読書日記  2002.06

読書日記  2002.06


[2002.06.01]
 世田谷文学館まで出かける。山田風太郎展に一度は行ったが(
→こちら)、会期中にもう一度行ってみたいと思ってもいたので。
 展示会場を見て回っているうちに、関連イベントの対談終了。札幌からいらした成田さん@密室系、及び石井春生女王さま、やよいさん、某氏@SRの会、よしだまさしさん@ガラクタ風雲と会う。講師の辻真先氏と新保博久氏の顔もちらりと見た。 辻氏のサインをもらおうとする女王さまに引っ張っていかれかけるが、断る。辻真先に対しては、良きにつけ悪しきにつけ思い入れが深すぎるので顔をあわせたくないものがあった(→こちら)。

 夕方のオフ会までにまだ時間があったので、石井女王さまの案内で成田さんとよしださんとともに高井戸の古本屋まで行く。収穫は『小説幻妖■壱 妖女コレクシオン』(幻想文学出版局:1986)が定価以下で。出た当時は収録作の香山滋が読みたくてたまらなかったのだが高くて断念。今は香山滋全集持っているからありがたみも薄れたが折角なので。新古書チェーン店でない古本屋へ行ったのは久しぶり。

 新宿に出てオフ会。一次会はNETミステリ系のかなり濃い面子。平均年齢がやたらに高い。末永さん@新青年研究会には初対面の人も多かったかも。二次会には月うさぎさん@月のうさぎも加わる。
 山風がらみの話題で、テレビアニメで必殺技の名前を叫ぶのは山風ファンの辻真先氏が導入したのではないかという話があった。 そういえばコント55号に忍者ギャグがあったが(黒忍者と赤忍者)、これも『忍法相伝73』を通じて山風に由来するのではないかと思ったのだがどうだろうか。山風関連の映画の話とはいえ、マイナー映画の話を某氏と対等に受け答えしている成田さんにびっくり。
 『醗酵人間』の栗田信の濃い話題が出ていたが全くついていけず。
 石井女王さまの行状はNET日記を通じて全世界に筒抜けだけど、ミステリ系NET日記書きには出くわしただけで日記のネタにできるありがたい存在だとか。
 その他、ここではちょっと書けない話も含めていろんな話題で盛り上がり、楽しいひとときでした。


[2002.06.03]更新
 <読書日記>2002.06.01


[2002.06.03]
 
川村湊『日本の異端文学』了。


[2002.06.04]更新
 <読書日記>2002.06.03


[2002.06.06]
 
北村薫編『謎のギャラリー 愛の部屋』了。



[2002.06.07]
 本日10万アクセスを達成いたしました。どうもありがとうございます。 それだけの方々にご訪問いただけたのは、私にとって大きな誇りです。
 記念の企画はどうしようかなと思っています。5万アクセスのときのようにやれることはオフ会くらいしかありませんが、月末に末永昭二さん推理作家協会賞該当作なし残念会が控えており、ここでかなりの人とお会いすることになると思います。
 一月ずらして来月末にすると、江戸川乱歩と山田風太郎の命日に近いので、また偲ぶ会と銘打ってやりましょうか。そんな名目をつけてもやはりただの飲み会になってしまうでしょうが。
 記念企画やオフ会について何かご意見のある方はメールでお知らせください。


[2002.06.07]更新
 
<読書日記>2002.06.06〜07


[2002.06.11]
 
P・アルテ『第四の扉』了。


[2002.06.12]更新
 <読書日記>2002.06.11
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[2002.06.13]
 ワールドカップ韓国チームのスケート抗議パフォーマンス事件で一言。
井沢元彦『恨(ハン)の法廷』を読めばこの国の国民の気質についてよくわかると思います。どこまで本当なのかまでは責任が持てませんが。

 本買う。
 日下三蔵編『怪奇探偵小説名作選5 橘外男集 逗子物語』(ちくま文庫)。竹本健治『ウロボロスの偽書』(上下)(講談社文庫)。 ボアゴベ『鉄仮面』(上下)(講談社文芸文庫)。


