししています。
・屋根上パーツ塗装

 パンタグラフのシュー端部には赤を色差ししています。
 赤はGSIクレオスNo.3:赤とGM31:国鉄朱4号を適当に調合したものを使用
 しています。
・屋根上組立

 屋根板、屋根上各種パーツを車体に実装した図
・屋根上組立

 JR無線アンテナも併せて実装しています。
 取り付け位置は説明書に従い、付属のテンプレートでΦ0.8mmの穴を開けて
 います。
・パーツ取付

 ステップ下追加ジャンパ栓台座を実装。
 少量のゴム接着剤を使用しています。

 実のところ、このジャンパ栓にどのパーツを用いるかがまだ決められて
 いません..._| ̄|○


 2008-10/5
・開放てこ塗装

 製品付属のパーツを塗装しています。
・開放てこ実装

 塗装した開放てこを車体に実装してみましたが、骨太感、ふにゃふにゃ感が
 否めません。
 よって真鍮線で作り直すことにします。
・エアコン用ルーバー作成

 助手席側に設けられたエアコン用ルーバー。適当なパーツが無いことから
 自作してみます。
 t=0.2mmのプラ板を使用し、プラ引き伸ばし棒を差し込んでボルトを表現して
 みます。
・エアコン用ルーバー作成

 プレーム部のプラ引き伸ばし棒を切った状態。
 ボルト表現がごつい感じがしますね。
・エアコン用ルーバー作成

 Φ0.3mmの真鍮線で水切りをそれらしく表現しておきます。
・エアコン用ルーバー作成

 ルーバーの網は銀河モデルのN-253:タブレットプロテクター(ED61・62)用を
 2つに切って使用しています。
 
・エアコン用ルーバー作成

 先にカットしたパーツを裏から少量の瞬間接着剤で固定します。
・エアコン用ルーバー作成

 組みあがった状態。
 このあと、GSIクレオスのB-504:メタルプライマーを吹いた後、車体と同色の
 白を吹き付けます。
・エアコン用ルーバー作成

 塗装完了。
・エアコン用ルーバー作成

 ルーバー網目の奥行きを出す為に、裏から黒く塗った紙を貼り付けて
 おきます。
・エアコン用ルーバー作成

 上の写真の黒い紙を貼り付けた状態。
 あまり違いが判りませんね。
・エアコン用ルーバー作成

 車体に実装。
 やはりオーバースケール感が否めませんが、今のところ代替案が無いので、
 ひとまずこの状態としておきます。
・開放てこ製作

 エアコンルーバー作成に当たり、開放てこも作っておきます。
 Φ0.3mmの真鍮線を製品パーツに合わせて曲げておきます。
・開放てこ塗装

 マッハのシールプライマーを吹いた後、下地に同じくマッハのNo.22:冷蔵白
 を吹き、その上に、車体の白を吹いています。
・開放てこ塗装

 開放てこの取り付け台座は、製品から切り出し、Φ0.4mmのドリルで穴を
 開けています。
・スカート周りパーツ取付

 エアホース類の取り付けを行います。
 製品オリジナルに対し、450番代ではコック類が追加されているようなので
 Φ0.8mmのドリルで穴を追加しておきます。
・スカート周りパーツ取付

 製品付属のエアホース、コック類を実装しておきます。
 ひとまず、パーツをそのまま実装していますが、後で色差しを行う予定です。


 2008-10/12
・開放てこ実装

 真鍮線で作り直した開放てこを実装します。
・ナンバー貼付け

 製品付属のメタルインレタを貼付けます。
 EF81-450番代および500番代はイメージ刷新の為、ナンバー位置が前面、
 側面とも中央でなく、右にオフセットされた位置に貼り付けられているのが
 特徴です。
・ナンバー貼付け

 側面も同様です。
・ジャンパ栓加工

 450番代では助手席側のスカート部にジャンパ栓が設けられています。
 今回イチフジ模型の御主人のアドバイスより、エンドウのNo.5803ジャンバー
 連結器受(電車用−床下側−3連A)を使用しました。
・ジャンパ栓加工

 3連のうち、一番大きいパーツを切出して使用します。
・ジャンパ栓加工

 もうひとつはTOMIXのEF64用を使用しています。
 一体表現された電線部分を切取り、代わりにΦ0.4mmの真鍮線で表現した
 電線を差し込んでいます。
 その後、GSIクレオスB504:メタルプライマーを吹いた後、GSIクレオスNo.13:
 ニュートラルグレーを吹いています。
・ジャンパ栓加工

 塗装したジャンパ栓を車体に実装します。
 ゴム系接着剤で固定しています。
・パーツ取付完了

 運転席側から俯瞰。
 区名札差にはTOMIX製のシールで”富山”を貼り付けています。
・パーツ取付完了

 助手席側から俯瞰。
 追加したジャンパ栓のケーブル処理はもう少し検討要です。
・パーツ取付完了

 側面より俯瞰。
 あとは、JRF標記とATS標記ですが、MDプリンタにてインレタかデカールで
 製作予定です。
 ただ、いずれにせよ銀のリボンがない為、大阪(ヨドバシカメラ)まで買出しに
 行かないといけません。


 2008-10/26
・標記類インレタ(デカール)作成

 問題のJRFロゴですが、TRCの701D氏にデータ作成頂き、MDプリンタの
 フラッシュシルバーで印字してみるものの、余りにも小さすぎて自体が
 つぶれてしまうようです。
 よって自家製は断念。別途市販品を調査します。。
・標記類インレタ(デカール)作成

 ATS標記類は、黒でインレタを作成してみました。
・標記類インレタ(デカール)作成

 いざインレタを貼り付けてみると、転写性が良くなく、自体がつぶれ気味
 でしたので、あっさりとデカールに変更しました。

 写真は1エンド運転席側の標記。

・標記類インレタ(デカール)作成

 2エンド側も同様に貼付けます。
 こちらは助手席側の標記です。


 2008-11/3
・標記類インレタ貼付け

 問題のJRFロゴですが、ORENGE LINE CLUBのTOKAI氏よりKATOの
 インレタを分けて頂きました。
 ということで、問題解決。感謝〜♪
・標記類インレタ貼付け

 早速貼り付けました。
 いい感じです。これにて落成。


 2008-11/9

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