読書日記  2002.03

読書日記  2002.03


[2002.03.01]
 
MYSCON3申し込みました。ごいっしょされる方、よろしくお願いします。
 <SR MONTHLY>届く。ベスト投票の〆切は3月22日とのこと。


[2002.03.03]
 
芦部拓『グラン・ギニョール城』了。


[2002.03.04]更新
 <読書日記>2002.02.28〜03.03
 資料室修正


[2002.03.05]
 半村良の訃報。3月4日、肺炎のため死去。享年68歳。 短編以外は『戦国自衛隊』しか読んだことがない読者とも言えない者ですが、ご冥福をお祈りします。『どぶどろ』を買ってあるので近いうちに読むことにします。

 
ジャン=クリストフ・グランジェ『クリムゾン・リバー』了。


[2002.03.06]更新
 <読書日記>2002.03.05


[2002.03.06]
 
光原百合『遠い約束』了。


[2002.03.07]更新
 <読書日記>2002.03.06


[2002.03.07]
 本買う。
 
日下三蔵編『怪奇探偵小説名作選2 渡辺啓助集 地獄横丁』(ちくま文庫)。
 M・アリンガム『霧の中の虎』(ハヤカワ・ミステリ)。


[2002.03.14]
 本買う。
 
山田風太郎『達磨峠の事件』(光文社文庫)。土屋隆夫『粋理学入門/判事よ自らを裁け』(創元推理文庫)。D・セイヤーズ『箱の中の書類』(ハヤカワ・ミステリ)。

 中井英夫『黒衣の短歌史』了。


[2002.03.15]更新
 <読書日記>2002.03.07〜15
 資料室渡辺啓助修正


[2002.03.15]
 昨日買った
山田風太郎『達磨峠の事件』(光文社文庫)の解説・解題にこの山田風太郎ミステリー傑作選の企画者である日下三蔵氏により第二巻『十三角関係』二刷より『帰去来殺人事件』が削除された件についての経過説明が書いてあった。光文社側からこの作品を削除するか、第二巻を絶版にするかの二者択一を迫られ、読者からクレームが来る可能性を念押しした上で削除に応じざるを得なかったという。 一番心配していたのは残りの巻で不当な配慮をさせられて最初の編集構想から歪んでしまうことだがそれもなかったようだ。残りの三巻の出版中断をかけて光文社と協議を重ねて風太郎作品に差別を助長する意図がないとの確認を取ったという日下氏に敬意を表したい。
 なお、『帰去来殺人事件』が削除された二刷・三刷を購入した読者は光文社に送れば復活した四刷に取り替えてくれるとのこと。レアものとして手元に保存しておくのも一興かもしれないが。


[2002.03.16]
 
楠木誠一郎『探偵作家江戸川乱歩の事件簿』了。


[2002.03.17]
 
M・アリンガム『霧の中の虎』了。


[2002.03.18]更新
 <読書日記>2002.03.15〜17


[2002.03.18]
 
貫井徳郎『神のふたつの貌』了。


[2002.03.19]更新
 <読書日記>2002.03.18


[2002.03.20]
 
舞城王太郎『暗闇の中で子供』了。


[2002.03.20]更新
 <読書日記>2002.03.20


[2002.03.22]
 
島田荘司『ハリウッド・サーティフィケイト』了。
 ここまでで時間切れ。SRベストに投票。

 MYSCONの案内メールが来ています。
 個別企画にある「乱歩邸ビデオ大鑑賞会」(大広間ではテレビ番組の企画で江戸川乱歩邸を訪れた宮澤氏秘蔵のビデオを解説付きにて拝見します)というのは、昨年3月27日に取材し(→こちら)、5月11日に放映されたBS-i<週刊マニアタック>#23「江戸川乱歩の残像」の番組本編(30分弱)とその未編集取材テープ(1時間)を上映します。6月10日にSRの例会の場を借りて上映会を開いたので既に見た方もおられます(→こちら)。そのときは私の表情など写さず手元の本を撮れ!という厳しいツッコミが飛んだりもしましたが。
 特に取材テープの方は世の中に出回っていない私の宝物です。乱歩の土蔵も立教大学に渡ることになって中の様子もかなり変わっているようです。 この機会に興味がある方はどうぞ。


[2002.03.23]更新
 <読書日記>2002.03.23


[2002.03.24]
 SRの例会。2001年のベストが集計される。差し障りがあるといけないので正式発表まで書かないが、国内ものは「このミス」「本格ミス」とは全く違う結果。だれもが認める傑作が出なかった不作感を体現したようなベストになった。

 二次会の居酒屋で本職の評論家の某氏と某氏相手にミステリーのブームは終わるのではないか、あるいは既に終わっているのではないかとの議論を吹っかける。 ジャンルとしての拡散と有力作家の不在による空洞化が進んでいるような。 <宝石>崩壊後に社会派・中間小説に取って替わられたように、<幻影城>崩壊後にノベルス・冒険小説に取って替わられたように、今有力なジャンルが勃興したら容易に終わるのではないか。取って替わられるものが出ないのなら今のままずるずると続いていくのか。
 ブームが終わって何か困るかというと当座は何も困らない。積ん読の退治だけで読むものは充分あるのだから。