[2002.06.13]更新
 <読書日記>2002.06.13
 資料室橘外男他修正


[2002.06.20]
 
日下三蔵編『怪奇探偵小説名作選3 水谷準集 お・それ・みを』了。


[2002.06.21]更新
 <読書日記>2002.06.20


[2002.06.22]
 銀座の青木画廊の建石修志展を覗いてくる。
 
中井英夫の挿画でお馴染み、繊細な鉛筆画は幻想文学によく合う。今回の催しは<東京人>連載の久世光彦『帝都の唄』の挿画の展示と販売が目的らしかった。展示されている絵は全て近作で初めて見るものばかり。『帝都の唄』が北原白秋、萩原朔太郎佐藤春夫らの詩を題材にしてそれに小説を添えたものらしく、建石の挿画と競作の形になった連載らしい。絵は全部で二十数枚。会場は狭いけどじっくりと作品を見ることができて堪能した。
 私が行ったときは建石修志氏本人がいらしていて、お弟子さんらしい人と会話していたのが漏れ聞こえた。最後にご本人に、素晴らしい作品をありがとうございましたと伝えて画廊を後にした。
 建石修志展は6月29日まで(→青木画廊のサイト)。 建石修志公式サイトケルビムの五月商会もオープンしている。


[2002.06.24]更新
 <読書日記>2002.06.22


[2002.06.24]
 
都筑道夫『誘拐作戦』了。


[2002.06.25]更新
 <読書日記>2002.06.24


[2002.06.27]
 本買う。
 
北村薫『月の砂漠をさばさばと』(新潮文庫)、M・R・ラインハート『黄色の間』(ハヤカワ・ミステリ)。


[2002.06.29]
 末永昭二さんの『貸本小説』推理作家協会賞残念でした大宴会に参加。
 待ち合わせ場所に行くと、石井春生女王様が『貸本小説』の表紙の女性と同じ服を着ていらっしゃった。思わず小林文庫オーナー@
小林文庫が持ってらした表紙の絵とまじまじ見比べてしまった。石井さんご自身は「変装」「女装」と謙遜して言ってらしたが素敵でしたよ。
 会場は中さん@名張人外境が上京されるときにいつも根城にされる蔵之助。そこに四十名近い人数が集結し何とも盛況。
 もぐらもちさん@奈落の井戸のご尽力らしい『貸本小説』のカバーと著者近影をあしらったケーキはなかなかすごかった。周りはちゃんと帯で囲まれている完全版だし。あとで末永さんに入刀され、縁起物として皆に食された。
 中さんと評論家の高原英理さんの向かいに陣取る。中さんにご挨拶に来られる方々とお話ができた。
 須川さん岩堀さんは10月13日に名張で催されるふるさと発見五十周年の企画に関心があるよう。都合がつけられるなら私も行きたいな。
 森下さん@怪の会に初対面のご挨拶。あれだけ詳細なリスト類をつくられるパワーに感嘆しています。
 金光さんはお若い方で驚いた。 ダンセイニのことはわからないけど、自分の原点の一つが乱歩の「残虐への郷愁」だと語られたのが印象的。
 やはり初対面の小林宏至さん@神津恭介ファンクラブに例の<週刊マニアタック>のビデオ見ましたと言われてわあっと思ったりも。
 遅れて到着した本多正一さん@中井英夫助手と中さんがじっくり話したいということでの居残り組に加わる。オフレコだけど中井英夫出版情報が聞けて嬉しい。
 その他、話題は前日NETで駆け巡った社会思想社倒産のこと、ミステリーは二年前に終わったのではないかという話、京極夏彦の元ネタ探しなど。
 蔵之助を閉店で追い出され朝まで飲む方々と別れて帰宅。
 お相手してくださった方々、ありがとうございました。


[2002.07.01]更新
 <読書日記>2002.06.27〜29


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