読書日記  2002.11

読書日記  2002.11


[2002.11.01]
 
『別冊シャレード 天城一特集5』了。

 とある読者の方から私の知らないアンソロジーの情報を大量にいただき資料室に追記しました。どうもありがとうございました。


[2002.11.01]更新
 <読書日記>2002.10.17〜11.01
 資料室修正


[2002.11.02]
 「探偵講談、乱歩を読む。」東京公演に行ってまいりました。会場は満席。そこかしこに知った顔。でもミステリファンばかりでなく地元豊島区の方々も多いよう。まずは名張市長と豊島区長の挨拶が入ってそのあと本題。
 演目は三つ。「江戸川乱歩一代記」は池袋のうちに転居したばかりで執筆に悩む乱歩のもとを明智小五郎のモデルになった講談師神田伯龍が訪れるというもの。乱歩の業績を要領よくまとめた上で転機となった新作への絶妙のオマージュとなっている。
 「二銭銅貨」は暗号を講話で説明しようという試みがちょっと辛かった。だが、この作品にも「わはははは」というお馴染みの高笑いがあって、そういえば乱歩作品は初期の「二銭銅貨」「D坂の殺人事件」「心理試験」「屋根裏の散歩者」から通俗長編の『蜘蛛男』『魔術師』等を経て怪人二十面相を相手とする少年探偵団シリーズに至るまで、お互いに力を認めた好敵手同士の戦いというモチーフがあったということに改めて気づかせられた。
 「魔術師」は長編の冒頭部。まるで最初から講談のために書き下ろされたのではないかという名調子。死体発見の場の猫が怖かった。魔術師の娘文代の描写が謎めいていてよし。
 会場の外では名張市立図書館の『江戸川乱歩執筆年譜』の他、名張の酒「幻影城」や人形作家
石塚公昭氏のフォトカードの販売もあって雰囲気を盛り上げていた。

 記念大宴会は参加者七十名という本当に大宴会。人だらけで狭い会場内を何とか移動してお馴染みの人、ちょっと久々の人、長らくご無沙汰していた人など探し出して話をしてきたけれど、さすがに話ができなかった人の方が多い。
 この宴会を仕切られた小林文庫オーナーはさぞ大変だったことでしょう。楽しい時間がすごせたことを感謝いたします。


[2002.11.04]更新
 <読書日記>2002.11.02
 資料室修正


[2002.11.07]
 本買う。
 
山田風太郎『魔天忍法帖』(徳間文庫)。
 フォーサイス『マンハッタンの怪人』(角川文庫)。


[2002.11.09]
 弥生美術館の「
江戸川乱歩の少年探偵団展」行ってくる。タイトル通り少年ものに限った展示。戦前から現在流布しているものまで表紙絵・挿絵が展示され、ずっと変わらずに読み続けられていることに感銘。小林少年のイメージがあるという村山槐多の「二少年図」もあった。
 堀江あき子編『江戸川乱歩と少年探偵団』(河出書房新社)購入。


[2002.11.14]
 本買う。
 
東雅夫編『村山槐多耽美怪奇全集』(学研M文庫)。
 ミステリー文学資料館編『「黒猫」傑作選』(光文社文庫)。


[2002.11.17]
 
鮎川哲也編『殺人設計図』了。


[2002.11.18]更新
 <読書日記>2002.11.07〜17
 資料室仁科透渡辺剣次双葉十三郎藤雪夫追加、村山槐多他修正


[2002.11.26]
 
A・バークリー『レイトン・コートの謎』了。


[2002.11.26]更新
 <読書日記>2002.11.26


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