[2002.03.25]
 
セイヤーズ&ユースタス『箱の中の書類』了。



[2002.03.26]
 
MYSCONも近いので、リンク集ミステリー関連ページを更新しました。巡回しているところを12個追加してあります。


[2002.03.26]更新
 <読書日記>2002.03.24〜25


[2002.03.29]
 
奥泉光『鳥類学者のファンタジア』了。


[2002.03.29]更新
 <読書日記>2002.03.29


[2002.03.30]
 
MYSCON行ってきました。

 会場はいつもの鳳明館森川別館。 大広間へ降りていくと続々と人が集まってきて、見知った人を見つけては挨拶。
 フクさんによる開会宣言の後にゲストの西澤保彦さんのインタビュー。インタビュアーは近田鳶迩さんでビールを飲みながら。誠実な受け答えが印象的。
 一旦休憩でコンビニに食料を買い出し。
 大広間に行くと古本オークションの出品物を貼ったところに人だかりがしている。小林文庫オーナーや黒猫荘住人の桐生未月さん、天野一さんと雑談。

 全体企画「MYSCON的裏窓」は、二人の男女の四コママンガ風やりとりに台詞をつけるというもの。演じるのは 蔓葉信博さんと七沢透子さん。 @激昂している男性、A激昂している女性、B男性が手に持った本で女性を殴る、C女性がナイフで男性の腹を刺す。 例題が「俺の絶版本に米粒つけたのお前か」「絶版本と私とどっちが大切なのよ」「それはもちろん絶版本だ」「お前も絶版じゃ」。
 ここでグループに分かれる。メンバーはスタッフのshakaさん、浅暮三文さん、天野護堂さん、嵐山薫さん、石井春生さん、冴西理央さん、百三さん、matsuoさん。初参加は嵐山さんのみで私は初対面だった。 石井女王さまがいるのでどうしても例題のような古本ネタにいきそうになるので敢えて路線修正。政治時事ネタにして「週刊新潮は明日発売です」で締める。
 発表時には我々も考えた通販ネタがあった。本を『オイディプス症候群』にしてそれでかばって「おなかを刺されても大丈夫」はお見事。

 続いて個別企画。乱歩邸取材のビデオを上映。喜国雅彦さんが的確な突込みを入れてくださった。


[2002.03.31]
 日付が回ってから古本オークション。一番欲しかったのは鮎川哲也編『紅鱒館の惨劇』だが、
ストラングル・成田さんと一騎討ちになり敗れる。結局一冊も落とせず。
 オークション終了は2時過ぎる。山風追悼企画に起こしてもらえるように頼んどいて暫し仮眠。

 山田風太郎追悼企画の担当は日下三蔵さんとストラングル・成田さん。まず、日下さんより前日の朝7時のNHKニュースで取り上げられたという新発見の話題。構想ノートとか題名の案とかがあり、あるいは入手困難作がそっくりノートに書いてあったりしたそうだ。正式な発表が楽しみ。続いて日下さんと成田さんが山風作品との出会いについて語る。
 ジャンル別の作品評価はまずミステリーから。日下さんによると作者本人によるミステリーの評価は信じがたいほど低かったそうだ。唯一高評価の『妖異金瓶梅』は時代小説の扱いで、自分は探偵作家として出発したけど向いてなかったと思っていたようだ。 日下さんが『太陽黒点』はいいと誉めたところ、自作を読み直してそんなに悪くないと言ったとか。 風太郎が自他ともに時代もの作家という認識のときに教養文庫の傑作選をまとめた中島河太郎の慧眼に敬服する。
 忍法帖、時代小説、明治ものといろいろ語っていったが、 寒いのと眠いのとでここでダウン。

 朝は辛かった。
 閉会宣言の後、散会。日下三蔵さん、彩古さん、石井女王さま、成田さん、風々子さん、素天堂さんとお茶。素天堂さんは小栗虫太郎の研究ページをつくられている方でいろいろなお話を聞けた。画像に関しての拘りが凄いので、『黒死館殺人事件』を読んでいなくても建築や美術に関心のある方はぜひ行ってみることをお勧めします。
 その他、話題は十蘭、久作、正史、村山槐多、乱歩原作映画、カミ、手塚治虫など。祭りの後の朝にふさわしい穏やかな時間の流れ。

 お相手していただいた方々、スタッフの皆さん、どうもありがとうございました。
 担当した企画と参加した企画が殆ど身内ばかりだったのと、体力が続かず寝てしまったのとで、新しい人とあまり話せなかったのは残念。

 *間違いがあったり何か思いついたりしたら書き直すこともあります。


[2002.04.01]更新
 <読書日記>2002.03.30〜31


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